総務省が11月1日現在の「ふるさと納税に係る返礼品の送付状況 についての調査結果」を発表していましたが、追加でオトクすぎる返礼品の自治体を追加認定しました。これは先日お伝えしたAmazonギフト券をふるさと納税ポータルサイトから支給している自治体を総務省が問題視しているがための措置だと思われます。
ある意味、駆け込みで今年のふるさと納税はここにするとお得ですよって総務省がお墨付きを与えてくれているみたいのもんですけどね(笑)
11月1日現在の発表及びAmazonギフト券の件はこちらの記事を御覧ください。
年末に入り、ふるさと納税を実施している自治体及びふるさと納税ポータルサイト間の争いがかなり激化しています。ふるなびが返礼品のおまけにつけるAmazonギフト券を2%にしたかと思えば(通常は1%)さとふるは3%に。それに対抗し[…]
ふるさと納税の返礼品がオトクすぎる自治体一覧
それではオトクすぎる返礼品の自治体を見てい行きましょう。
返礼割合実質3割超の返礼品を送付している団体
まずは返礼品の寄付に対しての割合が3割を実質的に超えている自治体です。
北海道 森町、八雲町、愛別町、羅臼町
宮城県 多賀城市
秋田県 横手市
茨城県 つくばみらい市
群馬県 富岡市
東京都 奥多摩町
新潟県 三条市、加茂市、阿賀町
石川県 志賀町
長野県 小谷村
岐阜県 養老町
静岡県 下田市、南伊豆町、小山町
愛知県 幸田町
滋賀県 湖南市
京都府 亀岡市、宇治市
大阪府 岸和田市、泉佐野市、河内長野市、箕面市
兵庫県 市川町、上郡町
和歌山県 御坊市、高野町
広島県 安芸太田町
山口県 柳井市
徳島県 佐那河内村
香川県 多度津町、直島町
福岡県 直方市、中間市、添田町、大刀洗町、川崎町、赤村、 福智町、上毛町
佐賀県 小城市、みやき町
長崎県 松浦市
熊本県 玉東町
大分県 竹田市
宮崎県 川南町
鹿児島県 枕崎市、南さつま市
沖縄県 多良間村
具体的には上記の52件です。11月1日の時点では25団体でしたから大きく増えていますね。
赤字となっているのは12月20日~25日にかけて都道府県を通じて各市町村に対して調査した結果、地方団体自らが経費負担を行い、期間限定で追加的 なポイントを付与することにより、実質的に返礼割合が3割を超えることが判明した団体です。(計30団体)
簡単に言えばAmazonギフト券プレゼントキャンペーンに参加している団体ってことです。
「地場産品以外」の返礼品を送付している団体数
次は地場産品以外の返礼品を送付している自治体です。
北海道 森町、八雲町、愛別町、羅臼町
宮城県 多賀城市
山形県 大石田町
福島県 中島村
群馬県 富岡市、甘楽町、千代田町
埼玉県 新座市、八潮市
東京都 中野区、立川市、国分寺市、武蔵村山市
新潟県 三条市、阿賀町
石川県 羽咋市
長野県 諏訪市、塩尻市、辰野町、売木村、小谷村
岐阜県 美濃加茂市、可児市、本巣市、海津市、岐南町、 笠松町、養老町、輪之内町、七宗町、東白川村
静岡県 湖西市、下田市、南伊豆町
愛知県 岡崎市、春日井市、蒲郡市、小牧市、清須市、 豊山町、扶桑町、蟹江町、東浦町、幸田町
滋賀県 湖南市
京都府 亀岡市
大阪府 堺市、高槻市、守口市、茨木市、泉佐野市、 河内長野市、松原市、柏原市、交野市、千早赤阪村
兵庫県 市川町、上郡町
奈良県 生駒市、川西町、高取町
和歌山県 御坊市、高野町
島根県 浜田市、飯南町
広島県 安芸太田町
山口県 柳井市、周防大島町
徳島県 鳴門市、佐那河内村
香川県 丸亀市、琴平町、多度津町
愛媛県 新居浜市、鬼北町
高知県 奈半利町
福岡県 飯塚市、行橋市、大刀洗町、川崎町、福智町、 上毛町
佐賀県 武雄市、上峰町、みやき町
長崎県 松浦市
熊本県 玉東町
大分県 竹田市、玖珠町
宮崎県 新富町、川南町
鹿児島県 枕崎市、東串良町
沖縄県 那覇市、宜野湾市、浦添市、多良間村
こちらも100自治体と前回調査の73自治体から大幅に増えていますね。こちらも赤字となっているのは12月20日~25日にかけて都道府県を通じて各市町村に対して調査した結果、地方団体自らが経費負担を行い、期間限定で追加的 なポイントを付与することにより、実質的に返礼割合が3割を超えることが判明した団体です。(計31団体)ほとんどの自治体が重複ですけどね。
総務省と戦う姿勢を示して楽天ふるさと納税から締め出しをされた大阪府の泉佐野市や
実質返戻率45%のAmazonギフト券を提供している佐賀県みやき町ももちろん入っています。
年末に入りふるさと納税を巡るポータルサイト間の争いが激化しています。ふるなびが返礼品のおまけにつけるAmazonギフト券を2%にしたかと思えば(通常は1%)さとふるは3%に。それに対抗したのかふるさと本舗は5%にとどんどんア[…]
