住信SBIネット銀行でかなり大きめのキャンペーンが実施されています。
円仕組預金「プレーオフ」冬のボーナスキャンペーンです。
お預入れ金額に応じて合計で最大1,000万円をプレゼントされるんですよ。
抽選ではなく条件を満たせばもらえるという大盤振る舞い。
今回はこちらのキャンペーンについて解説していきます。
円仕組預金「プレーオフ」冬のボーナスキャンペーン
それでは住信SBIネット銀行の円仕組預金「プレーオフ」冬のボーナスキャンペーンについて詳しく見ていきましょう。
キャンペーン概要
対象支店で、キャンペーン期間中に募集する円仕組預金「プレーオフ」へお預入れいただいた方に、お預入れ金額に応じて合計で最大1,000万円をプレゼントするというものです。
なお、キャンペーン期間中にエントリーが必要ですのでお気を付けください。
具体的には以下の預け入れ金額でプレゼントされます。
お預入れ金額 | プレゼント金額 |
---|---|
100万円以上~500万円未満 | 1,000円 |
500万円以上~1,000万円未満 | 10,000円 |
1,000万円以上~5,000万円未満 | 30,000円 |
5,000万円以上~1億円未満 | 200,000円 |
1億円以上~5億円未満 | 500,000円 |
5億円以上~ | 2,500,000円 |
5億円以上預けると2,500,000円もらえます。
募集回ごとに判断され4回ありますので、5億×4回合計20億円預け入れれば合計10,000,000円のプレゼントというかなり大きいものとなります。
ただし、金額だけを見ればかなり大きく感じますが、還元率にすると5億円で250万円で0.5%ですからそこまででもないんですけどね笑
なお、もらえるのはポイントなどではなく、現金とのこと。
キャンペーン対象期間
現金プレゼントは募集回ごとにお預入れ金額を判定されます。
期間は以下の通り。
募集期間(予定) | 預入日(予定) |
---|---|
2022年12月8日(木)~2022年12月20日(火) | 2022年12月23日(金) |
2023年1月7日(土)~2023年1月15日(日) | 2023年1月18日(水) |
2023年1月17日(火)~2023年1月26日(木) | 2023年1月31日(火) |
2023年1月28日(土)~2023年2月9日(木) | 2023年2月14日(火) |
キャンペーン対象支店
対象となるのは以下の支店の口座を持っている方です。
円仕組預金「プレーオフ」ってなに?
ここからは円仕組預金「プレーオフ」について解説しておきましょう。
いくら現金がもらえるからといってそれ以上に損をする商品を購入したら意味がありませんからね。
仕組預金とは
まずは前提となる仕組預金について見ておきましょう。
仕組預金とはデリバティブ取引などを組み込んだ預金商品です。
定期預金や普通預金とは少し毛色が違うんですよ。
それにより高利率となっているのです。
ただし定期預金や普通預金と違ったデメリットもあります。
債券で同じような仕組みとなっているのが仕組債(EB債)ですね。
なお、個人的に仕組債は基本的におすすめしません・・・
仕組預金は商品によってはありなものもあります。って感じですね。
仕組預金のメリット・デメリット
仕組預金のメリットは前述したように通常の定期預金や普通預金と比較して高利率となっているということです。
一方、デメリットもあります。
それは大きく分けると以下の点です。
- ほとんどの商品は中途解約できない(できたとしても元本割れ)
- 商品によっては為替リスクあり
- 商品によっては預金保険制度(いわゆるペイオフ)の対象外
- 商品によっては満期日を金融機関が勝手に決定
- 商品によっては受け取れる通貨が変更される
仕組預金は商品によっていろいろルールがあり、そこをしっかり確認して買う必要があるのです。
中にはほとんどの人が損をしそうな商品すらあります。
そこの見極めは必要ですね。
円仕組預金「プレーオフ」は?
それでは今回の円仕組預金「プレーオフ」はどういうものなのでしょう?
