最新の年金統計データを紐解く。年金制度は限界?いくらもらえる?

年金は破綻しないが年々厳しく・・・

よく勘違いしている方が見えますが、年金制度が破綻することは基本的にありません。

それは仕組み的に賦課方式を基本としているからです。

賦課方式とは今、現役世代の年金保険料として払った金額がそのまま年金として現在、高齢者の方に支給される仕組みです。

つまり、自分が将来もらう年金も、自分が納めたお金ではなく、自分たちの子どもや孫世代が納めた保険料から支払われるのです。そもそも保険料の範囲で給付を行うという仕組みでの賦課方式ですから破綻しようがないのです。

また、株で年金が毀損しているっていうのもデマです。実は一時的なマイナスはあれど長い目でみると年金財源を増やしてくれているんですよ。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

年々厳しくなっていく

しかし、今回見てきた統計資料のデータからも分かるように少子高齢化の影響がとても大きく厳しくなっていくのが目に見えているのです。

今の時点のデータでも前述のように年金を負担する被保険者は13万人しか増えていないのに貰う人が78万人も増えているのです。

これは少子高齢化ですから避けては通れない話なんですよね。

つまり、公的年金だけに頼らない老後生活を設計しておく必要があるのです。

少し前に老後生活に2000万円必要というレポートがでて話題となりました。

有耶無耶になってしまいましたがあれは本当なんですよ。(金額の大小はさておき)

ですから自分たちである程度老後資金を準備する必要があることは知っておきましょう。

まとめ

今回は「最新の年金統計データを紐解く。年金制度は限界?いくらもらえる?」と題して最新の統計データを元に年金について考えてきました。

まとめると以下のとおり

●年金は破綻こそしないものの、少子高齢化の影響で徐々に厳しくなる

●自分で老後資金をある程度用意する必要がある

特にiDeCoやつみたてNISAはオススメですのでぜひ老後に備えて積み立てておくのがおすすめですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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