マイナンバーカードの電子証明書の期限が切れたので更新をしてみた。ポイント、注意点等を解説

マイナンバーカードの電子証明書の期限が切れたので更新をしてみました。

そろそろ電子証明書の有効期限を迎える方が増えて来ますので、これから更新される方のために備忘録としてポイント、注意点等を解説していきます。

マイナンバーカードの電子証明書は5年更新

まずは今回の話の大前提としてマイナンバーカードは定期的に更新が必要なことを知っておきましょう。

マイナンバーカードは10年更新。(20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期間については、容姿の変動が大きいことから、5年)

電子証明書(署名用電子証明書及び利用者証明書)は5年更新となっています。

なお、純粋な年数ではなくマイナンバーカードは発行の日から10回目の誕生日まで(20歳未満は5回目の誕生日まで)電子証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日となっています。

転居や氏名変更で電子証明は失効

また、有効期限を迎える前でも転居して住所が変更したり、結婚や離婚で氏名が変更すると電子証明書は失効します。

再度電子証明書が必要な場合は、転居先の市区町村の窓口で電子証明書の発行が必要となるのです。

この辺りも知っておきたいところ。

市役所の職員もこのあたりの認識ない方がいるんですよ。

私は住基カードの時代にはめられています。

確定申告を電子申告(e-TAX)で無事に行ったのですが、引っ越しで住所が変わっているので住基カードの電子証明書が無効になっている。

やり直しをしてと税務署から電話が入ります。

しかし、電話が入ったのが確定申告締め切り直前で、電子証明書を入れて有効になるまで時間が掛かるとのことで結局締め切りまで間に合いそうもなかったため電子申告を諦めて紙に印刷して申告をしたのです。

住所変更するときに電子申告の電子署名は大丈夫なのかちゃんと市役所の職員に確認してたんですけど騙されましたね(笑)



マイナンバーカードの電子証明書の更新方法

それではマイナンバーカードの電子証明書の更新方法を見ていきましょう。

有効期限通知書が届く

まず、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が近くなると「有効期限通知書」なる書類が届きます。

名前のとおり、もうすぐ有効期限が切れますよって案内ですね。

前述の転居や氏名変更の場合は届かないのでお気をつけください。

有効期限通知書とマイナンバーカードを持って市役所へ

手続きは市役所で行います。

必要書類は

・お届けした有効期限通知書
・マイナンバーカード(有効期限内であること)
となっています。
ただし、私のケースの場合は有効期限通知書を持っていきましたが、見もされませんでしたのでいらなかったですね笑
もしかしたら有効期限が切れてから市役所に行ったので必要ない書類だったのかもしれません。

市役所で簡単な手続き

あとは市役所側で簡単な手続きで更新をしてくれます。

こちらは下記で詳しく説明しますが、暗証番号(パスワード)を2回入力するくらいであとは市役所側の手続きです。

終わると「電子証明書の写し」がもらえます。

次回の有効期限などが書いてあります。

暗証番号(パスワード)を確認しておこう

マイナンバーカードの電子証明書の更新でひっかかるとすれば更新時に暗証番号パスワード)が必要なことでしょう。

必要な暗証番号(パスワード)は2つあります。

ちなみにマイナンバーカードに設定された暗証番号(パスワード)は署名用電子証明書、利用者証明用電子証明書、住民基本台帳事務用、券面事項入力補助用と全部で4つあり、そのうち今回の電子証明書の更新時に必要なのは署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2つです。

ちなみに署名用電子証明書の暗証番号(パスワード)は英数字6文字以上16文字以下(英字は大文字、英字と数字を組み合わせます)

使えるのは大文字の英数字と数字のみです。

アルファベットは大文字だけですからお気をつけください。

利用者証明用電子証明書は数字4文字です。

  • 署名用電子証明書の暗証番号:英数字6文字以上16文字以下
  • 利用者証明用電子証明書:数字4文字

あらかじめ暗証番号(パスワード)を確認して市役所にいくと話は早いです。

私の場合はマイナンバーカードの暗証番号(パスワード)はすべてアプリで管理をしており、スムーズに進みましたので手続きは5分くらいで終わりました。

もし暗証番号を忘れたりロックされたらこちらの記事を参考にしてください。

こちらも経験者として解説しております。

マイナンバーカードの更新

マイナンバーカード自体の更新も必要な方はマイナンバーカードを申請したときとほぼ同じ流れとなります。

有効期限通知書」が届いたらスマートフォンやパソコン、照明用写真機、郵送等で必要書類を提出すると1ヶ月くらいで「交付通知書」が届きます。

交付通知書を持って市役所で本人確認の後、受け取る形となります。

運転免許証のように手続きをするとその場でもらえるわけではありませんので時間に余裕を持って手続きをしておきましょう。

また、マイナンバーカードの更新時は写真も新たに取る必要がありますのでお気をつけください。

あとは電子証明書が必要な方は電子証明更新時と同じようにパスワード等の設定も必要となります。



まとめ

今回は「マイナンバーカードの電子証明書の期限が切れたので更新をしてみた。ポイント、注意点等を解説」と題してマイナンバーカードの電子証明書の更新についてみてきました。

それほど難しい話はありませんが、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書のパスワードはあらかじめ確認しておきましょう。

なお、マイナンバーカードの作成や健康保険証として使うための紐付け、銀行口座との紐付けについてはこちらで解説していますので合わせてご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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