保険の予定利率や積立利率に騙されるな

騙されるな!!保険の「予定利率」や「積立利率」と投資の「利回り」は別物である件

積立利率とは

予定利率と同じような言葉で「積立利率」というものもあります。

予定利率とわかりにくいですが内容は少し違います。

積立利率とは契約者が支払った保険料の中で積立て部分に適用される利率のことです。

(予定利率は払った保険料から経費を差し引いて計算した利率)

保険料として集められたお金はすべて積立部分に回るわけではありません。

以下の3つに分けられます。

保険会社の利益
責任準備金
積立て部分
積立て部分について保険会社は運用して利益を出しますが、そのうち契約者に還元する利率が積立利率となります。
つまり、積立利率3%と言っても実際に自分の手元にくる利回り3%とはぜんぜん別物なのです。
一部しか積立てに回っていませんからね。

返戻率とは

もう一つ個人年金保険に多い表現があります。

それが「返戻率」です。

返戻率は払い込んだ保険料に対してどれだけ保険金が戻ってくるのか示した割合です。

例えば返礼率105%ならば100万円払い込んだものに対して105万円返ってくることになります。

返戻率98%ならば98万円しか戻ってこないことになります。

つまり、マイナスですね。

返戻率は直接の儲け、損がわかります。

ですから保険をチェックするときはぱっと損得が分かりにくい予定利率や積立利率で確認するよりも返戻率で確認したほうが良いでしょう。

利回りで考えて見る

ただし、この返戻率には時間の部分がまったく反映されていません

例えば105%が返戻率でも20年積立てた場合なんてこともよくあります。

5%増えたと聞くと大きい感じがしますが、20年で5%増えたとなるとかなり少なく感じるでしょう。

多くの貯蓄型の保険の場合には途中で解約すると元本割れするようになっています。

そうなるとその期間を他で運用した場合と比較して見る必要があるのです。

ですから時間の概念も含めて保険を検討しましょう。

まとめ

今回は「騙されるな!!保険の「予定利率」や「積立利率」と投資の「利回り」は別物である件」と題して予定利率・積立利率・返戻率と利回りの違いについてご紹介しました。

まとめると以下です。

○予定利率とは保険会社が約束する利率のこと(経費差し引いた部分で算定)
○積立利率とは契約者が支払った保険料の中で積立て部分に適用される利率のこと
○返戻率は払い込んだ保険料に対してどれだけ保険金が戻ってくるのか示した割合のこと
対して利回りは投資した金額全部に対する年間収益の割合です。
つまり、予定利率と積立利率と利回りでは分母がぜんぜん違いますから単純比較はできないのです。
混同しないようにしましょう。

特に保険はこのように分かりにくい言葉や数字をつかったマジックのような売り方がされています。

騙されないためにもしっかり事前に把握しておきたいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フェイスブックページ、ツイッターはじめました。

「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです

保険の予定利率や積立利率に騙されるな
最新情報をチェックしよう!