先日、楽天証券が株式手数料を無料化したことで業績予想が変わったことで上場申請を取り下げたというニュースをお伝えしました。
SBI証券のNISA口座が大幅増
2024年に新しいNISAがはじまることで各社のNISA口座獲得競争が激しくなっていますが、SBI証券はかなりNISA口座数をふやしているようです。
NISA口座の新規開設件数
出典:2024年3月期第二四半期SBIホールディングス決算説明会 資料
まず新規のNISA口座開設数が右肩あがりに増えています。
いままでNISAをやってこなかった層が新しいNISAに向けて口座を作り出したのかもしれませんね。
他社からSBI証券へのNISA口座金融機関変更件数
出典:2024年3月期第二四半期SBIホールディングス決算説明会 資料
次に他社でNISA口座をすでに開いている方がSBI証券へ変更した件数です。
来年のNISA向けの口座変更が解禁された10月だけで59,784件の手続きが行われています。
注目すべきは楽天証券からの変更が51.6%を占めているということですね。
かなり多くの方が楽天証券からSBI証券に変更しています。
私も10月に楽天証券からSBI証券にNISA口座の変更手続きをしましたが、同じ人がかなりいたようです。
国内株式の移管も大幅増
出典:2024年3月期第二四半期SBIホールディングス決算説明会 資料
また、先んじて国内株式手数料無料化したことで他社からの国内株式の移管もかなり増えています。
楽天証券はその後、国内株式手数料無料化に対抗していますが、対面証券からネット証券への移管も増えていきそうな感じですね。
イデコ(iDeCo)もSBI証券がトップ
また、イデコ(iDeCo)もSBI証券が強いですね。
出典:2024年3月期第二四半期SBIホールディングス決算説明会 資料
かなり独走ですね。ネット証券ではかなり早い段階からイデコに取り組んでいましたし、運営管理手数料無料化などの取り組みが大きかったのでしょう。
私もイデコをやっていますがSBI証券ですね。
B社(楽天証券?)も頑張っていますが・・・
なお、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ってなに?って方はこちらの記事から御覧ください。
この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」などを網羅的に確認することができますよ。
まとめ
今回は「SBI証券のNISA口座が大幅増。大半が楽天証券からの変更」と題してSBI証券の快進撃しているという話でした。
私も新しいNISAはSBI証券を選びましたが、同じ人がかなりいたようです。
それだけ投資家が求めていることをしっかり理解して商品、サービスとして提供してくれているってことなんでしょうね。
個人的には株主でもありますので、SBI証券を応援していますが、ライバルが弱いと改悪の恐れがあるのがこの業界です。
特に投資信託の保有時の付与ポイントなどは自社の儲けをかなり放出している状況ですからいつ改悪しても不思議ではありません。
ですから他社もSBI証券に負けずに頑張ってほしいところですけどね。。。
新しいNISAは早めの手続きを
なお、まだ新しいNISAをどこの証券会社にするか決めてない方は早めがよいですよ。
私は次年度の受付を開始した10月2日に動いていますが、25日開設までにかかりました。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
また、三井住友カードとの連携で投資信託購入でのポイントが貯まるのも嬉しい。
ネット証券開設するなら持っておきたい口座の筆頭でしょう。
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