住信SBIネット銀行が新規上場(IPO)。ゲットするために今からできる対策は?

IPO業界で大きな話題となりそうなニュースが入ってきました。

「住信SBIネット銀行」がIPOを検討しているというのです。

住信SBIネット銀行といえば私もかなり重宝していますが、ネット銀行大手で利用者もかなり多く、国内のネット銀行では初のIPOで大きな話題となりことは確実でしょう。

今回はそんな「住信SBIネット銀行」のIPOについて現在わかっている点、予想される点、ゲットするために今からできる対策について見ていきましょう。

※この記事を書いてからかなり時間が経ちましたが2023年3月29日に上場が決まりました。

もともとは2022年3月の予定だったんですが、ウクライナの件があり延期していたんですよ。

大型の新規上場株(IPO)は美味しい?

本サイト「お金に生きる」でもIPO(新規上場株式)は美味しいよってお話をさせていただいております。

しかし、IPOには大きな弱点というか全員が儲かるわけでもない理由があります。

それは応募が殺到してなかなか当たらないことです。

実際、2022年に私がかなり多くの証券会社から大半の銘柄に応募して当選したのはこれだけです。

そんなIPOですが定期的に大きなボーナスステージがあります。

それは大型上場です。

大型の場合には当選確率がかなり高くなるのです。

まだ詳細がわかりませんが住信SBIネット銀行はそんな美味しいIPOになる確率がありそうなんですよ。

ここ数年だと日本郵政、JR九州(九州旅客鉄道)、LINE、佐川急便(SGホールディングス)、メルカリ、ソフトバンク(携帯電話)などが大型で注目されましたね。(2019年はこれらほど大型上場はありませんでした)

これら大型のIPOの場合には応募した方のうちかなりの割合の方が1枚もしくは複数枚当選したと思います。

具体的に過去の大きな新規上場の成績も見ておきましょう。

過去の大きな規模の新規公開株式公開(IPO)はどうだったのか

直近の時価総額が大きく注目度が高かったIPO銘柄の公募価格と初値を見てみましょう。

ソフトバンク(9434)

ソフトバンクグループの携帯電話部門ソフトバンクです。

吸収価格71,807億円、時価総額は71,807億円と過去最大規模の上場となっています。

公開価格は1,500円に対して初値は1,463円と2.5%のマイナスでした。

ただし、上場後に1,500円は超えていましたのでそれほど損をした方は多くないと思われます。

メルカリ(4385)

フリマアプリのメルカリです。

公開価格は3,000円に対して初値は5,000円で66.7%のプラスでした。

吸収金額3,315億円、時価総額4,059億円でした。

公募価格が3,000円(1単位30万円)でした。

それが上場で始めてついた株価(初値)は5000円(1単位50万円)。

抽選に当選していれば公募価格の30万円で買え、すぐに売っていれば50万円になったということになります

つまり、これだけで20万円の利益がでたことになります。

かなり高い当選確率で20万円の利益は美味しいですよね。

SGホールディングス(9143)

佐川急便を運営する会社です。2017年最大の新規公開株式公開(IPO)でした

吸収金額1,276億円、時価総額5,187億円でした。

公開価格は1,620円に対して初値は1,900円で17.3%のプラスでした。

九州旅客鉄道(9142)

JR九州です。

吸収金額4,160億円、時価総額4,160億円でした。

公開価格は2,600円に対して初値は3,100円で19.2%のプラスでした。

LINE(3938)

みなさんご存知LINEです。

吸収金額1,328億円、時価総額6,920億円でした。

公開価格は3,300円に対して初値は4,900円で48.5%のプラスでした。

こちらも初値はかなり高く付きましたね。

日本郵政(6178)

吸収金額6,930億円、時価総額63,000億円でした。

公開価格は1,400円に対して初値は1,631円で16.5%のプラスでした。

かんぽ生命保険(7181)

吸収金額1,452億円、時価総額13,200億円でした。

公開価格は2,200円に対して初値は2,929円で33.1%のプラスでした。

ゆうちょ銀行(7182)

吸収金額5,980億円、時価総額65,250億円でした。

公開価格は1,450円に対して初値は1,680円で15.9%のプラスでした



住信SBIネット銀行とは

住信SBIネット銀行とはSBIグループが運営するネットバンクです。

2019年4月時点で預金総残高50,035億円、住宅ローン取り扱い額50,000億円と5兆円を突破する規模になっています。

ネット専業銀行の中でも預金取扱残高はNo.1なんですよ(2018年12月時点の各行の最新公表資料より)

全国のコンビニエンスストアやゆうちょ銀行に設定されているATMからの引き出し手数料が最大で15回まで無料だったり、預金の利息が高かったり、住宅ローンの金利が低かったりと店舗型銀行と比較して魅力が高いことから利用者がどんどん増えているのです。

私もメインで使っている銀行の一つが住信SBIネット銀行です。

また、SBIグループだけあってSBI証券との親和性も高いんですよね。(ハイブリッド預金)

特にドルなどの外貨に換えるときに重宝していますね。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

住信SBIネット銀行の上場日は?

それでは住信SBIネット銀行はいつ上場するのでしょうか?

これはまだ正式に決まったわけではありませんからいつ上場なのかも報道がでていません。

ただし、過去の傾向からこの手の報道があると1年以内に上場されるケースが多いですね。

もうある程度話が進んでいる状況なのか、これから本当に検討するレベルなのかは現在の報道では判断ができません。

追記:2023年3月29日に上場が決まりました。

住信SBIネット銀行の主幹事は?

もちろん上場が正式に決まったわけではありませんので主幹事も発表されていません。

ただし、最有力候補は同じSBIグループのSBI証券でしょうね。

規模が大きくなればSBI証券+他の大手証券会社というケースもあるでしょうが、基本的にはSBI証券で決まりでしょう。

同じSBIグループの保険会社の「SBIインシュアランスグループ」が上場した時もSBI証券でしたね。

追記:主幹事は野村證券、SBI証券、ゴールドマンサックス証券、大和証券、UBS証券に決まりました。
規模が大きいのでSBI証券だけが主幹事というわけではありません。

住信SBIネット銀行株をゲットするための対策は?

IPOは主幹事への配分が圧倒的に多くなりますので主幹事からの応募が基本的な攻略法になります。

ですから野村證券の口座は必須でしょう。

また、配分がおそらく多いSBI証券も当選確率が高そうです。

つまり、住信SBIネット銀行のIPO株をゲットするためには今のうちに野村證券、SBI証券、大和証券の口座を用意しておくのがオススメってことです。(口座開設に時間がかかるケースもあるため)

特に狙い目はSBI証券でしょうね。

CHECK!   SBI証券




まとめ

今回は「住信SBIネット銀行が新規上場(IPO)。ゲットするために今からできる対策は?」と題して住信SBIネット銀行のIPOについてみてきました。

まとめると以下のとおりです。

・過去の大型IPOは当選確率も高く多くはプラスとなっている
・住信SBIネット銀行のネット銀行初のIPOで大きな話題となりそう
・SBI証券と野村証券の口座を準備して待っておこう

住信SBIネット銀行のIPOはまだ詳細がわかりませんが承認されれば大きな話題になることは間違いないでしょうね。

また、本サイトでも正式に決まり次第ご紹介したいと思います。

ただし、今回の住信SBIネット銀行が上場するとなると親子上場となる点はおさえておく必要があるでしょうね。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
コシダカホールディングスのカーブスはこれを回避するために「スピンオフIPO」としましたね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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