投資信託などでは毎月分配金のでる商品などが大変人気となっています。
iDeCoでも分配金は受け取れるのか?
あまりよい商品ではないんですが(笑)
毎月分配金がダメな理由については下記をご覧ください。
先日もブログに書きましたが森信親金融庁長官が積立NISAの対象になれるような投資信託は本当に少ないと発言されています。そして名指しで指摘されたのが毎月分配型投資信託です。しかし、この毎月分配型投資信託大変人気もあり、お金の専[…]
だめな商品なんですが日本では大変人気なんです。
それはつまり、日本人には分配金が好きな人が多いってことです。
それでは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の口座では分配金が受け取れるのでしょうか?
今回はちょうど私が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で持っている商品が分配金を出しましたのでその件を見ていきます。
分配金とは・・・
そもそも分配金とはどういったものでしょうか?
分配金とは株式でいうと配当金みたいなものです。
ファンドが得た売却益や配当金などの利益を投資家に還元するために支払うのが「分配金」。
分配金を出す出さないは任意ですのでまったく出さないファンドもあれば、年に1回出す所、毎月出すところなど様々です。
基本的に前述のとおり分配金はあまり出さないほうが複利が働くから良いんですけどね。。。
ただし、日本では投資教育が足りていないのかどうしても分配金を出す投資信託の方が人気となる傾向があるため出しているところが多くなっています。
iDeCoの場合はどうなる?
それでは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合はこの分配金の扱いはどうなるのでしょう?
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)は原則的に60歳まで引き出すことはできませんよね。
実はこれ分配金にも適用されるのです。
つまり、分配金があったとしても現金でもらえません(笑)
しかし、同じ投資信託なのに個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のときだけもらえないというのも変ですよね。
こんな感じで処理されるのです。
分配金は投資元本と同様に投資されます。
つまり、分配金があった分だけ新しく買付けを行うのです。
例えば分配金が1口につき10円あったとします。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)で1口分持ってれば10円の分配金が個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)口座に入ります。
するとすぐさま10円分のその投資信託を購入するのです。
投資信託は1円から投資できますしね。
実はこれって結構メリットが大きいです。
再投資を行うことで分配金を出す最大の弱点となる複利の効果が発揮できるようになります。
また、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)内の分配金は税金がかかりません。
通常、分配金を貰えば20.315%の税金が差し引かれますが個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)内だと税金がとられません。
このあたりも大きなメリットですね。
分配金の再投資を確認するには
私が使っているSBI証券では取引履歴等→取引履歴をみれば確認できます。
他のところでも同じような感じで確認できると思います。
こんな感じの表記になっています。
まとめ
今回は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)内で分配金が発生した場合の話をみてきました。
分配金を出すファンドを買っても自動的に再投資してくれますので税金も掛かりませんし、複利も活きてきます。
このあたりも個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のメリットの1つかもしれませんね。
やっぱり個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)っていい制度だな・・・
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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