ネット証券最大手のSBI証券がまた攻めたサービスを開始します。
「JALのマイル」を株式投資や投資信託保有で貯めたりできるようになるのです。
すでにSBI証券はTポイント、Ponta、dポイントで同様のサービスを実施していますが、それにJALポイントが加わり、お好みの共通ポイントを選択できるようになるんですね。
今回はSBI証券で「JALのマイル」が使えるようになる件を詳しく見ていきましょう。
SBI証券で「JALのマイル」導入の概要
それではSBI証券から発表された「JALのマイル」の概要を見ていきましょう。
基本的な仕組みはすでに実施されているSBI証券のTポイントやPonta、dポイントと同じですね。
選べるポイントが増えたということです。
JALのマイルとの連携の時期
JALのマイルとの連携は以下のスケジュールでスタートします。
JALのマイル積算の概要
JALのマイルは具体的に以下の条件で貯めることができます。
スマートフォン方はスクロールしてお読みください。
取引内容 | ポイント獲得条件 |
国内株式現物取引 (国内株式手数料マイレージ) | スタンダードプランおよび現物PTS取引の月間手数料の0.55%相当のマイル 例)月間の合計手数料が18,182円の場合:100マイルたまります。 |
投資信託取引 (投信マイレージ) | 通常銘柄:・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円未満:年率0.05%相当のマイル ・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円以上:年率0.1%相当のマイル ※一部のファンドは付与率が異なります。 例)対象投資信託の月間平均保有額が2,000万円の場合:1年間で20,000マイルたまります。SBIプレミアムチョイス銘柄:・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円未満:年率0.075%相当のマイル ・対象投資信託の月間平均保有額1,000万円以上:年率0.125%相当のマイル 例)対象投資信託の月間保有額が2,000万円の場合:1年間で25,000マイルたまります。 |
SBIラップ | SBIラップの平均運用資産が1,000万円未満:年率0.05%相当のマイル SBIラップの平均運用資産が1,000万円以上:年率0.1%相当のマイル 例)SBIラップの平均運用資産が2,000万円の場合:1年間で20,000マイルたまります。 |
金・プラチナ取引 (金・プラチナ・銀マイレージ) | スポット取引および積立買付の月間合計手数料の0.5%相当のマイル 例)月間の合計手数料が2,000円の場合:10マイルたまります |
新規口座開設 | 50マイル ※提携キャンペーン期間に口座開設すると最大400マイルたまります。 |
国内株式入庫 | 1回の移管入庫につき50マイル |
出典:SBI証券 「JALのマイル」積算開始のお知らせ より
株式投資での手数料及び投資信託の保有でポイントが貯まっていくという感じですね。
特に投資信託保有でポイントが貯まる投信マイレージはうれしい限り。
Tポイント、Ponta、dポイントとの比較
ちなみにTポイント、Ponta、dポイントと多少付与の条件が異なります。
例えば国内株式現物取引はTポイント、Ponta、dポイントだと月間手数料の1.1%相当のポイント付与となっています。
一方、JALのマイルは月間手数料の0.55%相当のマイルです。
新規口座開設もTポイント、Ponta、dポイントだと100ポイントですが、JALのマイルは50マイルです。
単純に数字だけみれば半分ですね。
これはマイルが他のポイントと少し性質が違うことによるものです。
マイルは「何に利用するか」によって、価値が大きく変わるんですよ。
例えば最もお得なのが飛行機(フライト利用)です。
この場合、日本円に換算すると1マイルは約4.4円の価値となります。
よく飛行機を利用する方は「JALのマイル」に変換したほうがお得になりますね。
ちなみにJALのマイルはdポイントやPonta、楽天ポイントなどにも交換できますが、交換レート的にお得度はありませんので、それをするつもりなら素直にはじめからTポイント、Ponta、dポイントで受け取った方が良いでしょう。
例えばPontaポイントなら10,000マイルで10,000Pontaです。
私は飛行機はほとんど乗らないのでそのままTポイントで利用するかな・・・
JALのマイルでの投資はまだ
JALのマイルでのポイント投資は今の段階では告知されていません。
今の所ポイントが貯まるだけですね。
ポイントあるからとムダに散財しちゃいがちです。
しかし、それを投資信託に回すと意外と貯まっていくんですよ。
ちなみに2021年末の時点の私のポイントで投資した金額は以下の記事でまとめてあります。合わせて御覧ください。
ちなみにSBI証券ではTポイントとPontaは以下の条件で投資に回すことが可能です。
スマートフォン方はスクロールしてお読みください。
概要 | 投資信託の買付代金にポイントが利用可能 (「全部利用する」と「一部利用する」より使用するポイント数を指定可能) |
対象サービス | 金額指定の買付 (積立買付、口数買付は対象外) |
ポイント利用単位 | 1ポイント1円相当 ・利用上限:なし ・利用下限:最低1ポイントから利用可能 |
対象銘柄 | SBI証券取扱の投資信託 |
対象ポイント |
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出典:SBI証券 SBI証券に選べるポイント投資 より
また、三井住友カードで貯まるVポイントも「SBI証券三井住友カード仲介口座」の方限定ですが、上記とほぼ同条件で投資に回すことができます。
一方、dポイント、東急カードで貯まるTOKYUポイントは今の時点では投資に利用はできません。
JALのマイルがどうなるかはわかりませんが期待したいところ。
貯めるポイントの選択方法
なお、PontaポイントとTポイント、dポイント、JALのマイルは選択制となります。
出典:SBI証券、SBI証券のポイントサービスより
上記のようにどれをメインポイントとするのかを選択する形となります。
これにJALのマイルが追加される形ですね。
変更はいつでも可能とのこと。
SBI証券×JAL 提携記念キャンペーン
なお、JALマイルとの連携開始を記念してキャンペーンも実施されます。
キャンペーン内容
具体的には以下のように手数料分のポイントが増量される形ですね。
キャンペーン期間
キャンペーン期間は以下のとおり。
キャンペーンの条件
キャンペーン対象者となるための条件は以下の通り。
・キャンペーン中にエントリーを行ったお客さま
・対象期間中に国内株式現物(買付)・米国株式・ETF(ADR含む)を買付いただいたお客さま
・マイル付与時点でJALアカウント連携を完了し、JALのマイルをメインポイントに設定しているお客さま<
つまり、エントリーして、JALのマイルをメインポイントにして国内株式現物(買付)・米国株式・ETF(ADR含む)を買付をするということが条件となります。
まとめ
今回は「最もお得??SBI証券でJALのマイルが貯まるように。キャンペーンも」と題してSBI証券でJALのマイルが貯まるようになったというお話をみてきました。
選択肢は増えることはありがたいことですね。
SBI証券の利便性がどんどん上がっていきますね。
他社はどう対抗してくるのか見ものです。
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。