円仕組預金「プレーオフ」にはフラット型とステップ型があります。
フラット型
フラット型の金利は年0.8%です。
一般的な定期預金などと比較して高くなっていますね。
この金利で預入期間運用されます。
さらに満期まで持てば元本保証なので安心ですね。
ただし、満期日ははじめに決まっていないんですよ。
1年から最長10年で住信SBIネット銀行が判断する仕組みとなります。
毎年延長の有無が判定され最長で9回延長されます。
つまり、10年後が満期となるとなるケースもあれば、1年で終わるケースもあるってことです。
なお、途中解約も可能とのことですが、その場合は元本割れをする可能性があります。
つまり、10年間使う予定がないお金を預ける分にはよい商品ですが、途中解約をする可能性が少しでもあるならやめておくのが無難な商品ってことですね。
円仕組預金「プレーオフ」は円で購入、受け取りますので、デメリットで書いた為替リスクと通貨が変更されるリスクはありません。
また、円仕組預金「プレーオフ」は預金保険制度(いわゆるペイオフ)の対象となっています。
【円プレーオフ】
預金保険制度の対象です。
当社にお預入れいただいている他の預金保険の対象となる預金と合算して、元本合計1,000万円までと保険事故発生日までの利息が保護されます。
ただし、この預金の利息等については、お預入れ時(延長預入期間開始後は直近の延長預入期間開始時)における円定期預金(当該預入期間と同一の預入期間および金額)の金利までが預金保険の対象となり、それを超える部分は預金保険の対象外となります。出典:住信SBIネット銀行 〔仕組預金〕 仕組預金は預金保険制度の対象となりますか?
ステップアップ型
次はステップアップ型です。
こちらは預入期間が延長するほど金利がアップする仕組みとなっています。
当初は年0.3%ですが、最終的には年5%まで増えます。
こちらも満期日は決まっておらず、1年から最長10年で住信SBIネット銀行が判断する仕組みとなります。
なお、こちらも満期まで持てば元本保証です。
途中解約すると元本割れのリスクがあります。
ですのでこちらも10年使う予定のないお金なら・・・ってところですね。
フラット型と違い、早期に終わってしまうともらえる金利が少なくなってしまう仕組みですね。
なお、こちらのタイプも円で購入、円で受け取るので為替リスクはないですし、通貨が変更されることもありません。
また、ペイオフの対象となっています。
円仕組預金「プレーオフ」を買っても良い人、駄目な人
円仕組預金「プレーオフ」はフラット型もステップアップ型も満期まで持てば元本保証です。
一般的な定期預金などと比較して金利も高いので元本保証にこだわる方にはおすすめできる商品です。
ただし、満期前に解約すると元本割れのリスクがあります。
ですから最長10年間(自分で決められない)解約しなくても問題ない資金でペイオフの対象となる元本合計1,000万円まで満期まで持つということならアリな商品ですね。
逆に途中解約する可能性があるとかだと、他の投資商品のほうが良いでしょうね。
また、それほどリスクを取りたくないけどより金利をほしい方は社債なんかもおすすめですよ。
例えば今発売中のものなら楽天カードの社債なら年利1.65%ですし、ソフトバンクグループなら年利2.85%とかなり高くなっています。
これらも基本的には満期まで持てば元本が返ってきます。
ただし、円仕組預金「プレーオフ」と違って、企業が破綻した場合や経営が悪化した場合には返ってこないリスクもあります。
その分利回りが高くなっているんですね。
大盤振る舞いして住信SBIネット銀行やばいの?
ネットで今回のキャンペーンを見た方の中には通常の預金と勘違いしているのか、住信SBIネット銀行がやばいから金集めしているとか書いている人もいました。
しかし、この仕組預金はかなり高い確率で住信SBIネット銀行が儲かるように満期日を変える仕組みとなっています。
また、最大1,000万円と聞くとすごいですが、最も高いパターンでも0.5%還元ですからそこまで高いものでもないんですよ。
ですからたくさんお金を集めれば集めるほど、住信SBIネット銀行は儲かりますのでそのような指摘は的外れとしか言いようがないですね。
なお、住信SBIネット銀行がやばいのでは?という話からグループ会社のSBI証券からお金を回収したほうがよいのか?みたいな投稿も見ました。
楽天証券の時にも話題にしましたが、株などは分別管理していますので特にその必要はありませんし、楽天と違って業績も問題ないんですよね・・・
こちらも的外れの話ですね。
まとめ
今回は「条件を満たすともれなく最大1,000万円プレゼント。住信SBIネット銀行で円仕組預金「プレーオフ」冬のボーナスキャンペーン」と題して住信SBIネット銀行のキャンペーンを見てきました。
大きめのキャンペーンですが、対象が仕組預金という少し癖がある商品となっています。
しっかりデメリットを把握した上で検討してみてくださいね。
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