今までSBI証券、楽天証券、イオン銀行、みずほ銀行と手数料戦争が繰り広げられてきました。
そんななか元々管理手数料が個人別管理資産50万円以上の場合は無料、それ以外の場合は月額270円と安いことで評判のよかったスルガ銀行が口座管理手数料を10月2日から値上げに踏み切ると発表しました、
今後は値下げ競争で無条件無料があたりまえになってくるのかと思っていましたがちょっと意外ですね。
手数料が安い元祖スルガ銀行
おそらく手数料の安さで口座を増やしていただろうスルガ銀行ですが
SBI証券、楽天証券、イオン銀行と無条件で口座管理手数料を無料とする発表があったことで対抗することをやめたのでしょう。
手数料値上げの内容
従来どうりいけるパターン
すでに当社個人型プランの加入者・運用指図者になっているお客さま
2017年9月29日(金)以前に受付が完了したお客さま
については従来どうりの管理手数料が個人別管理資産50万円以上の場合は無料、それ以外の場合は月額270円
値上げとなるパターン
2017年10月2日(月)受付日分から適用
- 受付日は、完備された書類がスルガ銀行に到着した日になります。
(ご提出いただいた書類に不備があり、返却させていただいたときは、
完備された書類がスルガ銀行に改めて到着した日が受付日になります。) - 資料のご請求日とは異なります。
つまり、10月2日以降に手続きが開始した日から値上げとなります。(SBI証券も書類が到着した日が受付日でしたがタイムラグが少しありました)
改定後の手数料
加入者 運営管理手数料:月額270円(年額3240円)
運営指図者 運営管理手数料:月額270円(年額3240円)
年金受給者 運営管理手数料:月額270円(年額3240円)
となります。つまり、個人別管理資産50万円以上の場合は無料という無料化条件がなくなったってことですね。
まとめ
スルガ銀行の今回の値上げ発表はちょっと意外でしたが
手数料戦争はもう行きつくところまできてしまったので今後はサービス合戦となるのかな・・・
使う側からすれば安いほうが良いです。
また、某大手証券会社みたいに高くてもサービスが最低のところもありますので値段が高ければサービス良いというわけでもありません。
それならば手数料と信託報酬、運用商品で決めてしまうのが正解かもしれませんね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。
大和証券
大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。
他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。
また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。
運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。
楽天証券
楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。
この2つのファンドは人気ですね。
楽天証券は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド、楽天・S&P500インデックス・ファンド、楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドといった楽天ブランドの人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。今後は楽天SPUの対象になったりしたらかなり面白い存在ですね。
総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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