2019年10月に消費税が増税されることに合わせてハガキや切手などの郵便料金も価格が改定されることになりました。
今回はこの切手、ハガキ等の値上げについて、疑問がでてくるいつから上がるのか、いくら上がるのか、余った切手の使いみちはどうすればよいかなどをまとめてみたいと思います。
※加筆修正を加えました。
切手、ハガキ等の郵便料金値上げの概要
まずは郵便料金値上げの概要から見ていきましょう。
なお、この値上げについては正式に決まるのは夏頃に総務省が省令を改正してからとなります。
実は郵便料金て総務省令で定められているんですよ。
※7月8日正式に発表されました。
切手、はがきの値上げ額
値上がりする切手、はがき等の郵便料金の値上げ情報をまとめると以下のとおりとなります。
手紙(50グラムまでの定形郵便物):92円→94円(2円値上げ)
郵便書簡:62円→63円(1円値上げ)
はがき:62円→63円(1円値上げ)
往復はがき:124円→126年(2円値上げ)
レターパックライト 360円→370円(10円値上げ)
レターパックプラス 510円→520円(10円値上げ)
値上げ額はだいたい、消費税が増税される2%近くになりますね。
なお、年賀はがきも同様ですね。
また定形外郵便物は上がるもの、上がらないものがあります。
100グラムまで :140円→140円(変わらず)
150グラムまで :205円→210円(5円値上げ)
250グラムまで :250円→250円(変わらず)
500グラムまで :380円→390円(10円値上げ)
1キロまで :570円→580円(10円値上げ)
100グラムまで :220円→220円(変わらず)
150グラムまで :290円→300円(10円値上げ)
250グラムまで :340円→350円(10円値上げ)
500グラムまで :500円→510円(10円値上げ)
1キロまで :700円→710円(10円値上げ)
2キロまで :1020円→1040円(20円値上げ)
4キロまで :1330→1350円(20円値上げ)
Mr.Childrenの曲で自分の出したラブレターが62円の値打ちしかないの?って歌詞がありましたが、そのころは手紙が62円で出せたようですから切手の値段が大きく上がっているのがわかりますね。
切手、はがき等の郵便料金過去の値上げ遍歴
過去には2014年4月に消費税が5%から8%にあがったときにも切手は80円から82円へ、はがきは50円から52円にあがりました。
また、2017年6月には人件費の高騰もありはがきが52円から62円になりましたね。(年賀はがきは2018年までは52円)
切手、はがきの値上げはいつから?
それでは切手、ハガキの値上げはいつからなのでしょうか?
これは消費税が増税されるのに合わせて実施されます。つまり、
からの値上げとなります。
消費税があがるのと同時ですね。
ちなみに今でもそうですが、切手・ハガキはクレジットカード等のキャッシュレス決済できないケースがほとんどです。
ですから政府が行うキャッシュレス決済での5%還元も対象外となります。
切手・はがき等の新料金の適用はいつから?:ポスト投函分
ちょっとややこしいのが新料金適用のルールです。
今回の値上げについてはまだ総務省令が発せられておらず正式決定のものではありませんから細かいルールは発表はされていません。しかし、おそらく前回と同様と思われますので前回のルールを元に解説しておきましょう。
前回は2017年6月1日から値上げとなりました。
原則として新料金適用は2017年6月1日午前0時。今回にあてはめれば2019年10月1日午前0時となります。しかし、切手やはがきなどはポスト投函です。何時に投函されたかんてわかりませんよね。そこで以下のようなルールがとられておりました。
2017年6月1日の最初の収集時刻(1便)までは旧料金適用。今回もおそらく同様となるでしょう。
つまり、2019年10月1日の第2便からは新料金が適用されるってことになります。始めの収集時刻はポストによって異なりますので確認しておきたいところでしょうね。
どこまで厳密に適用するのかはわかりませんが、押さえておきたいことでしょう。
切手・はがき等の新料金の適用はいつから?:郵便局の窓口分
それでは郵便局の窓口で送った場合はどうなるのでしょうか?
これは原則どうりの適用となります、前回の場合には2017年5月31日営業終了までは旧料金、2017年6月1日の営業から新料金での受付となります。
今回にあてはめれば2019年9月30日の営業終了時間までは旧料金
2019年10月1日の営業開始時間から新料金となります。
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