返礼品がお得すぎる自治体の中でもおすすめ返礼品
今回のブラックリストに載ってしまっているお得すぎる返礼品の自治体の返礼品のうち、おすすめ返礼品をいくつかご紹介しましょう。
最近はふるさと納税の返礼品についての総務省の圧力どんどんが強くなってきています。返礼品の総務省が求めるルール(返礼品の返戻率3割以内、地場産業のもの、換金性の高い金券や家電不可など)を守らない自治体はふるさと納税の対象から外す検討をしていると発表までありましたね。
今回のブラックリスト公開もその一環となります。それによる影響が大きく魅力ある返礼品はどんどん減っています。また、お得な返礼品が出てきても注文が殺到してしまいすぐに募集をするケースが多くなっています。
ですから見つけたら即注文が鉄則ですね。
佐賀県みやき町
まずは両方にリストアップされている佐賀県みやき町です。ふるさと納税に対してかなり積極的な自治体ですね。
実質返戻率58%の旅行券
今回の旅行券はHISギフトカードです。HISギフトカードはHIS国内各営業所、特約代理店、ハウステンボス等で利用できる旅行券で国内旅行はもちろんのこと、海外旅行でも使え、プレゼントとしても喜ばれるカードです。
この手の旅行券をふるさと納税の返礼品にしてる自治体はいくつか出てきていますが、今回は返礼率の高さが他とは違います。
まず、佐賀県みやき町のHISギフトカードも返礼率は50%です。これは他の自治体と同水準です。さらに寄付した場合はさらにAmazonギフトコードが8%分が還元されるのです。
つまり、合計返礼率58%という驚異の水準なのです。
返戻率は4割ですが、後述するふるさと本舗の5%Amazonギフトコードプレゼントもありますので実質45%の返戻率となります。
なお、Amazonギフト券は名前の通りAmazonで使えるギフト券です。もちろんAmazonでしか基本使えませんが、Amazonは数億種類の品揃えを誇る世界最大の総合オンラインストアですから、売ってない商品を探すほうが大変なくらいです。ですからAmazonギフト券の使い勝手は他の金券と比べても抜群です。
また、有効期限が10年と長いので、安心してお使いいただけますね
実質返戻率42%のiPad
「みやき探索」は佐賀県みやき町の魅力的な写真や360度パノラマ映像を楽しむことができる、ふるさと体験アプリです。名目上はそちらが返礼品です。そのおまけでついてくるiPadがついてくるんですね。iPadの種類によって寄付金額等が変わってきます。
佐賀県みやき町への寄付に対して12月8日~12月31日の間はAmazonギフト券コードのプレゼントを増量するキャンペーンが行われています。これにより8%分のAmazonギフト券コードが提供されます。
例えば一番安いiPad Wi-Fi 32GB – シルバー MR7G2J/Aは40,824円で寄付額が120,000円ですから返戻率は34%
さらに8%のAmazonギフト券コードが付きますので実質的な返戻率は42%となります。
大阪府泉佐野市
次は昨年ふるさと納税金額がトップだった大阪府泉佐野市です。こちらは総務省と戦う姿勢を示しています。返礼率も高めです。先日楽天ふるさと納税からは締め出しをされることが発表されました。それだけ総務省と戦っているともいえます。大阪府泉佐野市は全般的にお得ですね
麦とホップ(第三のビール)
寄付金額10,000円
Peachセット
寄付金額10,000円〜
静岡県小山町
こちらも定番の静岡県小山町です。サーティワンのアイスクリームは返礼率も高くランキングでも常に上位ですね。
サーティワンアイスクリーム商品券
寄付金額10,000円〜
福岡県行橋市
次は福岡県行橋市です。Apple製品の返礼品が人気ですね。
Apple Watch Nike+ Series 4(GPSモデル)ブラック 44mm
寄付金額:150,000円
まとめ
今回は「総務省がオトクすぎる返礼品の自治体(ブラックリスト)を追加認定。駆け込みでのふるさと納税はココに決まりのお墨付きか?」と題して総務省が発表したブラックリストについて見てきました。
ある意味、総務省がお墨付きを与えたお得な返礼品ってことでもあります。賛否はあると思いますが、お得にふるさと納税するなら今回ブラックリストに載っている自治体に寄付をするとお得ですね。
今年のふるさと納税は今年のうちに忘れずにやっておきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
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