最近競争も一段落した感もあった個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の業界ですが松井証券に続いて東海東京証券の参入しました。
個人的な感想を先に言わさせてもらうとがんばってはいますが、もう少し頑張ってほしいな・・・ってところ。
東海東京証券が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に参入
今回はこの件を見ていきましょう。
東海東京証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)詳細
それでは東海東京証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてみていきましょう。
手数料
まずは手数料です。
運営管理手数料が248円なっています。
他に国民年金基金連合会が103円、信託銀行が64円かかりますので合計415円となります。
後述します5社が既に運営管理手数料を無条件無料にしているわけですし、後発なので並んでほしかったな・・・てところはあります。
ただし、2019年3月31日まではキャンペーンにより運営管理手数料がが0円となっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
ぜひこのキャンペーン恒久化してほしいところです。
取扱商品
取扱商品も16本とかなりシンプルですがマネックス証券 iDeCoや松井証券のiDeCoなど他社に対抗してきたなって感じが強く見えます。
そのため信託報酬も最安値水準を揃えています。
ただし、マネックス証券 iDeCoや松井証券のiDeCoで取扱のある他社に対抗して信託報酬を最安値をどんどん更新している「eMAXIS Slim シリーズ」の取扱がないのがちょっと残念なところがあります。
また、ちょっと新興国株の信託報酬が高めなのが気になるかな・・・
SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」で取扱のある業界一番人気のひふみ年金の取扱はポイントが高いでしょう。
商品数は少なめですがそれなりに揃えて来ている感はあります。
あと半年早ければかなりおすすめできたのですがね・・・
商品分類 | 投資信託名 | 運用会社 | 信託報酬 | |
---|---|---|---|---|
元本保証型以外の商品(投資信託) | 国内株式 | DCニッセイ日経225インデックスファンドA | ニッセイアセット マネジメント | 0.18252% (税抜0.169%) |
国内外株式 | ひふみ年金 | レオス・ キャピタルワークス | 0.8208% (税抜0.76%) | |
外国株式 | DCニッセイ外国株式インデックス | ニッセイアセット マネジメント | 0.20412% (税抜0.189%) | |
新興国株式 | DIAM新興国株式インデックスファンド<DC年金> | アセット マネジメントOne | 0.5886% (税抜0.545%) | |
国内債券 | 三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) | 三菱UFJ国際投信 | 0.1296% (税抜0.12%) | |
外国債券 | 三菱UFJ DC海外債券インデックスファンド | 三菱UFJ国際投信 | 0.2376% (税抜0.22%) | |
新興国株式 | DCダイワ新興国債券インデックスファンド | 大和証券 投資信託委託 | 0.5616% (税抜0.52%) | |
国内リート | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | ニッセイアセット マネジメント | 0.27% (税抜0.25%) | |
外国リート | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 三井住友アセット マネジメント | 0.3024% (税抜0.28%) | |
バランス | DCニッセイワールドセレクト(債券重視型) | ニッセイアセット マネジメント | 0.1944% (税抜0.18%) | |
DCニッセイワールドセレクト(標準型) | 0.216% (税抜0.20%) | |||
DCニッセイワールドセレクト(株式重視型) | 0.2376% (税抜0.22%) | |||
ターゲット イヤー | DCダイワ・ターゲットイヤー2030 | 大和証券 投資信託委託 | 0.3672% (税抜0.34%) | |
DCダイワ・ターゲットイヤー2040 | 0.3888% (税抜0.36%) | |||
DCダイワ・ターゲットイヤー2050 | 0.3888% (税抜0.36%) | |||
元本 保証型 の商品 | 預金 | あおぞらDC定期(1年) | あおぞら銀行 | なし |
まとめ
今回は東海東京証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)参入のニュースをご紹介しました。
最近は新たな競争もおきていませんが、今回の新規参入でまた他もがんばってくれるかもしれませんね。
東海東京証券は商品はかなり頑張っていますが、キャンペーンで当面無料とはいえ運営管理手数料が有料などがちょっと微妙かな・・・
東海東京証券でイデコを始める場合のおすすめ商品はこちらをご覧ください。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に東海東京証券が参入楽天証券が10万円以上の残高で手数料無料にすると発表すればみずほ銀行が月1万円以上拠出で無料にすると発表。それに対抗してSBI証券が無条件での手数料発表をすれば楽天証券[…]
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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