毎月発表されている個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の加入者数がでました。
個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の加入者は増えている
5月は第一号加入者(自営業)が3,173人の新規加入者で累計91,881人
第2号加入者(会社員など)25,320人の新規加入者で累計415,628人
うち共済組合員(公務員など)は6,732人の新規加入者で累計76,174人
第3号加入者(主婦)は1,111人の新規加入者で累計9,584人
トータルでは5月の新規加入者29,604人、累計517.093人となっています。
3月、4月と比べると加入者の伸びはだいぶ落ちていますがまだまだ増えそうな感じですね。
国民年金基金の加入者が27年度末で427,026人ですからすでに個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の方が多くなっています。
出所:国民年金基金WEBページより
個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の知名度はイマイチ
個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)はとてもお得な制度で一部の人以外には絶対オススメなのですが、
ちょっとわかりにくいこともあります。そのため個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の加入者はどちらかというと情報を自分から収集できるタイプの人が多くなっているようです。俗に言う情報強者。
今後、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を普及させていくためには情報強者以外の人にも知ってもらうひつようがあるでしょうね。VOYAGE GROUPの調査だと個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の認知度は16%だそうです。個人的には予想以上に高いとは思いましたが・・・その16%の人で実際中身まで知ってる人どれくらいいるのでしょうか?
ちなみにふるさと納税が77.1%あり、NISAも59.8%もありました。
ほんとかな・・・って個人的には思いますがおそらくアンケートの結果でしょうから名前は聞いたことあるってひともしってると選択してるのでしょうね。
知名度と内容の認知が個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)普及のための大きな課題でしょうね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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