新型コロナウィルスの株価への影響を SARSの事例から検証

新型コロナウィルスの猛威により株価暴落。SARSの事例から株価推移を検証してみた

2020年に入り、株価が大きく動く話が多発していますね。

まず、アメリカとイラクの話がありました。SNSなどの検索ワードで「第三次世界大戦(World War3)」が世界的に急上昇しました。

この話は落ち着きを取り戻してきましたが、今度は「新型コロナウィルス」です。

すでに多くの感染者、死者がでていますし、ちょうど「新型コロナウィルス」が発生した中国の大型連休である春節の時期であることから多くの感染者が旅行者に出かけて世界中で感染がでています・・・

そのため、リスクオフモードが強くなり株価がかなり下がっています。

今の所、「新型コロナウィルス」の終着点が見えませんので、今回は同様の騒動になったSARS(重症急性呼吸器症候群)のときの株価から今回の騒動の株価への影響を考えてみていきましょう。

SARSと株価の関係

まずは過去の同様の騒ぎとなったSARSの時の株価を見ていきましょう。

SARSは2002年11月16日に初めて患者が報告され、2003年3月15日にはWHOが世界規模の健康上の脅威と位置づけられました。

そして2003年7月5日にWHOによって終息宣言と大きな騒ぎになってから4ヶ月間くらい続いた話ですね。

その間のNYダウと日経平均の推移をみていきましょう。


日経平均

まずは日経平均です。

初めて患者が発見された2002年11月16日付近の日経平均は8,346.01(2002年11月18日)でした。

そこから徐々に話題が大きくなり、世界規模の健康上の脅威と位置づけられた2003年3月15日には8,002.69(2003年3月14日)となっています。

その1ヶ月前は8,700でしたから1ヶ月で700近く落としていますね。

その後、終息宣言をした2003年7月5日には9,795.16(2003年7月7日)と1,700近く上げています。

ちなみに底となったは騒動が大きくなってから約1ヶ月後の2003年4月28日の7,607.88です。

騒動が話題になり始めたころと(2月くらい)比較すると約1,000の下げとなります。

もちろん日経平均ですからSARSだけの要因ではありませんので一概には判断は難しいですが大きな影響があったのは間違いないでしょう。

患者発見:2002年11月18日:8,346.01
健康上の驚異:2003年3月14日:8,002.69
底:2003年4月28日:7,607.88
終息宣言:2003年7月7日:9,795.16

NYダウ

次はNYダウです。

初めて患者が発見された2002年11月16日付近のNYダウは8,486.57(2002年11月18日)でした。

そこから徐々に話題が大きくなり、世界規模の健康上の脅威と位置づけられた2003年3月15日には7,859.71(2003年3月14日)となっています。

もちろんSARSだけの影響ではないでしょうが、600近く下げています。

その後、終息宣言をした2003年7月5日には9,216.79(2003年7月7日)と1,400近く上げています。

ちなみに底となったは騒動が大きくなってから底となったのは世界規模の健康上の脅威と発表する直前の3月11日の7,524.06です。

NYダウの場合にはWHOが世界規模の健康上の脅威と位置づける直前が大底になった感じですね。

患者発見:2002年11月18日:8,486.57
健康上の驚異:2003年3月14日:7,859.71
底:2003年3月11日:7,524.06
終息宣言:2003年7月7日:9,216.7

新型コロナウィルスの株価への影響はどうなる?

それでは今回の新型コロナウィルスの株価への影響はどうなのでしょうか?

まだ終息したわけでもありませんので、今後の進展次第によって大きく変わると思われますが、SARSと同様ならば以下が底となります。

○WHOが「世界規模の健康上の脅威」と位置づけるころがNYダウは底(日経平均はその1ヶ月後)
報道が最も多かった時期が底だった

ただし、知っておく必要があるのが現在NYダウ等かなり高い水準にあることです。前回のSARS時はそこまで高い水準というわけでない状況で起こりました。

この辺りがどのように影響をするかもあります。

また、起こった時期がよく言われる節分天井の時期であることも気になるところです・・・

投資格言を覚えておこう

今回の新型コロナウィルスの被害がどこまで及ぶのかがわかりませんので、株価にどのような影響を与えるのかは正直予想が難しいところがあります。

ただし、おそらく大統領選挙も今年に開催されますから、新型コロナウィルスで株価が下がれば対策も取ってくることは確実でしょうしね。

そこでぜひ知っておきたいのが投資格言です。

投資格言とは昔から相場の世界でよく言われている言葉のことです。

中には江戸時代にできたものなどかなり古いものもありますが、今の相場に当てはめてもそれなりに当たっているのです。

これは投資や相場は人間の心理が大きく影響を与えていることに起因します。

人間の心理は今も昔も変わらないんですよね。

・休むも相場
・行き過ぎもまた相場
・見切り千両
・二度に買うべし、二度に売るべし
・落ちるナイフを掴むな
・頭と尻尾はくれてやれ

特にこの6つの格言は知っておきたいですね。

それぞれの格言の意味等はこちらの記事を御覧ください。

まとめ

今回は「新型コロナウィルスの猛威により株価暴落。SARSの事例から株価推移を考えてみた」と題して新型コロナウィルスによる株価の影響をSARS発生時の株価から予想してみました。

どうなるかわからない不安感が大きいですが、過去の値動きをみているとある程度の予想はつきやすくなります。

また、投資格言は当たっていることも多いですから肝に命じておきたいところですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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