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私ならこれを選ぶauカブコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめ投資信託、おすすめポートフォリオ。

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カブドットコム証券イデコおすすめ

大手ネット証券で唯一個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に参入していなかったカブドットコム証券。

KDDIアセットマネジメント株式会社(au)と組んで先日4月27日より、ようやく個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に参入することを発表しました。

auのイデコと同じく運営管理手数料無料で投資信託も低信託報酬の商品を揃えてきておりなかなか魅力的になってきています。

今回はもし私がカブドットコム証券で個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならどの投資信託を選ぶのかをみていきます。

なお、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ってそもそもなに?って方はこちらのまとめ記事から御覧ください。

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目次

カブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめ投資信託

まずはカブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の投資信託のラインナップからみていきましょう。

なお、カブドットコム証券では「カブコムのiDeCo」との愛称を使っています。

カブコムのiDeCoの投資信託のラインナップ

以下がカブコムのiDeCoの投資信託ラインナップとなります。系列会社の三菱UFJ国際投信を多く取り扱っていますね。また、バランス型は提携したKDDIアセットマネジメントの商品が中心となっています。

分類 商品名 運用会社名
バランス型 auスマート・ベーシック(安定) KDDIアセットマネジメント
auスマート・ベーシック(安定成長) KDDIアセットマネジメント
auスマート・プライム(成長) KDDIアセットマネジメント
auスマート・プライム(高成長) KDDIアセットマネジメント
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) 三菱UFJ国際投信
インデックス型 つみたて日本株式(TOPIX) 三菱UFJ国際投信
つみたて日本株式(日経平均) 三菱UFJ国際投信
つみたて先進国株式 三菱UFJ国際投信
つみたて新興国株式 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
eMAXIS 新興国債券インデックス 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ <DC>J-REITインデックスファンド 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ <DC>先進国REITインデックスファンド 三菱UFJ国際投信
ステート・ストリートDC外国債券インデックス・オープン ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
アクティブ型 ひふみ年金 レオス・キャピタルワークス
フィデリティ・日本成長株・ファンド フィデリティ投信
iTrust世界株式 ピクテ投信投資顧問
iTrustバイオ ピクテ投信投資顧問
iTrustロボ ピクテ投信投資顧問
ターゲットイヤー型 三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2030(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2035(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2040(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2045(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2050(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ターゲット・イヤー・ファンド2055(確定拠出年金) 三菱UFJ国際投信

私ならこれを選ぶカブコムのiDeCoで運用する投資信託、ポートフォリオ。リスク高めを許容できる人

それではまずある程度リスクを高めに取れる方向けのポートフォリオから見ていきましょう。

iDeCoにかぎらずリスクを高めればそれだけリターンの金額もあがると予想されます。期待値が上がるのです。

つまり、ハイリスクハイリターンってことですね。

ある程度、もらうまでの期間が取れる方(若い方)はリスクを取ることをおすすめします。期待値を考えるとこちらが優位となります。

リスクを取れる場合、私ならこういう運用商品・配分(アセットアロケーション/ポートフォリオ)を選択します。

カブコムiDeCOポートフォリオ1

 

国内株式:10% つみたて日本株式(TOPIX)
先進国株式:60% つみたて先進国株式
新興国株:30% つみたて新興国株式

すべて株式となりますので少しリスクは大きくなります。

なお、この割合は世界経済インデックスファンドを参考にしています。

世界経済インデックスファンドのアセットアロケーションはこれとほぼ同じ日本株10%、先進国株60%、新興国株30%。世界経済に占める各地域のGDPシェアの割合で比率が決まっているのです。

つまり、このアセットアロケーション/ポートフォリオならば世界経済全体の株式に投資をしていることになります。世界経済の成長を享受できるんですね。

また、カブコムのiDeCoでは人気のアクティブファンド「ひふみ年金」や「つみたて日本株式(日経平均)」なんかもラインナップされていますので「つみたて日本株式(TOPIX)」の代わりに入れたり、一部をそちらにするのもよいでしょう。

日経平均とTOPIXの違いについてはこちらの記事を御覧ください。
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また、REITもラインナップされていますのでお好みでそちらを少し入れてもよいかもしれませんね。ちなみに2018年は株の投資信託は軒並みマイナスとなってしまいましたが、国内REITと国内債券、先進国債券がプラスでしたね。詳しくはこちらの記事をどうぞ
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://ideco-ipo-nisa.com/22038]

私ならこれを選ぶカブコムのiDeCoで運用する投資信託、ポートフォリオ。リスク低めを希望する場合

次にリスクをあまり取りたくない場合の運用商品、配分(アセットアロケーション/ポートフォリオ)は私ならこうします。

カブコムiDeCOポートフォリオ2

国内株式:10% つみたて日本株式(TOPIX)
先進国株式:60% つみたて先進国株式
新興国株:30% つみたて新興国株式
国内債券:10% 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
先進国債券:30% ステート・ストリートDC外国債券インデックス・オープン
新興国債券:10% eMAXIS 新興国債券インデックス

こちらは半分を株式、半分を債券としてリスクを大きく下げています。

本来はもう少し、国内債券を増やせばリスクは下がると思いますが、日本国内はマイナス金利で債権にはあまり期待できませんので10%としています。

また、先進国債券も為替リスクが結構ありますのでそれを減らす意味でも為替ヘッジタイプである「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」を一部加えるのも1つの手です。

ちなみに国民年金や厚生年金を運用するGPIFはこちらと同様に株式50%、債権50%ですがもう少し国内債券の比率が大きくなっていますね。

ちなみにGPIFの基本ポートフォリオは国内債券35%、国内株式25%、海外債権15%、海外株式25%です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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私ならこれを選ぶカブコムのiDeCoで運用する投資信託、ポートフォリオ。選ぶのが面倒な人向け

