PayPayアセットマネジメント株式会社から興味深い投資信託が登場します。
「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」です。
人気のVTIに実質的に投資をするファンドでかなり低コストになっています。
人気となりそうですね。
今回は「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」を解説していきます。
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の概要
まずは「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」の概要から見てみましょう。
なお、下記情報はPayPayアセットマネジメント株式会社から提出された有価証券届出書及び公式サイトの発表がソースとなっています。
元資料が見たい方は有価証券報告書等の開示資料を閲覧するサイトであるEDINETから「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」と検索してみてください。
ファンドの名称 | PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 |
運用会社 | PayPayアセットマネジメント株式会社 |
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(配当込み) |
設定日 | 2023年3月22日 |
PayPayアセットマネジメント株式会社はCRSP USトータル・マーケット・インデックス(配当込み)をベンチマークとした投資信託です。
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の手数料
次に手数料を見ていきましょう
信託報酬率
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の信託報酬率は
購入時手数料
ありません
信託財産留保額
信託財産留保額は
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の取り扱い金融機関
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の取り扱い金融機関で今の所判明しているのは下記の証券会社です
PayPayアセットマネジメント株式会社の商品は証券会社や銀行で多く扱っていますので、今後扱いは増えてくるものと思われます。
SBI証券や楽天証券などでスタート時で扱わないんですね。
PayPay証券の強みとしたいのかもしれません。。。。
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の設定日
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の設定日は
となっています。
PayPay投資信託インデックス アメリカ株式の投資先、成績
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはベンチマークをCRSP US トータル・マーケット・インデックスとしており、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)へ投資をすることでそれを実現する投資信託となります。
それではCRSP US トータル・マーケット・インデックスとはどんなベンチマークなのでしょう?
CRSP US トータル・マーケット・インデックスとは
ベンチマークとしているCRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国株式市場に上場する大型株、中型株、小型株約4000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
米国の株式市場で投資可能な銘柄のほぼ100%に分散投資をしていると同じことになります。
アメリカを代表する指標といえばS&P500やダウなどがありますが、それらと比較して銘柄数が多く小型株が含んでいることが大きな特徴ですね。
分散性の高さが売りです。
ですから広く米国株に投資をしたいならおすすめの投資先です。
VTIの投資先
実質的な投資対象となるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)の2023年2月末時点での保有上位10銘柄は以下のとおりです。
銘柄名 | 純資産総額に占める割合 |
アップル | 5.37% |
マイクロソフト | 4.55% |
アマゾン・ドット・コム | 2.2% |
アルファベット(グーグル) | 1.45% |
パークシャハサウェイ | 1.29% |
アルファベット(グーグル) | 1.27% |
エクソンモービル | 1.18% |
ユナイテッド・ヘルス・グループ | 1.15% |
テスラ | 1.15% |
エヌビディア | 1.15% |
時価総額加重平均型ですからアメリカの時価総額が高い企業が上位を占めていますね。
アメリカを代表する指標と比較
アメリカを代表する指標といえばS&P500やダウ、NASDAQなどがありますが、それらと比較して銘柄数が多く、小型株を含んでいることが大きな特徴ですね。
比較をすると以下のようになります。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください
CRSP | ダウ | S&P500 | NASDAQ100 | Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数 | |
対象銘柄 | 約4,000社 | 30社 | 約500社 | NASDAQ上場の100社 | 約630社 |
時価総額カバー率 | 約100% | 約20% | 約80% | 約40% | 約85% |
CRSP USトータル・ マーケット・インデックスは小型株まで含んでいることで時価総額約100%という分散性の高さが売りです。
つまり、VTIを買えばこれ1つでアメリカ全体の株をセット買いしていると同様のことになるのです。
ですから広く米国株に投資をしたいならおすすめの投資先となります。
ちなみにPayPayアセットマネジメント株式会社は米国株をターゲットとした投資信託としてダウの「PayPay投信NYダウインデックス」、NASDAQ100の「PayPay投信NASDAQ100インデックス 」、Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数 の「PayPay投信 米国株式インデックス」をすでに販売されています。
どれも米国株は米国株対象ですがベンチマークが違う感じですね。
VTIの過去成績
バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの過去成績もチェックしておきましょう。
2023年1月31日時点のトータルリターンは以下のとおりです。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
1年 | 3年(年利) | 5年(年利) | 10年(年利) | |
---|---|---|---|---|
外貨ベース | -8.32% | 4.68% | 6.63% | 9.83% |
円貨ベース | 3.4% | 16.26% | 12.92% | 16.28% |
まとめ
今回は「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式が爆誕。VTIに低コストで投資が可能」と題してPayPay投資信託インデックス アメリカ株式について見てきました。
結論としては以下のとおりです。
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