住宅ローンも値引きや金利引下げ交渉ができる。最も良い条件を出してきたのはまさかの・・・

意外にしらない方が多いのが住宅ローンって値引き(金利引下げ)交渉ができることがあるということです。

住宅ローンは借りる金額が大きいのでちょっとした金利の違いでもかなりの違いを生んでしまいます。

ぜひ少しでも有利に借りられるように金利の引き下げ交渉をしてみるのをおすすめします。

今回は住宅ローンの金利交渉について見ていきます。

私の金利引下げ交渉事例

まずは実際の私の事例をご紹介しましょう。

私の場合は値引き(金利引下げ)交渉はしていませんが、他社とも審査を進めている話をしたら勝手に向こうから提案してきた感じですね。

金利引下げ提案を受けたケースの前提条件

まずは前提条件として複数の金融機関で仮審査を通していました。

1社は住宅の購入先を決める前に仮審査をしておいて、じぶんがどれだけ借りられるのか試したときに利用した銀行。(ネット銀行A)

その後、変動金利の安い銀行(ネット銀行B)、ハウスメーカーから紹介された地元の銀行、フラット35(ネット銀行C)

念の為、全部で4社で仮審査を通していました。

放置したネット銀行Aからの提案

まず値引き提案をしてきたのは一番はじめに試しに仮審査を通したネット銀行Aです。

ここは自分がどれだけ借りられるのか試しかっただけなのであまり金利や条件等をみず申請してたんですよ。

ですからあまり利用する気はありませんでした。

また、家を探し始めた当初に仮審査を通していますのでかなり時間が空いていました。

そのため、定期的に進捗確認があったんですよ。

そんなある時、向こうから他の銀行も検討しているのか?との問い合わせがありました。

そこで「ネット銀行B」の名前を出すとそこの金利に合わせることも検討するから本申請をしてくれとの依頼が。

金利はネット銀行Bのほうが魅力的ですが、ネット銀行Aの方がサービスが充実しています。

これが実現するなら結構魅力的な提案でした。

ネット銀行Bの提案

ネット銀行Bからも進捗の問い合わせが何度かありました。(電話です)

そこでネット銀行Aと同様に他社の検討状況の問い合わせがあったのです。

その際、ネット銀行Aで検討していて、金利を0.○%にしてくれるって言ってると話したところこちらからも魅力的な提案が。

○○万円分のポイントを付与するのでうちで本審査だしてください。というもの。

これもかなり魅力的ですね。

携帯電話のMNPをするときに引き止めポイントの提案を受けたことは何度かありましたが、住宅ローンでもこんな事あるんですね。

地元の銀行の提案

意外だったのが地元の銀行。

金利が高いため、はじめから候補にはしていませんでした。

しかし、ハウスメーカーの担当者の知り合いなのか顧客なのかの支店長がいてどうしても・・・っていうのでとりあえず仮審査だけ出した感じです。

こちらは唯一の対面での交渉となりました。

そこで他社の検討状況を聞かれたので回答したところ、こちらも驚くべき値引き提案が。。。

ネット銀行Bの金利に合わせる+手数料値下げするというのです。

○○万円分のポイントよりも手数料の値下げ分の方が大きいため、単純に条件だけなら地元の銀行が最も魅力的な状況になったのです。

まさか地元の銀行がネット銀行よりも良い条件を出してくると思わなかったのでちょっと驚きました。

その方が支店長さんでそれなりに権限をもっていたこと、ハウスメーカーの担当者の紹介ってところも大きかったのかもしれません。

ちなみに下記の記事に書いた知人の借りていた銀行と同じなんですよ。

同じ銀行でも交渉したかしてないか、担当者の裁量などで変わってきてしまうんですね・・・

どこに決めたのか?

ちなみに最も条件の良かった地方銀行で本審査をすることにしました。(通過済)

まだ契約までは時間がありそうなので、それまでにネット銀行Aやネット銀行Bから値下げの提案があったらそちらになびくかもしれませんが笑

また、今後の金利状況によっては固定金利のフラット35も検討すると思います。

今の所ネット銀行Cからは値引き提案ありません笑

なお、金利が低いネット銀行は短期プライムレート連動でないケースが多いのでお気を付けください。




住宅ローンの値引き(金利引下げ)交渉をするコツ

それでは住宅ローンの金利引下げ交渉をする際のコツをご紹介しましょう。

複数の金融機関に仮審査を申し込む

まずは当然ですが、複数の金融機関に仮審査を申し込むことが重要です。

家を買うときの相見積もりではありませんが、1社だけのようなケースではまず値引き(金利引下げ)なんてはなしでてきません。

ですからライバルを作って上げるのです。

ただし、仮審査や本審査をすると銀行等が見られる信用情報である「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」等に掲載されてしまうようですから、審査に悪影響を与えかねない部分もあるとか。

ですからやりすぎも良くないそうですからほどほどに・・・

担保の価値も重要

ちなみに担保となる土地や家の価値やその人の属性も値引きにはとても重要とのこと。

良い場所の土地、大手ハウスメーカーの家などだと担保価値を高く見積もってくれるので金融機関側のリスクが減ります。

そのため、良い条件を出してくれやすいとのことです。(支店長いわく)

ですからどこで家を買うのかというのはそのあたりも考えて検討しましょう。

どことは書けませんが、支店長いわく裏で家の部分の担保価値は0として算定されてしまう(土地のみの担保価値)ハウスメーカーもあるとのことです。

あとは交渉

あとは通常の値引き交渉と同じですね。

交渉あるのみです。

私の場合は向こうからの電話で他社の話をしたところ勝手に3社とも値引きしてくれた形です。

ですからライバルで検討しているということを素直に話すことが重要かもしれませんね。

また、急いでなければ早急に結論をださず焦らすのも有効な手段でしょう。

金利がいくらなのかによって返済金額は大きく変わってきますのでうまいこと交渉してください。



まとめ

今回は「住宅ローンも値引きや金利引下げ交渉ができる。最も良い条件を出してきたのはまさかの・・・」と題して金利の引き下げ交渉についてみてきました。

住宅ローンの金利なんて引き下げ交渉できるなんて知らなかったという方も多いでしょうが、ダメ元でも交渉してみるのをおすすめします。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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