失礼ながらPayPayって始めて聞いた方も多いでしょう。私もです。。始めはPayPalの誤表記かと・・・それくらいキャッシュレス決済の分野ではかなりの後発にあたります。そんなPayPayはソフトバンク・ヤフー系のキャッシュレス決済です。これにかなりソフトバンク・ヤフーは入れ込んでおりかなり大掛かりのキャンペーンを実施することになりました。それが総額１００億円を還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」です。
今回はPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」について考えてみましょう。
※追記 12月13日に１００億円の予算に達しましたので12月13日の23時59分を持って終了となります
第二弾100億円キャンペーンが発表されました
ソフトバンク・ヤフー系のキャッシュレス決済「PayPay」が前回大変大きな話題となった100億円キャンペーンの第二弾を開催すると発表しました。今回はその第二弾100億円キャンペーンの概要と攻略法を速報でお伝えします。PayPay[…]
キャッシュレス決済の競争が激しくなりそう
先日、消費税増税に伴う景気の落ち込みを防ぐために、クレジットカード、電子マネー、QR決済など現金を使わない俗にいうキャッシュレス決済をした際に５％のポイント還元をする制度の導入を検討すると安倍晋三首相が発表しました。
それに伴いキャッシュレス決済の競争がかなり激化しそうな予感です。こういう類のものははじめに普及させてしまったほうがかなり有利ですから、既存企業も交えて大盤振る舞い合戦になりそうな予感があります。
PayPayの中山一郎CEOは「ユーザーと加盟店の獲得のために、100億円を投じる。QR決済市場のユーザー数と加盟店数、両方でナンバーワンを目指す」と宣言しています。大盤振る舞いして一気に普及させる手法はソフトバンクとヤフーがよくやるやつですね。YahooBBを思い出す方も多いでしょう。モデムを配りまくって一気にADSLを普及させましたよね。おかげで日本のブロードバンド化が大きく進展したと言われています。また、ソフトバンクがボーダフォンを買収して携帯電話事業に参入した時もiPhoneを一括０円やキャッシュバックでバラまいてiPhoneを一気に普及させましたね。
キャッシュレス決済の分野（とくにQR決済）ではライバルはたくさんいるのでそれらがどう動くかでしょうね。中国で圧倒的に強いアリババのアリペイ、LINEのLINEペイ、AmazonのAmazonペイ、Origamiなどがいます。どの方式が、どの会社がデファクト・スタンダードになるかにも注目したいですね。
PayPayの100億円あげちゃうキャンペーンの概要
「100億円あげちゃうキャンペーン」はPayPayはその普及のために100億円もの予算をかけた一大キャンペーンとなります。詳しく見ていきましょう。
○5000円をチャージすると1000円分の残高プレゼント
○新規登録で５００円プレゼント
○1回のPayPay支払いごとに、最大20％が「PayPayボーナス」としてPayPay残高に還元（月最大5万円まで）
○抽選で40回に1回の確率で、支払い額の全額がキャッシュバックされます（最大10万円）
実施期間
2018年12月4日9:00から2019年3月末まで
最大20％が「PayPayボーナス」
とくに注目が２０％のPayPayボーナスです。還元率が20%（PayPayボーナスが20%分貯まる）になるのです。付与されるPayPayボーナスの上限は月に5万円分までなので、月に25万円分の買い物までは還元率20％になる（25万×0.2=5万）ということです。いずれにせよとんでもない還元率です。
さらにちょっと気になるのが公式サイトでは「お一人様あたり」となっていますがPayPayは現在は個人認証が必須ではなく、携帯電話番号に紐づくしくみとなっていますので複数アカウントの作成が可能となります。つまり、スマホを２台持ちしているならば上限は月に10万円分のPayPayボーナスが貯まられるっとことです。（50万円分の買い物分）さらに500円のポイントなどもアカウント毎に獲得できそうです。将来的には規制されそうですが・・・
桁違いのキャンペーンですね。
https://paypay.ne.jp/promo/announcement/20181122/
5000円をチャージすると1000円分の残高プレゼント
さらに本日12月3日までの期間限定で、ペイペイ残高に5000円以上をチャージすると、1000円分の残高が余分に貰えるキャンペーンを実施しています。
https://paypay.ne.jp/promo/addmoney/20181122/
・キャンペーン期間中、一度のチャージでPayPay残高へ5,000円以上をチャージされた方に1,000円相当の「PayPayライト」を、お一人様につき1度のみ増量して付与します。
