個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)はこのサイトでも何度も紹介している大変オトクな制度です。加入できる金融機関はたくさんありますが、現在選ぶのであれば下記の5つの金融機関から選ぶのが無難でしょう。
2017年から会社員の方にも開放されて一気に加入者が増えた個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)。それに伴い各社しのぎを削って競争してきました。そのため、だいぶおすすめの金融機関も商品も変わってきましたので2019年版と題[…]
今回は大和証券 iDeCoについて考えていきます。
大和証券が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に本気モードをだしてきた
大和証券が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に力を入れ始めています。詳しく見ていきましょう。
商品ラインナップ
まずは商品ラインナップからみてみましょう。特に新しく追加された商品が魅力的ですね()内は信託報酬率(年率、税込み)赤色の商品が新しく追加された商品です。特に新しく追加された商品に魅力的なのが多いですね。
インデックス型
まずは主力となるインデックス型です。注目はこの度新しく追加された信託報酬の安い「ダイワつみたてインデックス」シリーズでしょう。信託報酬最安値とまでは行きませんが、他にだいぶ追随できるラインナップになっています。
あとはSBI証券などで採用されている大和投信の「iFree」シリーズが入るとよいのですけどね・・・何故いらないのか不思議ではあります。。特にNYダウは人気ですし成績もよいですからね。
DCダイワ 日本債券インデックス(0.2700%)
DCダイワ 外国株式インデックス(0.2700%)
DCダイワ 外国債券インデックス(0.2700%)
DCダイワ J-REITオープン(0.5940%)
DCダイワ グローバルREITインデックスファンド(0.5724%)
ダイワつみたてインデックス日本株式(0.19440%)
ダイワつみたてインデックス日本債券(0.16200%)
ダイワつみたてインデックス外国株式(0.22140%)
ダイワつみたてインデックス外国債券(0.21060%)
アクティブ型
アクティブ型もおもしろいラインナップになっています。現在投資信託で一番人気の「ひふみ年金」がラインナップされているのは嬉しい方も多いでしょう。また、面白いのが信託報酬はちょっと高いですが「UBS中国株式ファンド」、「ダイワ・ロシア株ファンド」、「ダイワ・ブラジル株式ファンド」と中国株、ロシア株、ブラジル株といったいわゆるBRICSのファンドが入っていることでしょう。他の金融機関の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ラインナップでは見ないタイプの商品です。
また、こちらも信託報酬は高いですが「大和住銀DC外国株式ファンド」あたりは過去成績もよくモーニングスター社の評価で最上位となっている良ファンドです。
ひふみ年金(0.82080%)
大和住銀DC外国株式ファンド(1.9656%)
ダイワ米国厳選株ファンドーイーグルアイーBコース(為替ヘッジなし)(1.86840%)
UBS中国株式ファンド(1.80576%)
ブラックロック・インド株ファンド(1.9332%)
ダイワ・ロシア株ファンド(1.8144%)
ダイワ・ブラジル株式ファンド(1.8144%)
バランス型
バランス型はもう少し頑張って欲しい所・・・とくに信託報酬が高いかな・・・
DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽/6分散コース) (1.134%)
DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽/成長コース)(1.29600%)
元本保証型
大和証券のiDeCoの今後への期待
今回の新商品発表で第六の選択肢となり得る金融機関になった大和証券ですが、他の5社に対抗するにはもう少し商品ラインナップに魅力がほしいかな・・・って感じます。
特にグループ会社の大和証券投資信委託株式会社のiFreeシリーズをラインアップにぜひ入れていただきたいですね。
現在iFreeシリーズは下記の商品があります。
iFree TOPIXインデックス
iFree JPX日経400インデックス
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
iFree NYダウ・インデックス
iFree S&P500インデックス
iFree 新興国株式インデックス
iFree 日本債券インデックス
iFree 外国債券インデックス
iFree 新興国債券インデックス
iFree J-REITインデックス
iFree 外国REITインデックス
iFree 8資産バランス
iFree 年金バランス
特にSBI証券のセレクトプランでライナップされている「iFree NYダウ・インデックス」なんてかなり魅力的ですね。また、「iFree S&P500インデックス」「iFree 8資産バランス」、「iFree 年金バランス」あたりも魅力的な商品ですからぜひいれていただきたいところですね。iFree 年金バランスなんてGPIF(国民年金などを運用する機関)をベンチマークとしておりiDeCoにかなり向いている商品だと思いますしね。
まとめ
今回は「大和証券が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の商品を拡充。第6の選択肢となりえるのか?」と題して大和証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)についてみてきました。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
なお、大和証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は資料請求キャンペーンを行っています。
期間中にWEBサイトから「ダイワのiDeCo」の資料請求した方にアマゾンギフト券200円分プレゼント。さらにWキャンペーンとして抽選で50名様にアマゾンギフト券10,000円分プレゼント
期限は以下となっています。
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