ネット証券会社で続々始まっている100円投資信託の使い方を考えてみる

100円投資信託の使い方


SBI証券楽天証券松井証券岡三オンライン証券マネックス証券とネット証券会社がこぞってはじめている100円から1円単位で投資信託が買える制度。

少額から始められますのでなんかよさそうではありますが実際、どのような使い方があるのか考えてみたいと思います。

追記:加筆修正いたしました。

お釣りを投資する

まず、考えられるのがお釣りを投資するやり方です。

最近なにかと話題のWealth Naviマメタス – おつりで簡単投資(日本初のお釣り投資アプリ)やトラノコがすでにありますがそれと同様にお釣りを積み立てる感じです。

ただ難しいのが実際の現金を投資に回すためには一旦証券口座にいれなければなりません。

その都度お釣りを証券口座に入金するのは現実的な運用じゃないでしょう。

お釣りと同額を投資するといった感じになるのかな。

もうちょっとうまい運用がありそうですが少しアイデアが必要かもしれません。

お釣りを豚の貯金箱にいれるように簡単ではないですね。

思いついた投資法

お釣り投資で私が思いついたやり方を幾つか書いておきましょう。

(私はたぶんやらないですがw)

  • なにか買い物をした際にでたお釣りの金額と同額を毎回投資する。
  • お釣りの端数部分を投資する。
  • なにかの引き落とし金額の端数部分を投資する。
  • 給料の端数部分を投資する

お釣り投資法

思いつきで幾つかだしてみましたがこういった投資法は強制的にやることに意味があります。

どういうルールでもいいのでしっかり決めてその通り実践することが大事ですね。



毎日少量ずつ購入する

もう一つが毎日少量ずつの購入をする方法です。

究極のドルコスト平均法かもしれませんね。

ドルコスト平均法とは、値動きのある金融商品を購入する場合に、毎月(定期的に)一定の金額ずつ購入することにより、毎月(定期的に)一定の数量ずつ購入する場合よりも有利な取得価額に分散をすることができるという投資法です。

私もNISA口座はドルコスト平均法を意識して

複数の商品を日を分けて購入しています。

それをさらにすすめて毎日購入などにするってことです。

積立NISAが来年から始まりますがそれとも相性よさそうですね。

iDeCoも購入日分散できるようになるとよいのですが・・・

ちなみに私が使っているSBI証券は同一の投資信託は積立だと月に1回しか選択できません。(いまのところ)

松井証券なんかは毎日でも指定できるそうですので松井証券あたりだとそういう投資法が可能となるでしょう。

例えば

毎日100円ずつ10本の投資信託を購入する。

とします。

1投資信託につき月に営業日22日とすれば1投資信託2,200円分の投資できます。

1月の合計22,000円分(10投資信託)を投資することができます。

投資信託の種類も国内株式、海外株式、新興国株式、国内リート、海外リート、国内債権、海外債権、新興国債権などわけておけば投資先も分散できて

購入日も分散できますのでリスクを下げることができますね。

私の投資法については詳しくは下記の記事を御覧ください。

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何かの罰金的な意味で強制的に投資する

罰金制度のようなものを設けてそれに伴う金額を投資する方法も考えられます。

たとえばこんな感じです。

  • タバコやお菓子など辞めたいと思っているものを購入した金額分を投資する
  • 増えた体重✕◯円を投資する。

ダイエット投資法

お釣り投資法でも書きましたがルールはどんな感じでも良いと思います。

強制的に投資することに投資心理的な意味があるのです。

投資信託の種類を分散する

投資信託を分散することも考えられます。

たとえば10000円で1投資信託を買っていたのを100個の投資信託を100円ずつ買うといったやり方です。

ただ、これあまり意味は無いかもしれません。

たとえばインデックス投資信託を分散するにしても100種類もないと思います。

同じ指標をベンチマークにしている投資信託を分散してもほとんど意味はないですしね。

スマートベータ(新しい指標)をベンチマークにしている投資信託なんかを複数にわけてつかうにはいいかもしれませんが・・・

細かい分析のもとに購入する

アセットアロケーションを決めて購入する際に、厳密に効率的フロンティアを求めて(過去データなどを元に)それを元に投資をする方も多いと思います。

面倒ですので普通は国内株式5%とか丸めて投資すると思いますがそこを厳密に5.1%で・・・とか計算して投資をする場合には100円から1円単位ってのは有効ですね。ただ効率的フロンティアって将来のリターンやリスクがわかるならば有効ですがあくまで予想のリターンやリスクではそれなりにしかいみがありませんのでそこまでする必要もない気もします・・・。

几帳面な方にはこういうやり方もいいかもしれませんね。

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まとめ


今回は100円投資信託のうまい使い方を考えてみました。

現実的なのは買う日を分散するというやり方とお釣りの投資、罰金的な投資法でしょうね。

とくに買う日を分散するというのは投資心理的にも有効ですのでおすすめです。

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読んでいただきありがとうございました。

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