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SBI証券のe-iDeCoが開始|「iDeCo 手続きが遅い」を解消?オンライン申請で住所・掛金変更まで完結

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SBI証券のe-iDeCoが開始|「iDeCo 手続きが遅い」を解消?オンライン申請で住所・掛金変更まで完結

2025年10月20日から、iDeCo(個人型確定拠出年金)の各種「変更手続き」をオンラインで完結できるe-iDeCoが始まります。

SBI証券はこの仕組みに対応し、「氏名・住所・掛金額・掛金引落機関・被保険者種別の変更」「加入者資格喪失」などが紙なしで申請可能に。

業界初対応と発表しています。

開始日・対象手続き等について確認していきましょう。

目次

e-iDeCo(iDeCoオンライン申請)とは?

e-iDeCoとは簡単に言えばiDeCoの各種手続きをオンラインでできる仕組みです。

従来はすべて書面が原則で、完了まで約2か月かかることもありました。

かなりアナログだったんですよ。

それがe-iDeCo導入で、この“心理的・時間的コスト”が大きく圧縮される見込みです。

国民年金基金連合会の公式「お知らせ」でも、10月20日から“e-iDeCo”に呼称変更し機能追加と告知されています。

あわせて控除証明書の電子交付時期も周知されています。

仕組み:なぜ“オンライン完結”できるの?

マイナンバーカードの公的個人認証を使い、本人確認と各種届出の電子提出を可能にする設計とのこと。

公式ドキュメントでは、マイナポータル/e-私書箱の活用フローが示されています(メール登録→URL→連携等)。

これにより、紙の記入・投函・返送待ちのボトルネックを回避できます。

何が“どれだけ”楽になる?—従来フローと比較

従来との違いを確認しておきましょう。

従来:申込書取り寄せ→記入→本人確認書類貼付→郵送→記載不備の差し戻し→事務処理待ち → 数週間〜約2か月

e-iDeCoオンライン申請公的個人認証で完了

郵送往復が消えるため、リードタイム短縮不備発見の早期化が期待できます。

最近は郵便の到達速度もかなり遅くなっていますし、かなりの差となりそう。

e-iDeCoでオンライン申請できる代表的な手続き

次にe-iDeCoでできる手続きについて確認しておきましょう。

  • 氏名変更
  • 住所変更
  • 掛金引落機関(金融機関)変更
  • 掛金額変更
  • 被保険者種別変更(第1号↔第2号↔第3号など)
  • 加入者資格喪失届(退職・60歳到達等に伴う資格喪失)

現在判明しているのは上記の手続き。

運営管理機関や提供タイミングにより、順次拡張される可能性があります。

私も住所変更と掛金変更をしたことがありますが、かなり面倒ですし、時間が掛かったんですよね・・・

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e-iDeCoの開始日・証明書スケジュール

次にスケジュールを見ておきましょう。

e-iDeCo開始:2025年10月20日(呼称変更・機能追加の公式告知)

今の時点ではSBI証券のみが発表されていますが、iDeCoの公式にこのような発表がありますので、他の追随する可能性が高そうです。

また小規模企業共済等掛金払込証明書についても以下のようなスケジュールが発表されています。
 ・電子データ:2025年10月20日から順次発行
 ・ハガキ:2025年10月23日から発送
 (10月中は一部共済加入者でマイナポータル申込不可の注意書きあり)

よくあるQ&A

それではみなさんが疑問に思う点についてまとめておきましょう。

SBI証券のe-iDeCoはいつから使える?

A:2025年10月20日から対応開始予定です(業界初対応)

今の時点ではSBI証券の発表のみとなっていますが、iDeCo公式でもうたわれていますので、他社も追随する可能性がありそうです。

全部の手続きがオンライン化される?

A:一部の変更手続きから段階的です。

必ず最新の対象一覧をSBI証券・国民年金基金連合会の案内で確認ください

マイナンバーカードが必要?

A:公的個人認証での本人確認が前提です。

マイナンバーカード・暗証番号(署名用など)を準備しましょう。

ちなみにマイナンバーカードの暗証番号は何度か間違えるとロックされます。

また、暗証番号は複数ありますので間違えないようにしましょう。

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紙よりどれくらい早い?

A:従来は完了まで約2か月かかるケースも。

オンライン化で往復郵送と差し戻しリスクが軽減され、大幅短縮が見込めまれると思われます。

具体的な短縮期間の発表は今の時点ではありません。

Q5:年末調整に使う控除証明書の扱いは?

A:電子データは10/20から順次発行、ハガキは10/23発送の予定(2025年スケジュール)。

まとめ

今回は「SBI証券のe-iDeCoが開始|「iDeCo 手続きが遅い」を解消?オンライン申請で住所・掛金変更まで完結」と題してe-iDeCoについてみてきました。

従来紙で約2か月の手続きが、オンライン×公的個人認証で短縮するのを期待したいところ。

かなり前から要望されていたことですが、ようやく実現した形です。

あとは楽天証券のようのラインナップを見直しが大変なので35本制限の撤廃等を期待したいところですが・・・

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個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの3社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券の3択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この3つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券 iDeCo

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

さらに2024年8月1日(木)より投資信託の保有でポイントが貯まるようになり、現在の条件なら本命といっても良いでしょう。

松井証券のiDeCo

総合して考えるとこの3つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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