2018年に実施していた楽天プレミアムカード3年無料キャンペーン。
かなりお得なキャンペーンでしたので多くの方が申し込んでいると思います。
私も申し込んでメインクレジットカードの一つとして使っていました。
しかし、その3年の無料期間もあと数ヶ月。
私のようにメインのクレジットカードとして使っている方は切り替えもありますので、そろそろどうするのかを考えなければいけませんよね。
そこで今回は3年無料が終了する楽天プレミアムカードをどうするか問題を考えてみましょう。
楽天プレミアムカードの特典と会費を考えてみる
まずは無料でなくなった際の楽天プレミアムカードの特典と会費から継続すべきか否かを考えてみましょう。
楽天プレミアムカードの年会費は
楽天プレミアムカードは楽天カード4種類の中で上から2つ目の上位カードです。(楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天カード)
そのため、特典もかなり充実しているんですよ。
しかし、コロナ渦で使う機会がかなり限られてしまっているのが・・・・
プライオリティ・パス無料
楽天プレミアムカード最大のメリットはプライオリティ・パス無料であることでしょう。
プライオリティ・パスとは世界148カ国、600を超える都市にある1300カ所以上のラウンジを何度でもいつでも利用できるサービスです。
海外旅行によく行く人にとってはかなりメリットがあるサービスなんですよ。
楽天プレミアムカードに付帯するのはプレステージ会員相当ですから、別で加入すれば年会費429ドル掛かりますのでこれだけで元が取れてしまうという・・・
また、プライオリティ・パスのプレステージ会員相当が付いたクレジットカードは他にもありますが、楽天プレミアムカードは年会費が最安値なんですよ。
つまり、プライオリティ・パスを使う方なら楽天プレミアムカードには継続して加入し続けてもお得であると言えるでしょう。
もともとプライオリティ・パス目的で入っている方が多いサービスでもありましね。
しかし・・・・新型コロナが蔓延していることで海外旅行に行ける機会が激減。
プライオリティ・パスを使う機会もほとんどない方が多いと思われます。
私も新型コロナ前に計画していた海外旅行がキャンセルとなってしまいましたし、数回しか使う機会がなく3年無料が終わってしまいそうです。
国内空港ラウンジも無制限無料
また、国内主要空港にあるラウンジの利用回数も楽天プレミアムカードは無制限無料です。(楽天カードはなし、楽天ゴールドカードは年2回まで)
これも旅行する人にとっては魅力的かもしれません。
こちらの方は私も3年間で結構使っていましたね。
ただし、新型コロナが蔓延で飛行機での旅行や出張もかなり減っているためどこまで利用できるのか未知数・・・
トラベルデスク、旅行時の傷害保険
また、旅行時のトラベルに使える現地デスクがニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界38拠点にあり利用できたり、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付いているというのも魅力でした。
ただし、こちらも新型コロナの蔓延で旅行がなくなればほとんど意味がありません・・・
楽天スーパーポイントアップ(SPU)
新型コロナ関係なく意味のある特典が楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)かもしれません。
通常の楽天カードよりもポイントが貯まりやすいんですよ。
楽天ゴールドカードが4月に改悪されていますし、この点はまだ楽天プレミアムカードの価値としては残っていますね。
楽天プレミアムカードの損益分岐点は?
それでは楽天SPUのポイントアップ分だけを考えれば楽天プレミアムカードの損益分岐点は何処になるのでしょう?
