SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)でラインナップされているifreeシリーズがが大きく信託報酬をさげて来ました。
ifreeシリーズの信託報酬の値下げ
以下はプレスリリースの内容
当社は、昨年8⽉、「iFree」(アイフリー)を「投資、もっと⾃由に」をコンセプトに、投資者の皆さま (investors)が⾃由(Free)に選べるファンドシリーズ、購⼊・換⾦時の⼿数料が無料※(Free)でインター ネット (internet)でもご購⼊いただけるインデックスファンド・シリーズとして発表しました。おかげさまでご好評をい ただきまして誠にありがとうございます。 今回、iFree シリーズ14ファンドのうちの6ファンドの運⽤管理費⽤を引き下げる信託約款の変更を⾏う予定ですのでお知らせいたします
信託報酬の値下げ
iFreeシリーズは信託報酬の安さが売りですが他の投資信託も値下げで対抗してきてその魅力が薄れてきていた点もあります。
そこで対抗しての値下げです。
ちょうどたわらシリーズの値下げとほぼ同じタイミングでの発表ですね。
楽天証券やイオン銀行の個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)でラインナップされているたらわノーロードシリーズがが大きく信託報酬をさげて来ました。たわらノーロードシリーズの信託報酬の値下げ以下はプレスリリースの内容アセットマネジ[…]
全部で6カテゴリーの値下げ。
思いきりましたね〜
iFree日経225インデックス 0.19%(税抜)→0.17%(税抜)
iFreeTOPIXインデックス 0.19%(税抜)→0.17%(税抜)
iFreeJPX日経400インデックス 0.205%(税抜)→0.195%(税抜)
iFree外国株式インデックス 0.21%(税抜)→0.19%(税抜)
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.19%(税抜)→0.19%(税抜)
iFree8資産バランス 0.23%(税抜)→0.22%(税抜)
たわらシリーズとの比較
同時期に値下げを発表したたわらシリーズとの比較をしてみると
TOPIX、日経225が互角
外国株式インデックスと外国株式(為替ヘッジあり)が0.005%iFeeeの方が安くなっています。
かなり競っていますね。
0.005%の差だと実質コストで簡単に逆転されてしまいますのでそのあたりも確認したい所。
また、開始日はこちらのほうが2ヶ月近く早くなっていますね。
iFreeシリーズは先日も書いた新興国株式シリーズをなんとかしてほしいところです。
iFree新興国株式インデックスの実質コストが判明積立投資信託でここ数ヶ月くらい「iFree新興国株式インデックス」を積立していました。しかし、今回発表された運用報告書をみてびっくり・・・実質コストがかなり高かったのです・・・[…]
変更日
2017年10月2日
まとめ
今回はSBI証券で個人型確定拠出年金(iDeCO/イデコ)で取扱のあるiFreeシリーズの信託報酬引き下げの話でした。
つみたてNISAが10月から募集、2018年から開始ですのでそれも合わせての変更かもしれません。
まだまだいろいろと値下げ競争がでてきそうですね。
今後に期待したいところです。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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