つみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンワーストランキング。アクティブばかりランクイン【2019年3月まで】

つみたてNISAは枠が決まっていますから基本的に長期投資が基本となります。

実際、毎月トータル・リターンランキングを確認していますが、その時期によって調子の良い分野が違っているんですよね。

前回は半年、1年、3年間のトータル・リターンランキングを見てきました。今回はその逆。

ワーストリターンランキングを見ていきます。意外な商品がランクインしていますね。ほとんどアクティブ投資信託ですね・・・

それではつみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンワーストランキングを見ていきましょう。

そもそもつみたてNISAってなに?って方はこちらの記事から御覧ください。

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今さら聞けないつみたてNISAとは

6ヶ月トータル・リターンワーストランキングはアクテイブばかりがランクイン


まずは6ヶ月リターンのワースト見ていきましょう。

※つみたてNISA対象商品を一番多く扱うSBI証券のつみたてNISA取扱商品(150本)で3月までの6ヶ月トータル・リターンランキング(集計期間:2018/10/1~2019/3/31)での結果となります。

ワースト1位:コモンズ30ファンド

ワースト1位はかなり意外な商品となりました。「コモンズ30ファンド」です。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは-14.11%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品ではワースト1位となりました。1年トータル・リターンでも-9.08%とかなりの苦戦しています。

ちなみにコモンズ投信の渋澤健会長は次の一万円札に描かれる渋沢栄市氏の子孫だったりします。

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渋沢栄一1万円札

コモンズ30ファンドの概要

コモンズ30ファンドは世界の成長を取り込める30銘柄程度に集中投資をするファンドです。集中投資ですから当たれば大きいですが、その逆に行ってしまうこともあるのです・・・

運用方針は以下のとおりです。

当ファンドは世界の成長を取り込める30銘柄程度の企業に集中投資を行い、長期投資を目指します。このファンドの長期投資の目線は一世代を象徴する「30年」です。また、信託報酬の一部を社会貢献に活用します。

ただし、上記のとおり30年の目線で投資をしているファンドですからあまり短期でみても仕方ないのかもしれません。

逆に言えばその投資銘柄の株価が低迷している時期は仕込み時になりますしね。

信託報酬:1.0584%以内

信託報酬はアクティブファンドですから少し高めになっています。

人気は販売金額159位、販売件数44位、積立設定金額134位、NISA販売金額113位、銘柄注目度116位となっています。高い人気があるわけではありませんね。ただし、トータル・リターンランキング上位の投資信託よりは売れているのが面白いところです。

ワースト2位:三井住銀DC国内株式ファンド

ワースト2位は「三井住銀DC国内株式ファンド」です。こちらは国内株式対象のアクティブファンドですね。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは-13.45%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品ではワースト2位となりました。1年トータル・リターンでも-7.52%%と苦労していますね。

三井住銀DC国内株式ファンドの概要

三井住銀DC国内株式ファンドは国内の割安な株を買う投資信託でTOPIX(東証株価指数・配当込み)をベンチマークとし、ベンチマークを上回る投資成果を目指します。ただし、いまのところTOPIXに負けて閉まっています。

運用方針は以下のとおりです。

日本の株式に投資し、ファンダメンタル価値比割安性(バリュー)を重視し、収益性・成長性を勘案したアクティブ運用を行います。TOPIX(東証株価指数・配当込み)をベンチマークとし、ベンチマークを上回る投資成果を目指します。

アクティブ型の場合はどうしてもブレが大きいですね。時期によってはインデックスファンドよりも強いときはありますが・・・

信託報酬:1.026%以内

信託報酬はアクティブファンドですから少し高めになっています。

人気はそれほどありません。販売金額ランク外、販売件数350位、積立設定金額340位、NISA販売金額181位、銘柄注目度ランク外となっています。

ワースト3位:レオスーひふみプラス

3位は「レオスーひふみプラス」です。3カ年トータル・リターンランキングでは1位に輝いた商品ですがここ半年はかなり成績が悪かったことがわかります。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは-13.10%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品ではワースト3位となりました。1年トータル・リターンで-10.21%となっています。

レオスーひみふプラスの概要

ひふみプラスは人気のひふみ投信の直販意外の一般売りの商品になります。

運用方針は以下のとおりです。

ひふみ投信マザーファンドを通じて、国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資します。実質的に信託財産の総額の50%までを株式以外への資産で保有できる仕組みにすることで、株式の上昇が予測される局面では株式の組入比率を高め、一方で下落が予想される局面では株式を売却、組入比率を低めることにより、資産を守りながらふやす運用を行います。
こちらも市場価値が割安となっている株を買うバリュー投資となります。ワースト2位の三井住銀DC国内株式ファンドもバリュー投資でしたが、ここ半年はバリュー投資的にはあまりよい時期ではなかったのかもしれません。
信託報酬:500億円まで1.0584%,500億円を超える部分0.9504%,1000億円を超える部分0.8424%

ひふみプラスは人気は抜群です。販売金額3位、販売件数1位、NISA販売金額2位、銘柄注目度1位となっています。カンブリア宮殿に紹介されてからずっと人気を維持していますね。

