楽天米国レバレッジバランス(USA360)レビュー

【楽天米国レバレッジバランス(USA360)】レビュー。続々登場するレバレッジ型バランスファンドと比較検討してみた

このところ、レバレッジ型バランスファンドが続々登場しています。

私もTポイント楽天ポイントで買っているお気に入りの投資信託である日興アセットマネジメントの「グローバル3倍3分法ファンド」がじわ売れしているのが大きいのでしょう。

グローバル3倍3分法ファンドについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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先日ご紹介した、世界株式ETF80%、米国金先物35%、債券175%を買うアストマックス投信投資顧問の「ウルトラバランス世界株式

米国株式、米国REIT、米国債券、金のレバレッジを掛けた大和証券投資信託委託の「米国3倍4資産リスク分散ファンド」

そして楽天投信投資顧問の「楽天米国レバレッジバランス」とレバレッジ型バランスファンドが立て続けに登場しているのです。

今回はそのうち「楽天米国レバレッジバランス」について他との比較も含めて詳しく見ていきます。

楽天米国レバレッジバランス(愛称:USA360)とは

それではまずは楽天米国レバレッジバランスの概要についてみていきましょう。

投資先

楽天米国レバレッジバランスは米国株1:米国債券3の比率で投資をします。

米国株式25%、米国債券75%ってことですね。

それに3.6倍のレバレッジを掛けます。

株式90%(米国株)
債券270%(米国国債)
つまり、米国株式90%、米国債券270%買うことと同じ状態となります。

愛称のUSA360は360%のレバレッジを掛けるところからきているようです。

米国株式部分はバンガード社のVTIに投資をするスタイルとなっています。

信託報酬等

信託報酬は0.4675%(税込)+0.027%(ETF経費)

0.4945%(税込)です。

レバレッジを掛けていることを考えれば妥当な数字ですね。

信託財産留保額はありません。

設定日・販売先

設定日は2019/11/5となっています。

当初申込期間は2019/10/23〜11/1です。

販売先は現時点では下記の2社となっています。

CHECK!   楽天証券

CHECK!   SBI証券

競合のレバレッジ型バランスファンドとの比較

それでは競合となるレバレッジ型バランスファンドとの比較を見てみましょう。

グローバル3倍3分法ファンドとの比較

まずはレバレッジ型バランスファンドとの走りであるグローバル3倍3分法ファンドです。

グローバル3倍3分法ファンド概要
グローバル3倍3分法ファンド概要

出典:グローバル3倍3分法ファンド「目論見書」より

グローバル3倍3分法ファンドの投資比率は株式が20%、REITが13.3%で、債券が66.7%です。

債券が2/3もあるかなりカチカチなアセットアロケーションです。

それにレベレッジを掛けることで下記を投資していると同じ状態となっています。

株式60%(日本株20%、先進国株式20%、新興国株20%)、
REIT40%(日本REIT20%、先進国REIT20%)、
債券200%(日本国債40%、米国国債40%、ドイツ国債40%、イギリス国債40%、豪州国債40%)

債券の割合がグローバル3倍3分法ファンドの方がかなり多くなっていますね。

また、株式部分も楽天米国レバレッジバランスは米国株だけなのに対してこちらは日本株20%、先進国株20%、新興国株20%が含まれています。

債券も楽天米国レバレッジバランスはアメリカ債券だけですが、グローバル3倍3分法ファンドは日本国債、ドイツ、イギリス、豪州がそれぞれ40%ずつ含まれています。

また、REITも40%含まれています。

同じレバレッジ型バランスファンドといってもかなり毛色が違うことが分かっていただけると思います。

どちらがいいのかは一概には言えませんが、楽天米国レバレッジバランスはアメリカだけの一極集中型、グローバル3倍3分法ファンドはより分散度が広いという感じでしょう。

信託報酬率

信託報酬は0.484%程度(税込)となっています。

投資先が違いますので一概には比較できませんがこちらはほぼ同水準となっていますね。

信託財産留保額はありません。

設定日・販売先

設定日は2018年10月4日です。

すでに実績は1年あります。

販売先は前述のSBI証券や楽天証券はもちろん、多くの証券会社、銀行で購入が可能となっています。

実績(2019/10/11時点)

