「PayPay投信日経225インデックス」レビュー。信託報酬最安値で日経平均投資信託の本命となるか?

新たなインデックスファンドが誕生します。

アストマックス投信投資顧問株式会社※の「PayPay投信日経225インデックス」です。

先日ご紹介した「PayPay投信NYダウインデックス」と同時に発表されました。

業界最低水準の運用コストを目指すということで大きな話題となりそうです。

今回は「PayPay投信日経225インデックス」について見ていきましょう。

※アストマックス投信投資顧問株式会社は2021年3月8日付で「PayPayアセットマネジメント株式会社」に変更予定とのことです。

PayPay投信日経225インデックスの概要

それではまずPayPay投信日経225インデックスの概要について見ていきましょう。

なお、下記情報はアストマックス投信投資顧問株式会社から提出された有価証券届出書がソースとなっています。

興味ある方は有価証券報告書等の開示資料を閲覧するサイトであるEDINETからPayPay投信 日経225インデックスと検索してみてください。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

ファンドの名称 PayPay投信日経225インデックス
運用会社 アストマックス投信投資顧問株式会社
運用方針 日経平均トータルリターン・インデックスに連動する投資成果をめざして運用を行います。
設定日 2021年3月8日

名前のとおり、日経平均株価(配当込)に連動することを目指すインデックスファンドです。

PayPay投信日経225インデックスの手数料

次に手数料を見ていきましょう

信託報酬率は同ベンチマーク対象ファンドで最安値

PayPay投信日経225インデックスの信託報酬率は

年率0.143%(税込)
となっています。
ちなみに同じ日経平均をベンチマーク対象とした投資信託の中で最安値となっていますね。
他の投資信託と比較してみましょう。
なお、日経225をベンチマークとした投資信託はたくさんありますので代表的なものだけを抜粋、信託報酬率、純資産は2021年2月19日現在のものとなります。
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ファンド名 信託報酬率(税込) 純資産 設定日
PayPay投信日経225インデックス 0.143% 2021年3月8日
iFree 日経225インデックス 0.154% 17,266百万円 2016年9月8日
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154% 19,174百万円 2016年11月21日
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.154%以内 8,489百万円 2018年2月2日
NZAM・ベータ 日経225 0.176% 24百万円 2020年2月13日
たわらノーロード 日経225 0.187%以内 37,869百万円 2015年12月7日
野村つみたて日本株投信 0.187% 7,665百万円 2017年10月2日
Smart-i 日経225インデックス 0.187% 2,520百万円 2011年2月15日
日興インデックスファンド225 0.572% 207,287百万円 1988年6月17日
ニッセイ日経225インデックスファンド 0.275% 187,778百万円 2004年1月28日

日経225をベンチマークとした投資信託は数多く出ています。その中で最も低い信託報酬率となります。

他社に対抗するeMAXIS Slimシリーズやニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズがPayPay投信日経225インデックスの登場でどうでるのか注目ですね。

購入時手数料

購入時手数料は
なし
となっています。

信託財産留保額

信託財産留保額は

なし
となっています。
ただし、信託財産留保額はなしが得とは一概には言えない部分もあります。

取り扱い金融機関

PayPay投信日経225インデックスの2021年2月19日時点での取り扱い予定金融機関は以下の2つです。
  • SBI証券
  • ジャパンネット銀行(2021年4月5日よりPayPay銀行)

PyaPay銀行に名称するジャパンネット銀行で取り扱いの他、SBI証券で取り扱いがあります。

同じくPayPay証券に変更になるOneTapBUYではいまのところ取り扱い予定とはなっていません(後に扱うとは思いますが)

取り扱い開始日は明記されていませんでしたが設定日は3/8ですからそのあたりから始まると思われます。

ちなみに1月13日に新規設定されたiFreeNEXT NASDAQ 次世代50のSBI証券での取り扱いは設定日当日、楽天証券は設定日翌日でしたね。

日経平均トータルリターン・インデックスとは

今回、ベンチマークとなる「日経平均トータルリターン・インデックス」について解説もしておきましょう。

日経平均トータルリターン・インデックスは日経平均株価(日経平均)を構成する225銘柄の値動きだけでなく、各構成銘柄の配当も加味した場合のパフォーマンスを示す指数となります。