ワースト4位:年金積立Jグロース

ワースト4位は日興の「年金積立Jグロース」です。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは-12.93%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品ではワースト4位となりました。1年トータル・リターンでも-8.38%となっています。

年金積立Jグロースの概要

年金積立Jグロースも国内株式を買うアクティブファンドです。

運用方針は以下のとおりです。

国内の株式を投資対象とし、成長性が高く株主への利益還元が期待できる企業に投資します。徹底したボトムアップ・リサーチで、勝ち組成長企業の選定を行います
こちらは成長企業を中心に買うグロース系ですね。この時期はそもそも国内株式が悪かったのもありますが、バリューもグロースも良くなったと言えます。
信託報酬:0.8856%以内

人気はぼちぼちです。販売金額319位、販売件数67位、積立設定金額ランク外、NISA販売金額447位、銘柄注目度200位となっています。

ワースト5位:ニッセイ日本株ファンド

ワースト5位は「ニッセイ日本株ファンドです。」です。こちらはTOPIXをベンチマークとしたアクティブファンドです。ワーストランキング上位5位まで国内株を中心としたアクティブ投資信託となりました。

ちなみにワースト6位はTOPIXのインデックスファンドですから日本株がかなり悪い時期であったこと。アクティブはTOPIXに勝てなかったことがわかりますね。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは-12.42%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品ではワースト5位となりました。1年トータル・リターンでも-7.49%となっています。

ニッセイ日本株ファンドの概要

ニッセイ日本株ファンドもTOPIXをベンチマークとした国内株のアクティブファンドです。

運用方針は以下のとおりです。

TOPIX(配当込み)をベンチマークとし、中長期的観点から これを上回ることを目標とした運用を行います。株式の銘柄選択および適切な組合せについては、ニッセイアセットマネジメントが独自に開発した運用モデルを活用します。

こちらもPER、PBR等に着目して株価の割高・割安を判断した投資とのことですからバリュー投資法ですね。

信託報酬:1.08%以内

こちらの人気はたかくありません。販売件数431位、積立設定金額462位にランクインしていますが、それ以外は圏外となっています。

6ヶ月トータルリターンワーストランキングまとめ

6ヶ月間のトータル・リターンワーストランキングは以下のとおりです。

すべて国内株を中心としたアクティブファンドです。それだけこの6ヶ月間は国内株の調子が悪かったと言えるでしょう。また、TOPIXよりもマイナス幅が大きいですから下げ相場ではアクティブファンドは厳しいの多いということもわかっていただけるでしょう。

面白いのがこの成績ですがひふみプラスの人気がかなり高いことです。

株や投資信託は人気がある商品を買ってもあまり意味がないってことがこの結果でもわかるかもしれません。

順位 ファンド名 6ヶ月リターン
1 コモンズ30ファンド -14.11%
2 三井住銀DC国内株式ファンド -13.45%
3 ひふみプラス -13.10%
4 年金積立Jグロース -12.93%
ニッセイ日本株ファンド -12.42%

1年トータル・リターンワーストランキング

3月までの1年リターン(集計期間:2018/4/1~2019/3/31)も合わせてみてみましょう。

1年リターンのワーストも順位こそ違えどメンツは全く同じとなっています。ここ1年で一番マイナス幅が大きいのが一番人気と言ってもよいひふみプラスであったことがなんとも皮肉です。

順位 ファンド名 1年リターン
ひふみプラス -10.21%
コモンズ30ファンド -9.08%
年金積立Jグロース -8.38%
三井住銀DC国内株式ファンド -7.52%
ニッセイ日本株ファンド -6.30%

参考:3カ年トータル・リターンワーストランキング

つみたてNISAのようなものは基本的に長期的に見る必要がありますので3カ年トータル・リターンランキングも合わせて見ておきましょう。(集計期間:2016/4/1~2019/3/31)

こちらはワースト5位でもプラス担っていますね。つみたてNISAのような長期的な投資はこちらの方が大事でしょう。

ワースト上位は債券の比率が大きいものばかりとなっています。ここ3年でみれば株等が良かったとも言えます。

順位 ファンド名 3年リターン(年率換算)
eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー) 1.78%
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) 2.91%
ダイワ・ライフ・バランス30 2.96%
三井住友・DC年金バランス30(債券重視型) 3.00%
eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー) 3.30%

まとめ

今回は「つみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキング。意外な商品が上位【2019年3月まで】」と題してSBI証券のつみたてNISA取扱商品のトータル・リターンワーストランキングをみて来ました。

同じ期間でみてもiDeCoとはまた違ったランキングとなっているのが面白いですね。

今回見たのは半年という短いスパンではありますが人気と実力は比例しないと言えるのかもしれません。

今後の超長期的な視点からみた相場予想はこちらをごらんください。

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期待リターン超長期予想

つみたてNISAに加入するならこのSBI証券が有力

つみたてNISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。

選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味するとSBI証券が有力となります。

SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう

SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。

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SBI証券
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SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れています。
なにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。利便性で考えるならSBI証券でしょう。

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