エアコン(冷暖房)を1日中つけっぱなし(24時間稼働)にすると電気代はいくら掛かるのか?計算方法をご紹介。

最近はエアコンの性能が上がってきたこともあり、家にいるときは夏も冬もエアコンを1日中つけっぱなし(24時間稼働)にする方が増えているそうです。

うちも猫を飼っており、窓を開けにくいのでちょっと暑い日は24時間エアコンを利用してますね。

新型コロナウィルスの影響から始まったテレワークなども会社によっては定着してきており、在宅勤務の方も多くなっていますのでそういった機会も多くなっているでしょう。

そこで気になるのがエアコンの電気代です。

1日中つけっぱなし(24時間稼働)するとどのくらい電気代が掛かるのか心配の方も多いでしょう。

そこで今回はエアコン(冷房・暖房とも)の電気代の計算方法をご紹介します。

意外に簡単に計算できますので自宅のエアコンの電気代を計算してみてくださいね。

※追記しました

エアコン(冷房・暖房とも)の電気代計算方法

エアコンの電気代の計算はポイントさえ知ってればそれほど難しくはありません。

エアコンの消費電力を調べる

まず、エアコンの電気代を計算をするためにはエアコンの消費電力を調べます。

エアコンの消費電力は機種に大きく異なるんですよ。

エアコンの消費電飾は多くの場合、エアコンの側面にラベルがあり記載があります。

もし、高いところなど見えにくい場所にある場合は取扱説明書をみましょう。

そちらにも記載があります。

また、型番がわかれば製造メーカーのWEBサイトにも記載があります。

まずはそちらで確認してください。

新しい機種ほど、高額な機種ほど省電力の傾向

大雑把に言えば新しい機種ほど省電力になっていますし、高額な機種のほうが省電力になっているんです。

古くて安いエアコンは消費電力も大きいケースがほとんどですね。

さらに古いインバーター(電力可変)搭載前の機種だと10倍くらい違うそうです。

エアコン消費電力

出所:経済産業省 資源エネルギー庁 WEBページより

もしそのような機種を使っているなら買い替えも検討しましょう。

ちなみにエアコンの機種がわからなくても上記の通り、自分が買った時期とか金額がわかられば同じような機種を探せば大体の消費電力がわかると思います。

電力会社の電気料金を調べる

次に電力会社の電気料金を調べます。

1kWhあたりの料金単価」が請求書等に記載があるはずです。

そちらを確認します。

最近は電力自由化になっていますので料金単価は電力会社によって異なってきます。

(そこまで大きく異なりませんが・・・)

エアコンの商品電力を1kWhあたりの料金単価で掛け算

そこまで分かればエアコンの消費電力に電力会社の1kWhあたりの料金単価をかければそのエアコンの1時間あたりの電気料金がわかります。

エアコン消費電力×1kWhあたりの料金単価=エアコン1時間あたりの電気料金

ただし、計算上一点注意があります。多くの電化製品の消費電力はW(ワット)という単位が使われています。

一方、電気料金はKW(キロワット)1時間あたりの単価となっています。

ですから計算するときはKWに揃えて計算してあげる必要があります。

1KWは1000Wです。



1日中つけっぱなし(24時間稼働)の電気代

それでは1日中つけっぱなしの場合、電気代はいくらになるのでしょう?

これは簡単ですね。

エアコン消費電力×1kWhあたりの料金単価×24時間=エアコン1日あたりの電気料金

ただし、電気会社との契約によっては夜間と昼間では電気料金の単価が違うケースもありますのでその場合は分けてそれぞれ計算して上げる必要があります。

例えば800wのエアコンを東京電力(従量電灯B、120kWhを超えて300kWhまで)で24時間使う場合以下の計算となります。

0.8kw×36円×24時間
計算すると約691円となります。
1日あたり691掛かるんですね。

1ヶ月つけっぱなしの電気代

1ヶ月つけっぱなしの場合はどうなるのでしょう?

これも簡単ですね。

エアコン1日あたりの電気料金×31日(30日、28日)
月に換算してあげれば計算が可能です。

例えば前述の800wのエアコンを東京電力(従量電灯B、120kWhを超えて300kWhまで)を1ヶ月使う場合以下の計算となります。

0.8kw×36円×24時間×31日

計算すると約21,427円となります。

結構かかってきますね。

使い方によっても電気代は大きく異なる

ちなみに上記の計算は理論上の話です。

多くのエアコンは部屋の温度に応じて動作を調整をします。

そのため、設定温度と部屋の気温にそれほど差がないときは電気代も少なくて済みます。

ですから設定温度や使い方によっても電気代は大きく変わってくるのです。

また、エアコンのオン、オフを繰り返す場合も電気代がより掛かってくるケースが多いです。

多くのエアコンは設定温度になるまで大きく電気を消費し、設定温度になれば消費電力が少なくなります。

ですからオンオフを繰り返すよりもつけっぱなしの方が電気代が安く済むケースも多いです。(機種や設定温度と気温の関係、オンオフの頻度にもよります)

たとえばダイキンの最新機種(AN25XRS-W)のエアコンの消費電力は以下のような記載となっています。

暖房510W(110~1,840)
冷房500W(105~920)

冷房なら利用状況によって105wから920wに変動するということです。

つけっぱなしで105wの状態ばかりなら電気代は少なく済むでしょうし、オンオフを繰り返して920wの時間が長ければ電気代は高くなりますね。



エアコンの電気代を減らす方法

また、エアコンの電気代はちょっとした工夫で安くすることができます。

例えば窓の断熱を上げたり、扇風機サーキュレータと併用したりでも大きな違いとなります。

サーキュレータ

うちもサーキュレーター入れてからエアコンの効きがかなり良くなった感じがありますので、おそらく使用電力も減っていると思います。

おすすめです。

室外機対策

また、フィルターの掃除室外機の状況でも大きく変わってくるんですよ。

室外機の日除けを付けておくだけで早く冷えたり、電気代の節約につながるんですよ。

設定変更

さらに太陽光発電や蓄電池を使っている方は設定を変えるだけで、かなり電気代を減らすことができます。

そのあたりも知っておきましょうね。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

内窓導入

あとは少しお金は掛かりますが、内窓をつけるのも効果的です。
うちも内窓を付けましたが、エアコンの効きがかなりよくなりましたね。
今なら補助金でかなり安く導入ができます。




まとめ

今回は「エアコン(冷暖房)を1日中つけっぱなし(24時間稼働)にすると電気代はいくら掛かるのか?計算方法をご紹介。」と題してエアコンの電気代計算方法について見てきました。

計算自体は簡単ですからまずは自分の家で使っているエアコンの電気代はどれくらい掛かるのかを計算してみてくださいね。

また、利用方法を少し工夫するだけで節約は可能です。

ぜひ工夫してくださいな。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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