・対象者であれば、PayPayにて開催中のほかのキャンペーンと併用利用可能です。
・キャンペーン期間中、PayPay残高へ5,000円以上をチャージされた方。
・キャンペーン対象のチャージ元は「銀行口座」「Yahoo! JAPANカード」が対象となります。
・キャンペーン期間中、一度でも景品が付与された以降、別の「銀行口座」や「Yahoo! JAPANカード」から、5,000円以上のチャージされても付与対象外になります。
新規登録でPayPay残高５００円相当プレゼント
さらにPayPayに新規登録が完了した時点で、500円相当のPayPayボーナスを付与されます。まずこれはやっておきたいですね。
https://paypay.ne.jp/promo/20181001/
支払いの度に抽選で10万円が返ってくるキャンペーン
さらに上記に加えて下記の抽選が行われます。
・全てのユーザーが40回に1回の確率で全額戻ってくる（上限は10万円まで）。
・Yahoo!プレミアム会員なら20回に1回の確率で全額戻ってくる（上限は10万円まで）。
・ソフトバンクユーザー（スマートログイン設定済み）、Y!mobileユーザー（初期登録&Yahoo JAPAN ID設定済み）なら10回に1回の確率で全額戻ってくる（上限は10万円まで）。
ソフトバンク・Yモバイルユーザー以外の方の事前準備を
ソフトバンクユーザーやY!mobileに加入していない方が通常の2倍、20回に1回、抽選で全額（10万円まで）戻ってくるようにするためには、下記のYahoo!プレミアム会員に加入しておく必要があります。月額462円かかりますが・・・PayPayをうまく活用するならば元がとれると思いますが。
Yahooカードを作っておこう
またYahooカードを作っておくとよいでしょう。PayPayは今の所クレジットカードでチャージできるのはYahooカード限定としています。よりPayPayでお得にするためには必須でしょう。
ソフトバンク・Yモバイルユーザーも事前準備が必要
ソフトバンクユーザーの方が通常の4倍、10回に1回、抽選で全額（10万円まで）戻ってくるようにするためにはYahoo!JAPAN IDとソフトバンクの電話番号を紐付けるスマートログインを設定する必要があります。ソフトバンク・Yモバイルユーザーの方でまだスマートログイン設定をしていない方は設定しておきましょう。
PayPayの100億円あげちゃうキャンペーンは早めに
それではPayPayの100億円あげちゃうキャンペーンをうまくつかうためにはどうすればよいでしょうか？まずは使える店舗の確認からみてみましょう。
PayPayは使える店はまだまだ少ない・・・
PayPayが使える店は徐々には増えていますがまだまだ少ないようです。
いま現状使えるのは白木屋や魚民、山内農園などの居酒屋が中心。
近日対応予定なのがファミリーマート、ミニストップ、ポプラなどのコンビニ。
ヤマダ電機、ジョーシン、ソフマップ、エディオン、ビックカメラなどの家電量販店。
ウェルシア薬局、第一交通、HISなどです。
今後、今回のキャンペーンなどでPayPayを使う人が増えれば徐々に増えていくとは思いますけどね。
※追記 本キャンペーンの開始に合わせて多くの近日対応予定の店舗が対応をはじめました。店舗のポイントも併用できるところが多いようですからリセールの良いアップル製品なんて買ってすぐ売っても儲かりそうなキャンペーンです。
使えるお店はこちらを御覧ください
https://paypay.ne.jp/#store
予算の消化が予想以上に早いかも。。
現状使えるお店が少ないことが難点のPayPayのキャンペーンですが、近日対応予定のヤマダ電機、ジョーシン、ソフマップ、エディオン、ビックカメラなどの家電量販店やファミリーマート、ミニストップ、ポプラなどのコンビニが対応すれば一気に使える箇所が増えます、
キャンペーン期間中であっても対象のキャンペーンにおいて、PayPay株式会社の負担する還元金額が100億円に達した場合、本キャンペーンは途中終了いたします。また、還元金額を追加する可能性があります。その場合はPayPayホームページにて事前告知を予定しています。
上記のような文言もありますので早めに利用したいところですね。
まとめ
今回は「PayPayの２０％キャッシュバックキャンペーンが凄すぎる。予算消化前に早めに動こう」と題してPayPayのキャンペーンについてみてきました。
かなり魅力的なキャンペーンですが予算がありますので早めに動きましょうね。私も動きたいのですが主な利用可能店舗で使えそうなところが思いつかないんですよね・・・早く近日対応予定の店舗が対応すればよいのですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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