つみたてNISAで「中国」に投資をしたい

つみたてNISAで「中国株」に投資をしたい場合どうしたらよいか?

先日、中国株の記事を書いたところ、読者様からご質問をいただきましたのでこの場を借りてお答えしたいとおもいます。

質問を要約すると以下のとおりです。

中国株につみたてNISAで投資をするにはどうしたらよいでしょうか?

今回はこの質問を元につみたてNISAで中国株に投資ができる方法をみていきます。

中国株についてはこちらの記事も合わせて御覧ください。

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つみたてNISAには「中国株のみ」を買う投資信託はない

まず、大前提から見ていきましょう。

つみたてNISAは金融庁が選別した投資信託を年間40万円まで最大20年間非課税で運用できる制度です。

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つみたてNISAまとめ

大きなポイントは買える商品は初心者が安心して購入できるように地雷と呼ばれるような商品は除外し金融庁が選別した投資信託に限定されているということです。

2019年9月12日時点でインデックス型投資信託144本、アクティブ型投資信託18本、ETF3本とかなり限定された商品のみが購入できるようになっています。

実はその中に中国株のみをターゲットとした投資信託はありません。

つまり、中国株のみを買いたい方にはつみたてNISAは向いていないんですよ。

ちなみにTOPIXや日経平均株価などのように日本の株に連動したり、S&P500などアメリカの株に連動するという商品はいくつか存在しています。

しかし、あるのは両国だけで他の国もそれだけというのはないんですよ。

中国以外でもヨーロッパ各国や「インド」、「ロシア」なんかは人気がありますが取り扱いはありません。

「中国株も」買うタイプはいくつか存在

中国株だけに連動するような商品はラインナップされていませんが、中国株も一部含まれている商品はそれなりにラインナップされています。

代表的なのが新興国株を買う投資信託です。

中国は世界2位のGDPを誇っている国ですが投資信託などの区分上では新興国に該当するんですよ。

MSCI Emerging Markets Indexをベンチマークとした投資信託

例えばつみたてNISAの新興国株の投資信託として一番人気が高い「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」では2019年3月現在では下記の通り投資先のうち33%が中国となっています。

つまり、この投資信託を買えばそのうち33%分は中国株を買っていることとほぼ同じことになるってことですね。eMAXIS Slim 新興国株式インデックスアセットアロケーション

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスアセットアロケーション

出典:三菱UFJ国債投信「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」交付目論見書2019年7月より

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとした投資信託なら基本的にほぼ同じ比率ですね。

つみたてNISA対象のMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとした商品は2019年9月12日時点で10本あります。

代表的なのは下記です。(信託報酬率はすべて税込み)

○eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 信託報酬率0.20412%
○<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド 信託報酬率0.20412%
○i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)信託報酬率0.3564%
○たわらノーロード新興国株式 信託報酬率0.3672%

FTSE Emerging Indexをベンチマークとした投資信託

他にも中国に投資ができる投資信託はラインナップされています。

FTSE Emerging Indexをベンチマークとした投資信託です。

つみたてNISAでは一本だけ「SBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(新興国株式))」ラインナップされています。

こちらは2019年8月末現在では下記の通り投資先のうち29.7%が中国となっています。

時期が多少ずれていますので一概には比較できませんがこちらのほうが少し中国比率が少なくなっていますね。

逆に台湾、インド、ブラジルの比率が高くなっていますね。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドアセットアロケーション
SBI・新興国株式インデックス・ファンドアセットアロケーション

出典:SBIアセットマネジメント「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」月報より

ちなみにFTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース)は前述のMSCIエマージング・マーケット・インデックスとの大きな違いは韓国を含んでいないことです。

韓国を投資先から外したいならFTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース)の投資信託が選択肢になってきますね。

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韓国を投資先から除外

なお、FTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとした商品はつみたてNISAでは以下の1本だけとなります。

○SBI・新興国株式インデックス・ファンド 信託報酬率0.1948%程度

FTSE RAFI Emerging Indexをベンチマークとした投資信託

新興国株に投資する投資信託はつみたてNISAにもう一種類あります。

FTSE RAFI Emerging Indexをベンチマークとした投資信託です。

こちらはスマートベータ方式というちょっと特殊はベンチマークで「流動性基準、時価総額基準、浮動株基準を満たした新興国の上場株式の中から、4つのファンダメンタル指標(株主資本、キャッシュフロー、売上、配当)により構成銘柄の選出と組入比率が決定されます。

少しだけアクティブ要素が入った感じのものですね。

つみたてNISAでは一つだけ「iFree 新興国株式インデックス」ラインナップされています。

2019年8月末現在での中国株比率は32.2%です。

韓国は含まれておらず、他と比較してブラジルの比率やロシアの比率が高くなっていますね。

iFree 新興国株式インデックスアセットアロケーション
iFree 新興国株式インデックスアセットアロケーション

出典:大和証券投資信託委託「iFree 新興国株式インデックス」月報より

なお、FTSE RAFI エマージング インデックス(円換算)をベンチマークとした商品はつみたてNISAでは以下の1本だけとなります。

○iFree 新興国株式インデックス 信託報酬率0.3672%程度

バランスファンド

また、バランス型の投資信託にも中国が含まれているものもあります。

ただし、含まれている割合はそれほど大きくはありません。

例えばバランス型ファンドでつみたてNISAで一番人気となっている「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の場合には新興国株式が12.5%のみ含まれています。

こちらの新興国株はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークをベンチマークとしたものですから、前述のように33%が中国株です。

つまり、単純計算で(12.5%×33%)でeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)には4.125%だけ中国株が含まれている計算となります。

つみたてNISAにはバランス型ファンドはかなり多くラインナップされています。

ここで中国株比率を増やしたいならば新興国株の割合が多いものを選べばよいでしょう。

つみたてNISAで「中国」まとめ

今回は「つみたてNISAで「中国」に投資をしたい場合どうしたらよいか」と題して中国株につみたてNISAで投資する方法を見てきました。

日本や米国株と違って中国株に直接投資ができる投資信託はラインナップされていません。

そのため中国株のみを買いたい方にはつみたてNISAは向いていないんですよ。

ただし、新興国株を買えば30%近くは中国株ですし、新興国株が含まれたバランス型にも中国株は少し含まれています。

その辺りで妥協できるかどうかでしょうね。

また、つみたてNISAでは他の商品を買って特定口座やiDeCo(中国株のみ買える証券会社あり)で中国株を買うのもありでしょう。

iDeCoで中国株に投資をする方法はこちらの記事を御覧ください。

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中国株をイデコで

つみたてNISAに加入するならこの2社が有力

つみたてNISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。

選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記の2社が有力となります。

結論から言えば楽天カードでポイントが貯まってお得な楽天証券注文自由度が高く利便性が高いSBI証券の争いですね。

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つみたてNISA証券会社比較

楽天証券

今、現状つみたてNISAの証券会社としてはお得度を考えるとベストはこちらでしょう。楽天証券。

理由としては楽天カードでつみたてNISA投資信託を購入できることにあります。

楽天カードでつみたてNISAを購入すると1%の楽天スーパーポイントが付くのです。

この差はかなり大きく他の証券会社にはないかなりのストロングポイントとなりえるでしょうね。

この辺りはグループ企業にカード会社や銀行を持っているからできることでしょうから他は追随が難しいかもしれません。

商品の取扱数もSBI証券に次いで多くなっています。

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SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう

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利便性で考えるならSBI証券でしょう。

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