楽天がさらなる改悪。楽天SPUの上限が全会員一律に。ダイヤモンド会員の意味無し?

またまた、楽天経済圏で改悪が発表されました。

今度は楽天SPUの改悪となります。

今まで会員ランクごとに月間獲得ポイントの上限が設定されていましたが、全会員一律になり、さらに上限がかなり低くなってしまったのです。

今回はこの件を解説していきましょう。

2023年2月からの楽天SPUの改悪

それでは今回発表された改悪内容を見てみましょう。

楽天SPU(楽天スーパーポイントアップ)の改悪です。

なお、楽天SPUとは楽天グループのサービスを使うほど、楽天市場でのお買い物のポイントがアップするプログラムです。

最大16倍のポイントアップでかなりお得だったんですよ。

ただし、下記の記事にも書きましたが年々改悪が続いています。

私はこういう改悪が相続いていることもあり年々楽天市場の利用が減っていますね・・・

楽天ブックスのSPU月間獲得上限ポイント

なお、楽天ブックスの楽天SPUは、その月に1回1,000円以上楽天ブックス利用すると、その月は楽天市場のお買い物が+0.5%倍のポイントアップするというものでした。

その際に獲得できるSPU月間獲得上限ポイント数は以下のとおりに設定されていたのです。

変更前:
ダイヤモンド会員様:15,000ポイント
プラチナ会員様:12,000ポイント
ゴールド会員様:9,000ポイント
シルバー会員様:7,000ポイント
その他会員様:5,000ポイント
会員ランクごとに分かれていたんですよ。
ダイヤモンド会員の場合、上限が15,000ポイントと0.5%の付与でいくにはかなりハードルは高かったんですが、逆に言えばかなり使っても上限までいかないくらい還元がどんどん増える仕組みだったのです。
しかし、以下のように変更されます。
変更後:全会員様:1,000ポイント
なんと会員ランクは関係なくなり、上限も今までのその他会員の5,000ポイントからみても5分の1の1,000ポイントに。
かなりの大きな改悪ですね・・・
月に20万円を購入すると上限までいくということになります。
ちょっと大きな家電などを買うと到達してしまいますね。

変更日

なお、変更されるのは

2023年2月1日(水)
からとなります。

楽天KoboのSPU月間獲得上限ポイント

また、楽天の電子書籍である楽天Kobo利用分も同様に改悪されます。

楽天Koboの楽天SPUも、その月に1回1,000円以上利用すると、その月は楽天市場のお買い物が+0.5%倍のポイントアップするというものでした。

その際に獲得できるSPU月間獲得上限ポイント数は以下のとおりに設定されていたのです。

変更前:
ダイヤモンド会員様:15,000ポイント
プラチナ会員様:12,000ポイント
ゴールド会員様:9,000ポイント
シルバー会員様:7,000ポイント
その他会員様:5,000ポイント
会員ランクごとに分かれていたんですよ。
しかし、こちらも以下のように変更されます。
変更後:全会員様:1,000ポイント

変更日

なお、変更されるのは楽天ブックスと同じく

2023年2月1日(水)
からとなります。

改悪対策は?

今回の改悪対策はあるのでしょうか?

前述したように今回の改悪は還元率は変わらず、上限が下がっただけです。

ですから月に20万円までの利用なら今までと比較して変わらないんですよ。

たくさん利用している方のお得が減ったという感じですね。

ですから月に20万円未満までの楽天市場の利用の場合特に対策しなくてもかわりません。

それを超えるようならお得度は減りますので楽天ブックスや楽天Koboを利用しなければよいだけですね。

今回の改悪は一般の方には意外と影響は少なく、楽天市場を利用した転売屋対策なのかもしれません。



楽天経済圏の改悪の歴史

参考までにここ1年近くの間にあった楽天の主な改悪・改善をご紹介しましょう。
改悪が異様に多いんですよ。

改悪したもの

まずは改悪したものです。

かなり多くのものが改悪されていますね。

1年近くの間にこれだけの改悪とは並べてみると恐ろしいです。

改善したもの

改悪と比べて少ないですが、改善したものもありますので公平性を期すためにもご紹介しておきましょう

楽天ギフトカードが楽天キャッシュになったことや楽天キャッシュの投信積立が可能になったことはメリットばかりではありません。

個人的にはこの動き、楽天の資金繰り対策な気がしてなりません・・・
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
純粋な改善と言えるのは、楽天証券のマネー本が無料で読めることくらいですかね。
楽天証券も前述のように改悪が多いのでテコ入れの部分もあったかもしれませんね。

なぜこれだけの改悪が続く?

それではなぜ楽天経済圏でこれだけの改悪が続くのでしょう。

簡単に言えば楽天モバイルでかなりお金が出ていっているのが大きいと思われます。

決算を見る限り、すぐにどうこうなるレベルではありませんが、身の丈にあっていない投資を続けており、あまり良い状況とは言えないということ。

詳しくはこちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。




まとめ

今回は「楽天がさらなる改悪。楽天SPUの上限が全会員一律に。ダイヤモンド会員の意味無し?」と題して楽天市場の改悪についてみてきました。

ずっと改悪が続いている楽天経済圏・・・Yahoo・PayPay経済圏やau経済圏などへの乗り換えを検討しても良い時期かもしれませんね。

Yahoo・PayPay経済圏やau経済圏も改悪傾向ではありますが、楽天経済圏よりはお得なケースが多いんですよ。

私はYahoo・PayPay経済圏の利用が多くなっていますね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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