SBI証券が米国ETFの買付手数料無料を拡大(入れ替え)しました。
日本で人気のあるVTIやVTなどのETFも対象となっています。
中でもVTIは厚切りジェイソンさんがテレビで推奨したことで大きな話題となりましたね。
SBI証券で買付手数料無料となる米国ETF
SBI証券では2022年4月1日から下記ETFを「SBI ETFセレクション」として、買付手数料無料となります。
日本で人気のあるETFばかりですね。
SBI ETFセレクション一覧
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ティッカー | 銘柄 | 経費率 | 投資テーマ |
---|---|---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF | 0.07% | 米国を含む全世界の先進国株式市場及び新興国市場へ幅広く投資 |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 0.03% | 大型株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%に投資 |
VOO | バンガード S&P 500 ETF | 0.03% | 主に米国大型株を投資対象とする、S&P500 指数に連動 |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% | インドの大型株を投資対象とする |
GLDM | SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト | 0.10% | 現物の金地金に裏付けられており、小口から金への投資が可能 |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% | NASDAQに上場する金融機関を除いた時価総額上位100社の指数であるNASDAQ100指数の値動きに連動 |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% | S&P500高配当指数の値動きに、経費控除前ベースで、概ね連動 |
AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.04% | 米国投資適格債券市場全般を表す指数と同等水準の投資成果を目指す |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% | ITなど情報技術の会社をベンチマークとする「 MSCI USインベスタブル・マーケット 情報技術セクター」に連動する投資成果 |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% | 米国の不動産セクターの株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指す |
出典:SBI証券 【重要】買付手数料無料米国ETFの入れ替えに伴う一部銘柄の注文、米国リアルタイム株価への対応について より
日本でも人気高いETFばかりです。
私もVT、VTI、VOO、QQQ、VGTは保有していますね。
上記のETF10銘柄の買付手数料が2022年4月1日から無料となります。
なお、買付手数料は無料ですが、売却時の手数料は別途手数料が掛かりますのでお気をつけてください。
買付手数料無料から除外される銘柄
上記銘柄の買付手数料無料に伴って入れ替えで対象から外れるETFもありますのでご注意ください。
以下の5銘柄です。
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ティッカー | 銘柄 |
---|---|
IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF |
SPY | SPDR S&P 500 ETF トラスト |
DHS | ウィズダムツリー米国株高配当ファンド |
DLN | ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド |
DGRW | ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長 |
出典:SBI証券 【重要】買付手数料無料米国ETFの入れ替えに伴う一部銘柄の注文、米国リアルタイム株価への対応について より
2022年4月1日から通常の買付手数料が掛かるようになります。
なお、上記銘柄であってもこれまで通り、NISA、ジュニアNISAでの買付や、「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」対象の方は取引手数料は無料となります。
米国リアルタイム株価の無料条件に注意
なお、今回の変更に伴い米国リアルタイム株価の無料条件が変更となります。
SBI証券の米国リアルタイム株価の無料条件は「インターネット経由の注文で米国株式(米国ETF含む)の売買の約定が1回以上あること」となっていますが、上記の「SBI ETFセレクション」対象銘柄は無料条件判定の対象外となります。
買付手数料が無料ですから当然かもしれませんね。
まだSBI証券の口座を持っていない方はこちらからどうぞ
楽天証券で買付手数料無料となる米国ETF
次に楽天証券で買付手数料無料の米国ETFをみてみましょう。
こちらは9銘柄あります。※3/31に追加され15銘柄となりました。
買付手数料無料対象銘柄一覧
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ティッカー | 銘柄 | 経費率 | 投資テーマ |
---|---|---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF | 0.07% | 米国を含む全世界の先進国株式市場及び新興国市場へ幅広く投資 |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 0.03% | 大型株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%に投資 |