日経225対象銘柄

2021年2月19日現在で日経225対象となっているのは名前のとおり225銘柄です。

すべて日本を代表する企業ですね。

詳しい銘柄はこちらを御覧ください。

>>日経平均採用銘柄の株価一覧

なお、銘柄は定期的に入れ替えが行わていますが、NYダウほど活発ではありません。

1年に数銘柄入れ替えられるレベルですね。

毎年10月に行われる「定期見直し」とそれ以外の理由による「臨時見直し」で銘柄は225に維持しています。

日経平均トータルリターン・インデックスの過去成績

日経平均トータルリターン・インデックスの過去成績は実はかなり高いんですよ。

長い低迷があったため、国内株のイメージはあまりよくない方も多いですが、日経平均トータルリターン・インデックスをみると2018年以外はプラスとなっています。

直近で言えば、2019年は20.7%、2020年18.3%とかなり高い収益率となっています。

日経225株価推移

出典:アストマックス投信投資顧問株式会社 PayPay投信日経225インデックス 有価証券届出書より

また、直近だと米国株よりも日経平均の方が成績も上回っているんですよ。

日経225をベンチマークとした投資信託の成績

それでは実際に日経225をベンチマークとした投資信託の成績を見てみましょう。

2021年1月31日時点の成績は以下のとおりです。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
ファンド名 トータルリターン6ヶ月 トータルリターン1年 トータルリターン3年(年率) トータルリターン5年(年率)
iFree 日経225インデックス 28.42% 21.61% 8.27%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 28.35% 21.44% 8.22%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 28.32% 21.38%
NZAM・ベータ 日経225 28.10%
たわらノーロード 日経225 28.22% 21.28% 8.08% 11.42%
野村つみたて日本株投信 28.29% 21.35% 8.17%
Smart-i 日経225インデックス 28.05% 21.19% 8.08%
日興インデックスファンド225 28.10% 20.88% 7.75% 11.11%
ニッセイ日経225インデックスファンド 28.27% 21.29% 8.11% 11.45%

同じベンチマークを対象とした投資信託ですが、成績はかなりばらつきがありますね。(方向性は同じですが)

基本的には信託報酬率が低いほうが成績がよい傾向にあります。

とくに「iFree 日経225インデックス」が優秀な成績となっています。

PayPay投信日経225インデックスが信託報酬率では下回る事になりますが、肝心の成績で「iFree 日経225インデックス」を超えられるか注目です。

日経平均はちょっと歪な指標

日経平均の成績がよい大きな理由の一つはちょっと歪な指標であるということが挙げられます。

簡単に言えば一部銘柄の影響が強すぎるんですよ。

最近、ファーストリテイリング(ユニクロ)の株価が10万円を超えたことが話題になっていましたが、日経平均への影響度が大きいことも理由として考えている方も多いでしょう。

みなまで書きませんが。。。

日経平均に投資するならこのあたりも知っておきたいところですね。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。


まとめ

今回は「「PayPay投信日経225インデックス」レビュー。信託報酬最安値で日経平均投資信託の本命となるか?」と題してPayPay投信日経225インデックスのレビューを見てきました。

結論としては以下のとおりです。

日経225対象のインデックスの本命か
投資と猫
koge

評価:5競争が激しい日経225をベンチマークとした投資信託業界に最も安い信託報酬率をひっさげて新星が登場しました。あとは新しい投資信託となりますので実際の成績がどうなるのか、実質コストがどうなるのかが注目ですね。
おそらく他社もPayPay投信日経225インデックスに対抗してくると思われますのでさらに業界が活性化しそうですね。

なおPayPay投信日経225インデックスの取り扱いはSBI証券とジャパンネット銀行(2021年4月5日よりPayPay銀行)です。

利便性を考えるとSBI証券がおすすめですね。

CHECK!   SBI証券

PayPay投信日経225インデックスはおそらくつみたてNISAの対象にも入るとおもいますのでそうなれば取り扱い金融機関も多くなるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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