新しいNISAが始まる来年に向けて各社が囲い込みなのか続々と新しい投資信託を発表しています。
しかも信託報酬率の最安値を更新するような商品がいろいろ出てきてくれているんですよ。
今度はS&P500を対象とするファンドとしては信託報酬率が最安値となる「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」が登場します。
今回は「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」について見ていきましょう。
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドの概要
それではつみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドについて詳しく見ていきましょう。
なお、ソースはEDINETによります。
ファンドの名称 | つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド[愛称:つみたてS&P500] |
運用会社 | ブラックロック・ジャパン |
ベンチマーク | S&P500 |
設定日 | 2023年11月17日 |
本投資信託はアメリカを代表する指標であるS&P500がベンチマークとなっています。
言わずと知れたアメリカを代表とする株式指標ですね。
なお、 2023 年中は一般 NISA およびつみたて NISA どちらでもお取引可能となる予定とのこと。
ですから2024年からの新しいNISAのつみたて投資枠、成長投資枠の両方で対象となりそうです。
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンの手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンの信託報酬率は
純資産総額 | 実質的な信託報酬 (ETF経費率含む) |
5,000億円以下の部分 | 0.09072% |
5,000億円超1兆円以下の部分 | 0.09006% |
1兆円超の部分 | 0.08940% |
購入時手数料
ありません
信託財産留保額
信託財産留保額は
取り扱い金融機関はマネックス証券限定
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドの取り扱い金融機関はEDNETの提出時点では下記です。
マネックス証券のみが大体的に宣伝していますし、マネックス証券のみで取扱うブラックロック・ジャパンの新ファンドと紹介していますので、どうやらマネックス証券の新しいNISAの目玉として利用するような感じですね。
ライバルとなる米国株対象の投資信託との比較
主なライバルとなる投資信託と比較してみましょう。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください
ファンド名 | 信託報酬率(年率、税込) | ベンチマーク |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド | 0.05775% | ソラクティブGBS米国500指数連動 |
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.0586% (2026年5月7日まで) | S&P500 |
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 | 0.0806% | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.09072% (2026年5月8日以降) | S&P500 |
PayPay投信 米国株式インデックス | 0.0915% | Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数 |
eMAXIS Slim 全米株式 | 0.09372% | MSCI USA インベスタブル・マーケット指数(配当込み) |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.09372% | S&P500 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | S&P500 |
たわらノーロードS&P500 | 0.09372% | S&P500 |
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500) | 0.09372% | S&P500 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938%程度 | S&P500 |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.0938%程度 | S&P500 |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 0.0938%程度 | CRSP US トータル・マーケット・インデックス |
この記事を書いている時点では米国株を対象としたファンドでは、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンドの信託報酬率が最も低くなっています。
ただし、こちらの投資信託はあまりメジャーではない「ソラクティブGBS米国500指数」がベンチマークとしているので評価が分かれるところです。
S&P500を対象とした投資信託では今回発表された「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」が最も信託報酬が低くなりますね。
eMAXIS Slim などライバルがどう対抗してくるのか注目です。
まとめ
今回は「つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド[愛称:つみたてS&P500] 登場」と題して新たなファンドの情報を見てきました。
新しいNISAに向けてどんどん魅力的なファンドが登場してきており嬉しいところですね。
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