VOO | バンガード S&P 500 ETF | 0.03% | 主に米国大型株を投資対象とする、S&P500 指数に連動 |
SPY | SPDR S&P 500 ETF | 0.09% | 米国初のETFでS&P500 指数に連動 |
PWR | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF | 0.25% | USセレクトREIT指数に連動し、商業用不動産等のREITに投資 |
GLDM | SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト | 0.18% | 現物の金地金に裏付けられており、小口から金への投資が可能 |
AIQ | グローバルX AIビッグデータ ETF | 0.68% | 人工知能(AI)テクノロジーのさらなる開発と、その利益拡大から得る可能性がある企業へ投資 |
FINX | グローバルX フィンテックETF | 0.68% | 金融サービスの転換をもたらすイノベーションを引き起こす金融技術の最先端にある企業へ投資 |
GNOM | グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF | 0.56% | ゲノム編集、ゲノム医療治療、バイオテクノロジー等、ゲノム科学の分野でさらなる進歩の知恵を受ける企業に投資 |
出典:楽天証券 買付手数料無料 海外ETF
VT、VTI、VOOの人気ETFはSBI証券と同じです。
また、GLDMも同じですね。
それ以外はテーマ型ETFなどちょっと尖った系が対象となっている印象です。
なお、こちらもSBI証券と同じで売却時の手数料は別途手数料が掛かりますのでお気をつけてください。
3月31日からこちらの6銘柄が新規に追加されました。
ティッカー | 銘柄 | 経費率 |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% |
AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.04% |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% |
まだ楽天証券の口座を持っていない方はこちらからどうぞ
マネックス証券で買付手数料無料(実質)となる米国ETF
次にマネックス証券で買付手数料無料(実質)の米国ETFをみてみましょう。
こちらも9銘柄あります。
買付手数料無料(実質)対象銘柄一覧
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ティッカー | 銘柄 | 経費率 | 投資テーマ |
---|---|---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF | 0.07% | 米国を含む全世界の先進国株式市場及び新興国市場へ幅広く投資 |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 0.03% | 大型株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%に投資 |
VOO | バンガード S&P 500 ETF | 0.03% | 主に米国大型株を投資対象とする、S&P500 指数に連動 |
IVV | iシェアーズ・コア S&P 500 ETF | 0.03% | 主に米国大型株を投資対象とする、S&P500 指数に連動 |
SPY | SPDR S&P500 ETF | 0.09% | 米国初のETFでS&P500 指数に連動 |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% | インドの大型株を投資対象とする |
DHS | ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド | 0.38% | 米国の高配当銘柄、約410銘柄への投資が実現できるETF |
DLN | ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド | 0.28% | 米国市場の配当を支払う大型株に投資するETF。配当を支払っている銘柄に限定した上で、配当金額の大きい銘柄により多く資産配分を行う |
DGRW | ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド | 0.28% | 米国市場にて、配当成長とクオリティの両方を満たす株式に投資するETF。利益成長期待のグロースファクター、ROA及びROEを基にしたクオリティファクターのそれぞれで上位となる銘柄を選定し、配当金額の大きい銘柄により多く資産配分を行うルールで運用。 |
出典:マネックス証券 USAプログラム/米国ETF9銘柄対象 より
こちらもVT、VTI、VOOの人気ETFはSBI証券、楽天証券と同じく対象ですね。
EPIはSBI証券と同じ、SPYは楽天証券と同じく対象となっています。
また、SBI証券で今回無料対象から外れた銘柄がマネックス証券では対象となっているのが面白いところです。
今後は購入するETFにより証券会社を使い分けるのがよいのかもしれませんね。
なお、マネックス証券は買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックするという仕組みになっていますのでお気をつけください。
ですから買付手数料実質無料とマネックス証券では謳っていますね。
システム上の問題かもしれません。
なお、こちらもSBI証券などと同じで売却時の手数料は別途手数料が掛かりますのでお気をつけてください。
まだマネックス証券の口座を持っていない方はこちらからどうぞ
まとめ
今回は「SBI証券の買付手数料無料の米国ETFが拡大。マネックス証券、楽天証券と比較してみた」と題して買付手数料無料の米国ETFについてみてきました。
各社で少しずつ無料対象となっているETFが違うことがわかっていただけたと思います。
今後は購入するETFにより証券会社を使い分けるのがよいのかもしれませんね。
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