2019年10月11日時点の騰落率は以下のとおりです。

安定して増えていっていますね。

同じ期間のアメリカを代表する株式指標のS&P500と比較しても下記の成績となっています

期間グローバル3倍3分法ファンド騰落率S&P500騰落率
1ヶ月+2.44-0.82%
6ヶ月+11.23%-0.22%
1年+27.69%+3.16%

ウルトラバランス・世界株式との比較

次にウルトラバランス・世界株式との比較を見てみましょう。

ウルトラバランス世界株式アセットアロケーション
ウルトラバランス世界株式アセットアロケーション

出典:SBI証券 SBI証券先行販売「ウルトラバランス 世界株式」より

世界株式ETF80%
米国金先物35%
債券175%(米国国債先物70%、フランス国債先物70%、日本国債先物35%)

合計290%の投資先となっています。

60%近くが債券となっていますね。債券は米国国債とフランス、日本ですね。

こちらとの比較でも株式部分も楽天米国レバレッジバランスは米国株だけなのに対してこちらは世界株式80%と日本や諸外国が含まれています。

債券も楽天米国レバレッジバランスはアメリカ債券だけですが、ウルトラバランス 世界株式は日本国債、米国国債とフランスがそれぞれ含まれています。

また、金も35%含まれています。

同じレバレッジ型バランスファンドといってもかなり毛色が違うことが分かっていただけると思います。

信託報酬率

信託報酬は0.743%程度(税込)となっています。

投資先が違いますので一概には比較できませんが楽天米国レバレッジバランスの方がかなり低く押さえられているのがわかりますね。

信託財産留保額はありません。

設定日・販売先

設定日は2019年8月23日です。

こちらはまだ実績1ヶ月程度です。

販売先は今のSBI証券、ジャパンネット銀行、フィデリティ証券となっています。

CHECK!   SBI証券

実績(2019/10/11時点)

2019年10月11日時点の騰落率は以下のとおりです。

まだ実績が1ヶ月ですから判断が難しいですがS&P500と比較しても成績は良くなっていますね。

グローバル3倍3分法ファンドにはちょっと負けていますね。

これはこの期間REITが調子良かったことが大きいと思われます。

期間グローバル3倍3分法ファンド騰落率S&P500騰落率
1ヶ月+1.05%-0.82%
6ヶ月-0.22%
1年+3.16%

米国3倍4資産リスク分散ファンドとの比較

最後は米国3倍4資産リスク分散ファンドとの比較を見ていきましょう。

コンセプトとしてはこちらが一番近いのかもしれません。

米国3倍4資産リスク分散ファンドは米国株式、米国債券、米国REIT、純金の4資産に3倍のレバレッジを掛ける商品です。

他と大きく違うのがあらかじめ比率が固定されていない点です。

各資産のリスクが均等となるように比率は毎月見直しを行う

とのことです。

ですから単純な比較はできません。

楽天米国レバレッジバランスと他に違う点は米国REITと純金が投資対象に含まれていることでしょう。

この辺りはどちらが良いのかは好みとなりますけどね。

信託報酬率

信託報酬は1.1275%程度(税込)とちょっと割高な設定となっています。

投資先が違いますので一概には比較できませんが楽天米国レバレッジバランスの方がかなり低く押さえられているのがわかりますね。

信託財産留保額はありません。

設定日・販売先

設定日は2019年10月15日です。

ですからまだ実績はでません。

販売先は現在のところりそな銀行となっています。

楽天米国レバレッジバランスまとめ

今回は「【楽天米国レバレッジバランス(USA360)】レビュー。続々登場するレバレッジ型バランスファンドと比較検討してみた」と題して楽天米国レバレッジバランス(USA360)について見てきました。

結論としては以下のとおりです。

楽天米国レバレッジバランス(USA360)は面白いコンセプト商品
投資と猫
koge

評価:4楽天米国レバレッジバランス(USA360)はかなり尖った商品となっています。そのため好みは分かれそうですがアメリカが他の国よりもこれからも伸びていくと考えるならアリな商品ですね。信託報酬率も他のレバレッジ型バランスファンドと比較すると低くなっています。
あとは実際に運用を開始してから実績を評価してみたいところかな。

楽天米国レバレッジバランス(USA360)に興味を持たられた方はこちらの2社からの販売となります。

当初申込期間は2019/10/23〜11/1

設定日は2019/11/5です。

CHECK!   楽天証券

CHECK!   SBI証券

楽天米国レバレッジバランス(USA360)もそうですが、最近はアメリカ株の人気がかなり高まっていますね。

アメリカ株に直接投資をする方法やアメリカ株の投資信託の記事はこちらからどうぞ。

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