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マネックス証券が楽天証券に対抗?オルカンが投信保有ポイントの対象に

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衝撃!SBI証券ではじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)など「はじめてのNISA」シリーズ取扱開始。

2024年から始まる新しいNISAに向けて証券会社間の争いが激しくなっています。

先日お伝えした楽天証券の投信残高ポイントプログラム復活に対抗したのか、マネックス証券も今まで投信保有ポイントの対象外だった全世界株式インデックスファンド(オルカン)を対象にすると発表しました。

私も新しいNISAは楽天証券からSBI証券への変更手続きを終えたところですが、マネックス証券からの脱出組も多かったのかもしれません。

また、先日、お伝えしたようにマネックス証券がNTTドコモが2024年1月4日の予定で資本業務提携することの影響もありそう

今回はこちらのニュースを見ていきましょう。

目次

全世界株式インデックスファンドが投信保有ポイントの対象に変更

それでは今回の変更内容を具体的に見ていきましょう。

対象投資信託と付与ポイント率

対象となる投資信託と付与ポイント率は以下のとおり。

銘柄名 ポイント付与
(年率)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.0175%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.0175%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 0.0175%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.0220%
はじめてのNISA・全世界株式インデックス 0.0175%
Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.0175%

すべて全世界株式インデックスファンド(オルカン)で低信託報酬率の商品ばかりです。

マネックス証券は投信残高ポイントの付与率を次の3段階に分けています。

信託報酬率の低い低コストファンドは付与がなしだったので上記の商品は付与がなかったんですよ。

それが今回一部商品限定ながらポイントを復活された楽天証券、オルカンなどの利益はほぼ全部還元しているSBI証券、松井証券に対抗した形です。

各社とも新しいNISAではオルカンに投資をする人が多いことを見越しているのかもしれませんね。

ちなみにもう一つ新しいNISAで人気となりそうな米国株を対象とした投資信託については、今回の付与率アップの対象にはなっていません。

下記のマネックス証券のみが扱う商品がでますので、それで差別化を図るようです。

スケジュール

変更スケジュールは以下の通り。

2023年11月の保有実績より

発表してすぐ実施というのは嬉しいところですね。

ライバル社の投信保有ポイントとの比較

参考までににライバルとなりそうな証券会社の全世界株式インデックスファンド(オルカン)の投信保有ポイントと比較してみましょう。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

マネックス証券 SBI証券 楽天証券 松井証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.0175% 0.0175% 0% 0.0175%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.0175% 0.0175% 0% 0.0175%
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 0.0175% 0.0175% 0% 0.0175%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.0220% 0.0220% 0% 0.0220%
はじめてのNISA・全世界株式インデックス 0.0175% 0.0175% 0% 0.0175%
Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.0175% 0.0175% 0% 0.0175%
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 取扱なし 取扱なし 0.0175% 取扱なし

マネックス証券はSBI証券と松井証券に並んだ形ですね。

楽天証券は自社のグループ会社の楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドを優遇する形となりそうです。

全世界株式インデックスファンド(オルカン)に投資をするということを考えるとほぼ4社の条件が横並びとなったといってもよいでしょう。

ただし、クレジットカードで積立をすることを考えればSBI証券、マネックス証券、楽天証券が有利ですね。(松井証券はクレカ積立がない)

参考:マネックスポイントのその他使い道

ちなみにマネックスポイントの使い道は意外と多いです。

投資関連
  • 株式手数料充当ポイント
  • 暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、リップル)
  • 投資信託の買付
提携サービス
  • dポイント
  • Amazonギフト券
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • nanacoポイント
  • WAONポイント
  • ANAマイル
  • JALマイル
寄付
  • 日本赤十字社
  • 日本赤十字社(ウクライナ人道危機救援金)
  • READYFOR(災害支援プログラム)
書籍・グッズ
  • 書籍(松本、広木、岡元、吉田、福島、他)
  • ブル・ベアぬいぐるみ

個人的に資本業務提携後はマネックスポイントはやめてdカード、d払い、d ポイント経済圏に移行すると予想しています。

実はマネックスカードを発行するアプラスの親会社の新生銀行がSBIグループの傘下にはいったことで、マネックスカードがかなり微妙な立場になっているんですよ。-




まとめ

今回は「マネックス証券がSBI証券、楽天証券に対抗?オルカンが投信保有ポイントの対象に」と題してマネックス証券がオルカンが投信保有ポイントの対象にした件についてみてきました。

今回の発表で、新しいNISAで全世界株式インデックスファンド(オルカン)に投資をする方の悩みは増えたかもしれません。

4社ともオルカンでの儲けはほぼ吐き出す形となります。

さらにクレカ積立の還元を考えるとマイナスかもしれません。

今後どこまでこの投信保有ポイントを続けられるかのチキンレースとなりそうな予感・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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