先日、お金を貯められない人は強制的に貯まるような仕組みを構築しようというお話をしました。
増えているお金を貯めれない人今年は企業の業績を反映して冬のボーナスも増えた企業が多いと聞きます。そのうちどれだけの方がお金を蓄えることができているのでしょうか?総務省が発表している家計調査報告によると日本の世[…]
今回はその続編でたばこやお菓子を辞めてその部分をつみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のような投資に回したらどうなるのかを考えて見たいと思います。
複利の力は偉大です
先に言っておくと私はタバコがかなり苦手で喫煙可の飲食店とわかった時点で帰るレベルです・・・
お菓子は好きですけどね(笑)
追記:加筆修正いたしました。
1日500円がこんなにも増えます。
タバコは一箱480円くらいだそうです。
お菓子も高いものや量を買えばそれくらいになるでしょう。
今回はわかりやすいように1日500円として考えてみたいと思います。
1日500円ですから年間にすると182,500円となります。
結構使ってますね(笑)
投資しなくてこれを貯めるだけで10年なら182万
つみたてNISAの期限の20年なら365万
50年なら912万
100年なら1820万にもなります。
もしこれを投資に回したら
例えばこのタバコやお菓子の購入代金1日500円、年間182,500円を投資に回したとしましょう。
するとどれだけになるのでしょうか?
これを簡単に計算する方法があります。
それが年金終価係数というやつです。
年金終価係数は、一定期間一定利率で毎年一定金額を複利運用で積み立てたとき、 将来いくらになるかを計算するときに利用します。
簡単に計算できるサイトがありましたのでご紹介しておきましょう。
これに毎年の積立額、年利率、積立年数を入れるだけで計算が可能です。
例えばダウの平均年利率は7.5%だそうなので今回のケースにダウの平均年利率を使って見てみると
つみたてNISAの期限の20年後には7,903,163円となります。
投資元本は365万円でしたから倍よりちょっと多いくらいですね。
50年の場合には88,061,725円(元本912万円)
100年の場合には3,363,054,520円(元本1820万円)
となります。なんと3億超えです・・・
加速度的に増えていっています。複利の力恐ろしいですね・・・
サラリーマンの平均生涯賃金を超えてしまうのです。
100年掛け続けるのは現実的でないと思われるかもしれませんが20歳から120歳までタバコを吸い続ける人はいないわけでもないと思います。
全世界株式の平均利率が3%くらいでするのでそちらに落としたとしても
20年後には4,903,775円(元本365万)
50年後には20,585453円(元本912万)
100年後には110,830,060円(元本1820万)
となります。
これでも一億超えですからね・・・
積立投資にはiDeCoとつみたてNISAが最適
今回のような何かを辞めて投資をするスタイルに最適なのはiDeCoやつみたてNSIAでしょう。
iDeCoは60歳までつみたてNISAは20年という期限があるのがちょっと難点ですが・・・
その期限が終わったらそこで投資を辞めるのではなく、特定口座あたりでその金額を運用すれば今回のようなことが可能となります。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)
まずはこのサイトでも何度もご紹介している個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)です。
これは現在、最高のお金を貯める方法と言っても過言ではないでしょう。
簡単に言えば年金制度の一種ですがかなり優遇されているのです。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めると毎月決まった金額を預金口座から引き落とされます。
(月額5千円〜最大6万8千円)
そしてこれは60歳まで引き出せない仕組みになっており強制的に貯めることができるのです。
この制度、ちょうどウォーレン・バフェット氏が言われてた「貯金したあとで使うのだ」に合致していますよね。
また、貯めるだけでなく運用ができますので運用益も期待できます。
優遇されている項目としては、まずは掛けた金額が所得控除の対象であることが挙げられます。
つまり、お金を貯める制度でありながら所得税と住民税の節税効果があるってことです。
また、運用益が出ても非課税、受け取る際も税制優遇が受けられます。
詳しくはこちらをご覧ください。
個人型確定拠出年金(イデコ/iDeCo)とは、毎月決まった金額を積み立てることで老後の生活に備えるための公的な制度です。この制度最大の特徴は税金面で様々な優遇措置が取られていることです。他にもメリット・デメリットがありますの[…]
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの3社
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるにはまずどこの金融機関で始めるのかを決めなくてはなりません。
たくさんの金融機関、証券会社が取扱をはじめていますので迷う方も多いと思います。
私が今もし、加入するならSBI証券かイオン銀行、楽天証券、マネックス証券の4択で決まりだとおもいます。
その中でもマネックス証券 iDeCoが筆頭候補となります。
信託報酬がほとんど最安値でスキがありません。
次点がSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」かな。
SBI証券はたくさんの運用商品があり、信託報酬も安いものも多くあります。
そのため選択の楽しさがあるでしょう。
また、ひふみ年金やジェイリバイブのようなアクティブファンド、iFree8資産やダウ、グローバル中小などの人気商品の取扱もポイント高いですね。
楽天証券 確定拠出年金は楽天スーパーポイントがたまったり、セゾン投信なんかに加入できます。
また、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった人気商品も取扱があります。
総合して考えるとこの4つのどれかに加入すれば後悔はないでしょう。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のおすすめ4社の詳しい解説は下記をご覧ください。
今回は楽天証券の魅力について見ていきたいと思います。最近はつみたてNISAの受付が始まり、そちらに各社力を入れているためか個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の競争がちょっと小休止した感があります。最近、新しい商品の追加[…]
今回はSBI証券のイデコついての魅力について考えてみたいと思います。つみたてNISAの受付が始まり、そちらに各社力を入れているためか個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の競争がちょっと小休止した感があります。最近、新しい[…]
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つみたてNISAの受付が始まり、そちらに各社力を入れているためか個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の競争がちょっと小休止した感があります。最近、新しい商品の追加や新しい制度を始めるところもありませんし、手数料を新しく無料にする[…]
つみたてNISA
もう一つがつみたてNISAです。
こちらも毎月(毎日や毎週も設定できる証券会社もあります)決まった金額を預金口座から引き落とし設定した投資信託を買う仕組みです。
(年間40万円まで)
つみたてNISAは20年間は非課税で運用することができる制度です。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)と似た制度ですが大きく違う点としていつでも引き出せる点があります。
そのため強制力としてはちょっと弱めですがいざという時に使える安心感はありますよね。
そのかわりに個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)であった掛けた金額が所得控除の対象というのはありません。
つみたてNISAを始めるならSBI証券がオススメ
つみたてNISAは基本的にiDeCoよりも金融機関同士の差は少ないです。
選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。
それらを勘案すると現状SBI証券がちょっと飛び抜けてよい感じがしますね。
私もSBI証券でつみたてNISAを始めています。
なにより注文の自由度がかなり高いです。
SBI証券の資料請求等はこちらから
CHECK! SBI証券
その他金融機関はこちらをご覧ください。
シリーズものとして定期的に投稿してきました「証券会社の取扱商品を分析」ですがかなりのページ数になり、わかりにくくなってしまいましたのでここら辺でまとめてみたいと思います。つみたてNISA証券会社のシリーズ企画まとめつ[…]
まとめ
今回はタバコやお菓子を辞めてその部分を投資に回したら?というお話でした。
タバコやお菓子にかぎらずギャンブル辞めるのでもいいでしょうし、コーヒー一杯をやめること、ランチのランクを落とすのでも良いでしょう。
それらをすることで1日に500円を浮かすことができれば今回のような事が可能となります。
500円が無理なら1日100円でもある程度の効果は見込めます。
ぜひ検討してみてくださいね。
その他お金関連の下記記事もご覧ください。
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