NISAはデイトレードの制度だっけ??買付金額、出来高ランキングがやばい件。

最近はある程度落ち着いては来ましたが、新型コロナウィルスの影響もあり相場が上下に大きく動く日々がしばらく続いています。

それもあるのか、非課税投資枠のNISAの週間買付金額ランキング、週間出来高ランキングがかなり短期の売買に偏っているんですよ。

今回はSBI証券の2020/5/18 ~ 2020/5/22のNISAの週間買付金額ランキング、週間出来高ランキングに着目してみたいと思います。

結論から言えば短期売買というか、デイトレード向けのかなり短期思考な株が多く売買されているんですよ。

大前提:NISA、ジュニアNISAの仕組み

まずは今回の話をよく理解するためにNISAやジュニアNISAの仕組みを簡単にご説明しておきます。

NISAとは

NISAは簡単に言えば

年120万円まで株式や投資信託を5年間非課税で運用できる

制度です。

5年間非課税ですから中期的な投資を意識した仕組みではあるのです。

ちなみにNISAはすでに2024年からは新しい制度に移行することが決まっています。

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは簡単に言えば

未成年者(0~19歳)を対象とした年80万円まで株式や投資信託を5年間非課税で運用できる
制度です。
ほぼ仕組みは一緒ですが、未成年向けで基本的には資金は親や祖父母等が出して、運用は親権者(運用管理者)が子供や孫のために代理で行います。
子供や孫の将来に向けて親が積み立てる的なこちらも本来は中長期的な制度となります。
ちなみにジュニアNISAは廃止が決まっており、新規口座開設は2023年までとなります。
子供や孫のためという名目ですが、実際の投資先を見ているとNISA枠が増えたと同じような感じになってしまっている感じですね。

週間買付金額ランキング

SBI証券の2020/5/18 ~ 2020/5/22間のNISAでの買付金額ランキングは以下のとおりです。

多くの銘柄が短期思考なんですよね。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

順位コード銘柄名
19201
22038
38591
49434
54563
61699
72914
89202
91671
106178

出所:SBI証券「NISAランキング 2020/5/18 ~ 2020/5/22 より」

2位:NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN

注目は2位の「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN」です。ジュニアNISAの週間出来高ランキングでも3位にはいっています。

こちらは日経・東商取原油指数の日々のパフォーマンスを2倍した指数を対象とした商品です。

そもそも値動きの激しい原油の2倍ですからかなり値動きも激しくなっています。

ちなみに1月8日の時点では1,746円だったのが4月28日には134円と10分の1以下までおちます。

5月25日時点では242円とそこから倍近くに上げています。

かなり値動きの激しい短期銘柄と言えるでしょう。

6位の「NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信」、9位の「WTI原油価格連動型上場投信」も原油価格連動型ですね。

NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信は後述する出来高ランキングでNISA、ジュニアNISAとも1位にもなっています。

また、WTI原油価格連動型上場投信はジュニアNISAの週間買付金額ランキングでも7位に入賞しています。

4位:ソフトバンク

4位はソフトバンクです。ジュニアNISAの週間買付金額ランキングでも2位、出来高ランキングで10位となっていますね。

ソフトバンクは過去最大の赤字を計上して話題になっていました。

こちらも決算発表での値動きを狙ったデイトレ思考が強い取引が多かったのが予想されます。

ソフトバンクの決算について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

5位:アンジェス

5位のアンジェスもやばい値動きの商品です。

2月28日の時点では375円だった株価が5月8日には2,455円と2ヶ月ちょっとで6倍以上上げています。

5月25日時点では1,933円とそこから20%近く下げていますね。

これだけ値動きが大きいわけですからこちらもかなりの短期銘柄です。

日本航空、ANAホールディングス

1位の日本航空と8位のANAホールディングスも短期売買と言ってよいでしょう。

ちなみにジュニアNISAの週間買付金額ランキングでも日本航空が4位に入っています。

両社は新型コロナウィルスの影響をモロに受けた会社で株価もかなりの乱高下となっているんですよ。

例えば日本航空は1月10日の時点では3,487円あった株価が4月6日は1,656円と約半額まで落ち込んでいます。

そこからリバウンドして5月25日時点では2,064円となっています。


週間出来高ランキング

SBI証券の2020/5/18 ~ 2020/5/22間のNISAでの出来高ランキングは以下のとおりです。

こちらは出来高ですから単価の安い銘柄が上位に着やすいこともありより短期色が強くなってイロモノ銘柄がそろっていますね。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

順位コード銘柄名
11699
23606
32038
48411
59973
62370
76628
88918
98306
104712

出所:SBI証券「NISAランキング 2020/5/18 ~ 2020/5/22 より」

2位:レナウン

先日、民事再生の手続に入ったレナウンが2位に入っています。ジュニアNISAの週間出来高ランキングでも8位と人気ですね。

民事再生などが決まって上場廃止までの期間はかなり値動きが激しくなりますからそれを狙った方が多かったのでしょう。

これも完全にデイトレード銘柄ですよね。

レナウンの件について詳しくはこちらの記事を御覧ください。

5位:小僧寿し

5位の小僧寿しも注目です。

かなり業績が悪く株価も低迷していた会社ですが、昨今の新型コロナウィルスのステイホームが追い風となり黒字転換したことから大きく株価が動いた銘柄です。

3月13日の時点では16円だった株価が5月25日には47円まであがっています。

これも完全のデイトレ銘柄ですね・・・

7位:オンキョー

7位はオンキョーです。ジュニアNISAの週間出来高ランキングでも4位と人気の銘柄です。

オンキョーもかなり株価が乱高下しているんですよ。

1月9日には31円だった株価が4月6日は8円と3ヶ月近くで4分の1まで落ち込んでいます。

そこから反発し5月25日には15円と底値から倍近くまで上げています。

これもデイトレードの方以外は触りにくい銘柄だと思われます。

8位:ランド

8位はランドです。

こちらもオンキョーに似たような動きですね。

1月10日時点では13円だったものが3月13日には7円と半分近くまで落ち込んでいます。

そこから5月25日には9円となっています。

こちらも中長期ではなかなか手を出しにくい銘柄ですよね・・・


まとめ

今回は「NISAはデイトレードの制度だっけ??買付金額、出来高ランキングがやばい件。」と題してNISAやジュニアNISAの買付金額、出来高ランキングを見てきました。

現状のNISAやジュニアNISAは短期売買を思考する人に多く使われているのがランキングの結果からも出ていますね。

短期売買が悪いとは言いませんが、制度の趣旨的にはあまりうまく行かなかったといえるのかもしれません。

なお、つみたてNISAのランキングをみると多くは上位がほとんどインデックスファンドとなっており、長期投資思考が見えますのでこちらはうまくいっているといえるでしょう。

対極的と言えるかもしれません。

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参考:つみたらNISA月間買付件数ランキング

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出所:SBI証券「つみたてNISAランキング 2020/4/1 ~ 2020/4/30 より

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