auカブコム証券(元カブドットコム証券)で「投信お引越しキャンペーン」が始まりましたのでご紹介します。
投資信託を他社から移管することでキャンペーン対象となります。
少し前にはSBI証券も投信お引越しキャンペーンを実施していましたが、今後は投資信託の移管を巡って各社がしのぎを削りそうな予感があります。
今回はauカブコム証券の「投信お引越しキャンペーン」について見ていきます。
Pontaポイントもらえる!投信お引越しキャンペーンの概要
それではキャンペーン概要を見ていきましょう。
キャンペーン内容
キャンペーン内容は適用条件をすべて満たした方の中から抽選で30名に
キャンペーンの適用条件
キャンペーンの適用要件は以下の3つです。
すべて満たす必要があります。
・対象期間中にau ID登録
・対象期間中に100万円以上の投資信託の入庫(対象期間中に出庫した場合はその分の金額を控除する)
対象期間
本キャンペーンの対象期間は以下のとおり。
auカブコムでは投資信託保有でポイントがたまる
auカブコムでは投資信託を24,000円以上保有していると毎月ポイントが貰えます。
具体的には以下のポイントが貯まるんですよ。
Pontaポイント加算率(年率) | |||
月間保有金額 | 100万円未満 | 100万円以上~3,000万円未満 | 3,000万円以上 |
通常銘柄 | 0.05% | 0.12% | 0.24% |
指定銘柄 | 0.005% |
指定銘柄に信託報酬率の低いインデックスファンドが多く指定されていますので0.005%となる投資信託が多いです。
ただし、それでも改悪した楽天証券などより高い還元となるケースが多いですね。
ちなみに投資信託の保有で付与されるポイントは楽天証券:毎月残高10万円ごとに0〜10ポイント、SBI証券:月間平均保有額に対し年率0.022%〜0.2%、マネックス証券:月間平均保有額に対し年率0〜0.08%です。
auカブコムはクレカ積立はできませんが、投資信託を保有する場所としてはありな選択肢でしょう。
※投資信託によっては他の方が得のケースもありますので事前に確認してみてください。
auカブコムへの投資信託の引っ越し方法
なお、他社からauカブコムへの投資信託の引っ越し(移管)は以下の手順で行います。
書類の郵送でのやり取りがありますのでそれなりに時間がかかりそうです。
出典:auカブコム証券 Pontaポイントもらえる!投信お引越しキャンペーン より
また、相手先の証券会社や銀行に出庫手数料が取られるケースもありますのでご注意ください。
例えば楽天証券の場合以下の出庫手数料です。
投資信託移管を巡っての争い勃発か?
最近は投資信託を巡って様々な状況変化が起こっています。
まず投資ブームでとくにインデックス型の投資信託の人気が高まっています。
そこに楽天証券がクレジットカードで投資信託が買えてポイントが貯まるサービスを実施。すでに利用者が100万口座を突破しているんですよ。
それに対抗するするようにSBI証券でクレジットカードでの投資信託購入が6月から可能になりました。
さらにマネックス証券もクレカでの投資信託購入を今冬以降提供予定としています。(すでにクレカの発行は始まっています)
auカブコム証券としては楽天証券、SBI証券やマネックス証券のクレカ対応はかなりの驚異でしょうね・・・
一方で、楽天証券は投資信託保有でのポイントを改悪しています。
そこで今回の「投信お引越しキャンペーン」を実施することで改悪した楽天証券からお客さんを引っ張り込みたいという算段なのかもしれませんね。
携帯電話のMNPでのバラマキのようなことになるか?
このような移管を巡っての戦争は昔携帯電話でありましたね。
電話番号そのままで他社に移管できるMNP(ナンバーポータビリティ)が登場して政府が口を出すまで続きました。
最新のiPhone無料は当たり前、さらに2年位電話料さえ掛からないなんてことも普通にありましたし、数万円のキャッシュバックがあるなんてケースもありました。
私もその恩恵にかなり預かっていましたね。
投資信託は携帯電話ほど利益がでるものではないでしょうから、そこまでの各社の闘いになるのかはわかりませんが、キャンペーン合戦が実施される可能性はそれなりに高そうです。
まとめ
今回は「auカブコムで「投信お引越しキャンペーン」実施。50,000Pontaポイントプレゼント」と題してauカブコム証券のキャンペーンを見てきました。
今後、投資信託の移管を巡ってキャンペーン合戦になると面白いのですが・・・
本キャンペーンについて詳しくはauカブコム証券の公式サイトを御覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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