ポイント還元の比較は以下のとおりです。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください
楽天カード | 楽天プレミアムカード | |
年会費(税込) | 無料 | 11,000円 |
楽天SPU | 3% | 5% |
誕生月 | – | +1% |
楽天市場コース(火、木) | – | +1% |
通常の楽天カードは楽天SPUで3%。
楽天プレミアムカードと通常の楽天カードでは平常時で2%のポイント差ですから
3年無料後の楽天プレミアムカードの継続の有無
今まで見てきたように楽天プレミアムカードにはかなり魅力的な特典があります。
その特典やポイントアップでのポイント差をどう考えるかで年会費3年無料が終了したあとの楽天プレミアムカードを継続するか辞めるかが決まってきますね。
- 楽天市場で損益分岐点(37万or55万)以上利用する・・・楽天プレミアムカードを継続したほうがお得
- 楽天市場で損益分岐点以上利用しない・・・プライオリティ・パス、国内ラウンジなどの特典を使うか否
こんな感じの選択となるでしょう。
私の場合は楽天市場で損益分岐点ほど利用するとは思えません。
また、現状の新型コロナ渦ではプライオリティ・パスや国内ラウンジを使う機会は殆どないため継続しない方がトクしそうな雰囲気ですね。
新型コロナがおさまって海外旅行ができる状態になればプライオリティ・パスだけでも元が取れるので加入し続けたいのですが・・・
楽天プレミアムカードから楽天カードへの切り替え
それでは楽天プレミアムカードから楽天カードへ切り替えるためにはどうすればよいのでしょう。
問い合わせて見ましたのでご紹介しましょう。
専用ダイヤルで切り替え手続き
楽天プレミアムカードから楽天カードへの切替はネットではできません。
楽天プレミアムカードの裏面にあるフリーダイヤルに電話しての手続きとなります。
楽天プレミアムカードの方専用ダイヤルですから待ち時間もほとんどなく利用が可能です。
ここからは楽天プレミアムカードから楽天カードへ変更する際の注意点を見ておきましょう。
即使用不可になる
電話で楽天プレミアムカードを止めて楽天カードにする場合に注意しなければならないことは電話してOKすると即利用ができなくなることです。
つまり、新しい楽天カードが発行されるまでの間は利用不可となるということ。
引き落とし予定がある方などはあらかじめ他のクレジットカードに変更しておくなど準備が必要かもしれません。
クレジットカード番号が変わる
もう一つ面倒でデメリットと言ってよい点は楽天から楽天への変更であってもクレジットカード番号が変わるということです。
そのためクレジットカード引き落としにしている契約があれば変更が必要となります。
自動で移行してくれるものもありますが、駄目なサービスが多いです。
これが地味に面倒なんですよね。
あらかじめ何がクレジットカードでの引き落としなどになっているのかを確認しておくと良いでしょう。
年1回とかの引き落としのものは見落としがちですからお忘れなく。
edy残高は引き継がれない
また、edyの残高は引き継がれませんのでご注意ください。
そのため新しいカードにするとリセットされてしまうのです。
使い切ってから乗り換えましょうね。
追記:ファミリーマートのファミペイを使えば「楽天カード内のEdy残高を新カードへ移行」ができます。
ですからファミペイを使えばこの点はあまり考えなくてもよいかもしれません。
ApplePayなども登録し直し
Apple PayやGoogle Payも自動登録はされません。
新しいカードで登録し直しをする必要があります。
楽天Payなどに紐づけている場合も基本は同じですね。
自動では切り替わらないですからカードの変更をしましょう。
ETCカードの年会費
これも盲点かもしれません。
楽天のETCカードは楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの利用者もしくはダイヤモンド会員、プラチナ会員が無料です。
それ以外の方は550円年会費が掛かります。
楽天プレミアムカードを辞める際にダイヤモンド会員、プラチナ会員になってない場合は料金の請求が来ると思いますのでお気をつけください。
私の場合はダイヤモンド会員ですから問題ありませんでした。
利用限度額も変わるかも
また、楽天プレミアムカードから楽天カードに変わると利用限度額が減額になる可能性もありますのでお気をつけください。
利用限度額は利用者により異なっていますが、楽天プレミアムカードは最大300万円。楽天カードは最大100万円ですから人によっては減らされる形となります。
普通の方は上限100万円で充分だとは思いますが・・・
まとめ
今回は「年会費3年無料が終了する楽天プレミアムカードを継続するか辞めるか問題を考える」と題して3年無料期間が終了を迎える楽天プレミアムカードについて見てきました。
新型コロナの影響で楽天プレミアムカードの価値まで大きく影響してしまっていますね。
私は今の時点では3年無料が終わるタイミングで楽天プレミアムカードはやめて楽天カードにすることが有力ですね、
ただし、新型コロナがおさまって海外旅行ができる状況になればプライオリティ・パス目当てで継続したいと思います。
そうなっているのを願っていますが・・・
※追記:結局楽天プレミアムカードの利用は辞めることにしました。
その理由はやるべきことについては下記記事を御覧ください。
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