先日、auカブコム証券が2022年1月24日から米国株式の取り扱いを開始したニュースをお伝えしました。
時をほぼ同じくして今度は松井証券が2022年2月下旬から「松井証券米国株サービス」をリリースすることを発表しました。
その先行受付が1月29日(土)から開始しています。
今回は松井証券の米国株サービスについてご紹介していきましょう。
松井証券の米国株式サービスの特徴
松井証券は米国株について後発となります。
そのため、他社をよく研究した仕組みや特徴があります。
まずは松井証券の米国株の特徴を確認してみましょう。
手数料が業界最小水準
まずひとつ目の特徴は手数料が業界最小水準であるということです。
米国株式取引手数料
松井証券の米国株式取引手数料は以下の通り。
為替手数料
松井証券では米国株式取引は取引時に為替両替を行う円貨決済となっています。
両替には手数料はかかりますが、為替手数料(為替スプレッド)はSBI証券、マネックス証券、楽天証券と並んだ形ですね。
ただし、先日参入したばかりのauカブコム証券には少し負けています。
後発ですからここには合わせてほしかったところですが・・・
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
松井証券 | SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | |
為替手数料 | 片道1ドルあたり25銭 | 片道1ドルあたり25銭 ※1 | 片道1ドルあたり25銭 ※2 | 片道1ドルあたり25銭 | 片道1ドルあたり20銭 |
取引ツールが充実
松井証券では取引ツールが充実しているとのこと。
たしかにこの点だけでも松井証券で米国株口座を開く意味はあるかもしれません。
銘柄検索
シンプルな画面で、キーワード(ブランド名・商品名)での検索、テーマ検索、スクリーニングなど、興味・関心にあわせた銘柄検索が可能。
さらに市況、ニュース、銘柄情報などの投資情報を全て日本語で確認できるとのこと。
リアルタイム株価
15分遅れで株価を配信する他社ツールが多い中、松井証券では米国株口座を開設済のお客様へ、無料でリアルタイム株価をご提供。
株価ボードや注文画面、個別銘柄情報には、最良気配も表示されます。
返済予約注文
新規注文の発注時に、あらかじめ元注文の約定後に行う反対売買(「益出し」のみ)を予約することができます。
日本時間の真夜中に相場が動く米国株でも、タイミングを逃さず利益確定ができます。
例えば、「指値100ドルの買い注文(元注文)」を発注する際に、「買い注文(元注文)の約定価格から+10ドル(想定株価110ドル)で利益確定」という「益出しの返済予約注文」を発注することができます。
株価が想定どおり110ドルまで値上りして売却注文が約定した場合には、10ドルの利益確定となります。
取引可能銘柄は現状少なめ
松井証券ではNYSE、NYSE Arca、NYSE American、NASDAQに上場されているGAFAM、テスラをはじめとした個別株はもちろん、米国株式市場全体を投資対象とするバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)やナスダック100指数に連動した投資成果を目指すインベスコ QQQ トラスト(QQQ)などのETFなど約400銘柄が取引可能銘柄となっています。
他社と比較すると少なめとはなっていますが、今後、お客さまからのリクエストを基に順次拡充してまいります。とのことです。
ちなみに先日参入したばかりのauカブコム証券は1月24日時点で362銘柄でしたからそちらよりは多くなっていますね。
松井証券の米国株サービス開設方法
なお、松井証券の米国株サービスの開設方法は以下の通り。
まだ松井証券の口座を持っていない場合
まだ、松井証券の口座を持っていない場合、2022年1月29日(土)以降に新たに証券口座(日本株)を開設申込の場合、米国株口座も同時開設されます。
ですから別途申し込む必要はありません。
なお、口座申込みは下記から行えます。
すでに松井証券の口座を開設済の場合
すでに松井証券の口座を開設済の場合は米国株口座を開設が必要です。
松井証券口座にログイン後、以下の流れで申込みが可能となっています。
1.「口座管理」を押す。
2.「各種口座開設状況」を押す。
3.米国株口座の「開設する」を押す。
4.電子開設を「承諾する」を押す
5.各書面の内容を確認しチェックボックスにチェック「申込確認」を押す
6.「申込する」を押す
受付完了と同時に、リアルタイムで口座開設が完了とのこと。
まとめ
今回は「松井証券が米国株サービスをリリース。先行受付を1月29日から開始しているぞ」と題して松井証券で米国株式取引開始についてみてきました。
松井証券は特に無料でのリアルタイム株価の提供が嬉しいですね。
今後は取引可能銘柄が増えていけば有力な米国株証券会社となりそうです。
これで大手ネット証券5社全てが米国株に参入したことになります。
競争が激しくなってサービス合戦になりそうな予感もありますね。
詳しくは松井証券の公式サイトを御覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログランキング参加中です。
にほんブログ村
「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです