2019年12月つみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキング

つみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキング。上位はまさかのアクティブ型が独占【2019年12月まで】

今回はつみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキングを見ていきます。

下記の9ヶ月前、3ヶ月前のランキングと比較するとまったく違う投資信託が並んでいるのが非常に面白いですね。

それだけリターンは時期によって波があるのが投資であると言えるでしょう。

12月までのトータル・リターンランキングでもほとんどの方が意外と思うだろう投資信託が上位に来ていました。

それでは2019年12月31日までのつみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキングを見ていきましょう。

そもそもつみたてNISAってなに?って方はこちらの記事から御覧ください。

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今さら聞けないつみたてNISAとは

6ヶ月トータル・リターンランキングは意外な商品ばかり・・・

まずは6ヶ月リターンを中心に見ていきましょう。

※つみたてNISA対象商品を一番多く扱うSBI証券のつみたてNISA取扱商品(153本)で9月までの6ヶ月トータル・リターンランキング(集計期間:2019/6/1~2019/12/31)での結果となります。

1位:年金積立 Jグロース(愛称:つみたてJグロース)

1位はかなり意外商品となりました。日興アセットマネジメントの「年金積立 Jグロース(愛称:つみたてJグロース)」です。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは14.75%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品では1位となりました。1年トータル・リターンでも26.24%とかなりの好成績となります。

年金積立 Jグロース(愛称:つみたてJグロース)の概要

年金積立 Jグロース(愛称:つみたてJグロース)は俗にいうアクティブファンドで選別された企業に投資をするタイプとなります。

信託報酬の高めなのもあり、リターンは1位ですがそれほど人気がないのが面白いですね。

運用方針

運用方針は以下のとおりです。

国内の株式を投資対象とし、成長性が高く株主への利益還元が期待できる企業に投資します。徹底したボトムアップ・リサーチで、勝ち組成長企業の選定を行います。
信託報酬率

信託報酬は以下のとおりです。

信託報酬:0.902%以内

信託報酬は0.902%とつみたてNISA対象の投資信託の中では高めとなっています。

リターンは高いですが、信託報酬が高いこともありあまり人気はありません。2020年1月11日現在で以下の人気となっています。

販売金額(週間)160位、販売件数(週間)112位、積立設定金額(月間)80位、積立設定件数(月間)52位、NISA販売金額(週間)356位、注目銘柄注目度(週間)134くらいとなっています。

フィディリティ・米国優良株ファンド

2位は「フィディリティ・米国優良株ファンド」です。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは13.70%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品では2位となりました。1年トータル・リターンでも32.25%とかなりの好成績となります。

フィディリティ・米国優良株ファンドの概要

フィディリティ・米国優良株ファンドもかなり特徴のある商品です。

こちらもアクティブ型の投資信託です。

アメリカの優良企業や将来優良となりそうな企業へ投資をするタイプです。

アクティブ型ですから信託報酬率はつみたてNISAの中では高めの設定ですね。

運用方針

運用方針は以下のとおりです。

米国の取引所に上場されている株式を主要な投資対象とします。個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資を行ないます。原則として外貨建資産の為替ヘッジは行ないません
信託報酬率

信託報酬は以下のとおりです。

信託報酬:1.639%以内

信託報酬は1.639%とつみたてNISA対象の中ではかなり高くなっています。

こちらも信託報酬が高いこともありあまり人気はありません。

販売金額(週間)495位、販売件数(週間)185位、積立設定金額(月間)105位、積立設定件数(月間)80位、NISA販売金額(週間)491位、注目銘柄注目度(週間)205位となっています。

3位:大和住銀DC国内株式ファンド

3位もかなり意外な商品「大和住銀DC国内株式ファンド」です。

こちらも日本株を対象としたアクティブ型の投資信託です。1位から3位までがアクティブ型投資信託という・・・

直近6ヶ月のトータル・リターンでは13.79%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品では3位となりました。1年トータル・リターンでは32.25%となっています。

大和住銀DC国内株式ファンド)の概要

こちらはバリュー株投資という割安な銘柄を重視したタイプのアクティブ型の投資信託となります。

運用方針

運用方針は以下のとおりです。

日本の株式に投資し、ファンダメンタル価値比割安性(バリュー)を重視し、収益性・成長性を勘案したアクティブ運用を行います。TOPIX(東証株価指数・配当込み)をベンチマークとし、ベンチマークを上回る投資成果を目指します。
信託報酬率

信託報酬は以下のとおりです。

信託報酬:1.045%以内

信託報酬はアクティブ型ですから高めの1.045%ととなっています。

こちらも全く人気がありません・・・

販売金額(週間)ランク外、販売件数(週間)ランク外、積立設定金額(月間)372位、積立設定件数(月間)223位、NISA販売金額(週間)ランク外、注目銘柄注目度(週間)ランク外となっています。

4位:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

4位の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はようやくおなじみのインデックス型の商品が登場しました。

S&P500をベンチマークとしたeMAXIS Slimシリーズの商品です。2位のフィディリティ・米国優良株ファンドと同じくアメリカ株に投資をします。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは13.45%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品では4位となりました。1年トータル・リターンでは30.51%となっています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の概要

こちらは積極的な信託報酬引き下げを行うことで評判のeMAXIS SlimシリーズのS&P500をベンチマークとしたタイプです。

S&P500はアメリカを代表する企業500社の指標でニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしていることから市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。

つまり、アメリカの優良企業の株に連動する指標がS&P500でそれに連動するように運用するのがこちらの商品ということです、

運用方針

運用方針は以下のとおりです。

米国の株式に投資し、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。原則として為替ヘッジは行いません。
信託報酬率

信託報酬は以下のとおりです。

信託報酬:0.00968%以内

信託報酬率は0.00968%以内とかなり低くなっています。これはSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドなどが登場しそれに対抗したことが大きいですね。

信託報酬が低いこと、昨今の米国株ブームもあり人気の商品となっています。

販売金額(週間)10位、販売件数(週間)7位、積立設定金額(月間)8位、積立設定件数(月間)4位、NISA販売金額(週間)10位、注目銘柄注目度(週間)6位と軒並み上位にランクインしています。

5位:iFree S&P500インデックス

5位もS&P500をベンチマークとした「iFree S&P500インデックス」です。

直近6ヶ月のトータル・リターンでは13.40%とSBI証券のつみたてNISA取扱商品では5位となりました。1年トータル・リターンでも30.39%となっています。

信託報酬の差なのか4位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)よりも多少成績が落ちていますね。

iFree S&P500インデックスの概要

こちらも4位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と同じくS&P500をベンチマークとした商品となります。

運用方針

運用方針は以下のとおりです。

米国の株式に投資し、投資成果をS&P500指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行ないます。
信託報酬率

信託報酬は以下のとおりです。

信託報酬:0.2475%

信託報酬率は0.2475%とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と比べると少し割高になっていますね。

これでも安い方だったんですよ。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が登場するまでは・・・

同じベンチマークでより信託報酬が低いものがありますのであまり人気は高くありません。

販売金額(週間)110位、販売件数(週間)32位、積立設定金額(月間)ランク外、積立設定件数(月間)ランク外、NISA販売金額(週間)128位、注目銘柄注目度(週間)61位となっています。

6ヶ月トータルリターンランキングまとめ

6ヶ月間のトータル・リターンランキングは以下のとおりです。

この期間はアクティブ型がつよかったのがわかりますね。

どの投資信託も3ヶ月前のランキングではなかった商品であることも面白いですね。

また、4位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)以外は人気がないのもおもしろいですね。

株や投資信託は人気がある商品を買ってもあまり意味がないってことがこの結果でもわかるかもしれません。

順位ファンド名6ヶ月リターン
1年金積立 Jグロース(愛称:つみたてJグロース)14.75%
2フィディリティ・米国優良株ファンド13.79%
3大和住銀DC国内株式ファンド13.50%
4eMAXIS Slim米国株式(S&P500)13.45%
iFree S&P500インデックス13.40%

参考:1年トータル・リターンランキング

12月までの1年リターン(集計期間:2019/1/1~2019/12/31)も合わせてみてみましょう。

一位はこれまた意外、欧州株に投資をするフィデリティ・欧州株・ファンド。

それ以降の2位〜4位はすべて米国株に投資をするファンドとなっています。。

順位ファンド名1年リターン
フィデリティ・欧州株・ファンド40.31%
フィデリティ・米国優良株・ファンド32.25%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)30.51%
iFree S&P500インデックス30.39%
米国株式インデックス・ファンド30.12%

参考:3カ年トータル・リターンランキング

つみたてNISAのようなものは基本的に長期的に見る必要がありますので3カ年トータル・リターンランキングも合わせて見ておきましょう。(集計期間:2016/1/1~2019/12/31)

フィデリティ・欧州株・ファンドはこちらでも1位と健闘してますね。ここ3年では欧州株が実は強かったというのがわかります。

2位はアメリカ株となっています。

ひふみも3位にランクインしていますね。

なお、つみたてNISAが始まった頃に作られた投資信託はまだ3年経っていませんのでこのランキングでは対象外となります。

順位ファンド名3年リターン(年率換算)
フィデリティ・欧州株・ファンド16.03%
eMAXIS NYダウインデックス12.28%
ひふみプラス11.97%
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>10.93%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド10.76%

まとめ

今回は「つみたてNISA対象投資信託のトータル・リターンランキング。まさかのあの商品がトップ【2019年12月まで】」と題してSBI証券のつみたてNISA取扱商品のトータル・リターンランキングをみて来ました。

半年前、3ヶ月前のランキングと全然違っているのが面白いですね。

また、今回上位となっている商品をみてもあまり人気のない商品がほとんどであることも注目ですね。

今回見たのは半年という短いスパンではありますが人気と実力は比例しないと言えるのかもしれません。

今後の超長期的な視点からみた相場予想はこちらをごらんください。

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期待リターン超長期予想
ですからマイナスが出る可能性が高い商品を買う場合には特定口座を使うのか慎重にご検討ください。

つみたてNISAに加入するならこの2社が有力

つみたてNISAは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)ほど証券会社の差はありません。

選ぶ際のポイントは取扱商品と注文の仕方です。その点を加味すると下記の2社が有力となります。

結論から言えば楽天カードでポイントが貯まってお得な楽天証券注文自由度が高く利便性が高いSBI証券の争いですね。

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つみたてNISA証券会社比較

楽天証券

今、現状つみたてNISAの証券会社としてはお得度を考えるとベストはこちらでしょう。楽天証券。

理由としては楽天カードでつみたてNISA投資信託を購入できることにあります。

楽天カードでつみたてNISAを購入すると1%の楽天スーパーポイントが付くのです。

この差はかなり大きく他の証券会社にはないかなりのストロングポイントとなりえるでしょうね。

この辺りはグループ企業にカード会社や銀行を持っているからできることでしょうから他は追随が難しいかもしれません。

商品の取扱数もSBI証券に次いで多くなっています。

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また、楽天証券をよりお得に使うなら楽天銀行や楽天カードも一緒に開設しておきたいところです。

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SBI証券

SBI証券はクレジットカードでの購入等は今の所できませんが、商品ラインナップや注文の仕方などは一番優れていますので楽天カードを使っていない、使わない方には筆頭候補となるでしょう

SBI証券はなにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。

利便性で考えるならSBI証券でしょう。

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SBI証券使うなら住信SBIネット銀行も合わせて口座開設しておくと便利ですよ

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