ちょっと自分で選ぶのは面倒な方はバランス型を一本だけ買うのがおすすめです。カブコムのiDeCoではauスマートシリーズがあります。auスマート・ベーシックの方は信託報酬も0.2376%と低いですからおすすめできます。投資先の比率がそれぞれ少し違っていますのでお好みでどうぞ

auスマート・ベーシック(安定)

まずは一番固い運用をする安定です。債券が80%、株式20%、国内80%、海外20%とガチガチに固めた運用となります。

リスクはかなり低めとなります。リスクが低ければそれだけリターンも低く押さえられがちです。

そのため若い方にはあまりおすすめできませんが、もらうまでの期間があまりとれない方にはおすすめですね。

auスマート・ベーシック(安定)

国内株式15%
先進国株式5%
国内債券65%
先進国債券15%

auスマート・ベーシック(安定成長)

次は2番に固い運用をする安定です。債券が65%、株式35%、国内70%、海外30%と前述の安定よりも少しリスクが高くなっています。

また、前述の安定にはなかった新興国株と新興国債券が入っていますね。

auスマート・ベーシック(安定成長)

国内株式20%
先進国株式10%
新興国株式5%
国内債券50%
先進国債券10%
新興国債券5%

auスマート・プライム(成長)

次に3番に固い運用をする安定です。債券が55%、株式45%、国内60%、海外40%とそれなりに高めのリスクとなっています。

ただし、こちらの投資信託はアクティブファンドに分類されますので少し信託報酬が高いです。その点あまりおすすめはできないですね・・・auスマートプライム(成長)

国内株式25%
海外株式20%(新興国株式含む)
国内債券35%
海外債券10%(新興国債券含む)
※上下10%の範囲内で配分比率を調整します。

auスマート・プライム(高成長)

最後はこのシリーズで最もリスクが高い商品です。債券が35%、株式65%、国内50%、海外50%とそれなりに高めのリスクとなっています。

個人的には国内比率がだいぶ高いのがちょっと気になります。

また、こちらの投資信託はアクティブファンドに分類されますので少し信託報酬が高いです。その点あまりおすすめはできないですね・・・

auスマートプライム(高成長)

国内株式30%
海外株式35%(新興国株式含む)
国内債券20%
海外債券15%(新興国債券含む)
※上下10%の範囲内で配分比率を調整します。

掛け金配分を指定しない場合どうなるのか:指定運用方法

なお、運用商品を指定しない場合は以下のルールとなっています。

掛金配分猶予期間の3ヶ月到達時点から2週間を経てもなお配分設定が行われない場合、新規の掛金につきましては「指定運用方法」での運用が行われます。

つまり自動的にこちらの商品が選択されるのです。

「auスマート・ベーシック(安定成長)」
債券が65%、株式35%、国内70%、海外30%の比較的安全志向の投資信託ですね。
これが嫌な方は自分でどの商品化を選択するのかを選んでおく必要があります。

カブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の評価

他の金融機関と比べてカブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の評価を見ておきましょう。

個人的な意見としてはまあまあかな。。。って感じです。

評価のポイントとしては以下の点が挙げられます。

運営管理手数料が0円であること
それなりの商品ラインナップ
ポイント付与制度

運営管理手数料の評価

運営管理手数料が0円はすでに8社目(他にSBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、イオン銀行、大和証券、au)ですからそこまで目新しくありません。
逆に言えば運営管理手数料が0円が当たり前となってきたことで、無料じゃない他の金融機関でやるのはもったいないですってことです。

商品ラインナップの評価

また、商品ラインナップも悪くはありませんが、他と比較して優れているわけではありません
残念なのが同じ三菱グループの「eMAXIS Slimシリーズ(イーマクシススリム)をラインナップしていないことでしょう・・・。これが採用されれば一躍トップ争いができる個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運営機関となりますが・・・

ポイント付与制度の評価

評価するポイントとしてはポイント付与制度ですね。
KDDIアセットマネジメント株式会社の設定・運用する「auの投資信託」(auスマートファンドシリーズ)4本については、運用残高に応じて「au WALLETポイント」または「Wow!スーパーポイント」を毎月付与されるのです。
逆に言えばこれらを選択しないとその恩恵は受けられないってことですね。
ポイントの付与はau WALLETポイントは0.04~0.10%・Wow!スーパーポイントは0.02~0.05%となっています。
au WALLETポイント Wow!スーパーポイント
auスマート・ベーシック(安定) 0.04% 0.02%
auスマート・ベーシック(安定成長) 0.04% 0.02%
auスマート・プライム(成長) 0.1% 0.05%
auスマート・プライム(高成長) 0.1% 0.05%

2019年現在のおすすめのイデコ金融機関は下記記事を御覧ください。
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まとめ

今回は「私ならこれを選ぶauカブコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめ投資信託、おすすめポートフォリオ。」と題してカブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のおすすめ投資信託、おすすめポートフォリオについてみてきました。

カブドットコム証券で個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)をすでには申し込まれた方はぜひ参考にしてみてくださいね。

今後に期待・・・

auカブコム証券は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)への参入はかなり後発となりました。悪くはありません。

しかし、積極的にカブドットコム証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を選ぶ理由も見当たらないのも事実です。

ポイント制度は新しいですが、はじめから信託報酬率が低いものを選んでおけば同じ効果があります。

ですから信託報酬率が低い特に「eMAXIS Slimシリーズ(イーマクシススリム)をラインナップに加えてほしいとこところ。

同じ三菱グループですしね。

今後に期待したいところですね。

auカブコム以外なら下記5社がおすすめ。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

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マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

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松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

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大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

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楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

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総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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