米国株とライブドア事件前の新興市場は雰囲気がそっくり。直撃を受けたものが教訓をお伝えする

米国株の乱高下がすごいですね。

特に小型株の値動きが異様な状況となっています。

また、ツイッターを見ていると儲かった投稿や資産自慢の投稿が多くなってきました。

これってライブドア事件前の日本の新興市場と雰囲気がすごく似ているのです。

そこで今回は相場を長く見ている者、ライブドア事件、マネックスショックの直撃を受けた者としてその教訓をお伝えしようと記事にしてみます。

ライブドア事件前の日本の新興市場

ライブドア事件(マネックスショック)及びその前の株式市場の状況について最近投資を始めた方はご存知ない方も多いでしょうからそちらの解説からしておきましょう。

ライブドア事件前の新興市場の雰囲気

ライブドアは当時イケイケですごい勢いのある新興企業でした。(LINEがライブドアの流れにある会社です)

フジテレビの買収を仕掛けたり、プロ野球に参入しようとしたりなど話題を欠くことがなかったですね。

株式の面でも100分割を行ったり、数々の買収を手掛けるなど話題も多くかなりの高騰していました。

今で言えばテスラ」と同じようなイメージでしょう。

ライブドアに誘導される形でライドブアの関連銘柄や同じくマザーズやヘラクレス(当時あった新興市場)などに上場している新興企業も軒並みすごい高騰していました。

2005年の夏くらいには1,700前後だった東証マザーズ指数が、2006年1月16日には2,799まで上昇しています。

指数が半年で6割近くの上昇とかなりやばい感じですね。

少しテレビや雑誌で取り上げられるなど話題がでるとストップ高なんてことも日常的にありました。。。

すごい相場でしたから多くの個人投資家が儲かっていたと思われます。

ライブドア事件前の私

私は当時会社員でしたが昼休憩やトイレなどで株を見まくってデイトレード、スイングトレードをしていました。

当時の相場はちょっと間違えたタイミングでインしても数日で挽回して大きな利益を出るという異常な状況でしたね。

トレードすればするほど儲かっていて、給料の数倍を株で稼いでいました。

そのため、会社を退職して専業投資家になろうか・・・と本気で考えはじめていました。

私だけでなく同じような方がたくさんいたと思われます。。。

ライブドア事件(マネックスショック)とは

そんな状況の最中である2006年1月16日にライブドア及びその関連会社に証券取引法違反で東京地検が家宅捜索。

翌日の1月17日の場中にマネックス証券がライブドア及びその関連会社の担保を予告なく「掛け目ゼロ」としたことで大パニックが発生

それにより新興市場が大暴落を起こすという俗に言うマネックスショックが起こります。

SBI証券の北尾さんや松井証券の松井さんはマネックス証券にブチギレていましたね。

私がマネックス証券をほとんど使わないのは、この件であまり信用していないことも大きいですね・・・

  • 人気銘柄で個人投資家がこぞって買っていたライブドアが事件を起こしたことで新興のイメージ悪化。
  • マネックス証券が突然掛け目ゼロにしたことで新興市場のリスクが目の当たりにされた。

の2つの点が大きく響き、長い間日本株の新興市場は冬の時代を迎える事となりました。

ライブドアが家宅捜索を受けた2006年1月16日には2,799まで上昇していた東証マザーズ指数は

  • 2006年末に1,106
  • 2007年末に783.18
  • 2008年末には315.73

と酷い状況となってしまうのです。指数が3年で8分の1以上ですから状況をわかっていただけると思います。

ライブドア事件後の私

当時の私も直撃を受けます。

持ち株は新興市場ばかりでしたから大きく下がってしまいましたし、今まで間違えてインしても数日持ってればプラスになるような異常な相場に慣れていたため、その変化について行けなかったんですよ。

マイナスとはなりませんでしたが、かなりの利益を吐き出してしまいましたね。

これをきっかけにしばらく相場から離れることになりました。

俗に言う退場です。

専業投資家になってなくてよかった・・・って感じでしたね(笑)

現在の米国株の状況

現在の米国株とくに新興市場が本当に2005年後半の日本の新興市場にそっくりなんですよ。

業績が伴っていない企業の株がテーマが同じってだけで異常な高騰をしたり、テレビなどでちょっと紹介された銘柄が高騰しているのは全く同じですね。

また、ツイッターなどSNSで

  • ◯◯儲かった。
  • 資産◯◯達成
  • ◯◯でテンバーガー達成

といった個人投資家の声を見ない日はない状況です。

個人投資家が強気一辺倒なんですよ。

また、個別銘柄の買い煽りの投稿も目立ちます。

株を始めたばかりの人のそのような投稿も多いですね。

これ当時の状況と笑っちゃうくらい似ているんですよ。(当時はツイッターはなくてmixiや2ch、ヤフー掲示板だったかな・・・)

株式界隈でよく言われること

株式界隈でよく言われる格言があります。

「靴磨きの少年が株のウンチクを語りだしたら天井」
「主婦が買い物カゴもって株を買いに行きだしたら天井」
「タクシードライバーが仕事の合間に株取引はじめたら天井」

などなどあまり株とかやらなさそうな層が株に興味を持ち出したら天井が近いって格言です。

これに状況も当てはまってますしね。

また、一般紙やテレビなどで株特集が始まるのも危険な合図です。

先日も池上彰氏の番組が投資特集で話題になりました。

今回は違うぞって意見も・・・

おそらくこういう話をすると今回は世界的な金融緩和でお金が余っているから全然違うと反論する方も多いでしょう。

たしかにそういったこともないとは言えないです。

しかし、これもライブドア事件前も同じだったんですよ。

当時はインターネット関連の新興企業がこれから席巻する。

割高なんて・・・馬鹿じゃない?

みたいな雰囲気。。

今と同じですね。

繰り返すのです・・・・

なにかのきっかけが怖い

下記記事にも書いていますが、すでに米国株は注意状況まで来ているのはたしかです。

ですが、今の状況ですぐに暴落するとは限りませんし、このまま強いまま行く可能性もあります。
ただし、怖いことがあります。
それはなにかのきっかけです。
ライブドア事件やマネックスショック、エンロン事件のような大きなことが起きれば一気に逆流する状況になっている気がします。。。

ライブドア事件で得た教訓

私はライブドア事件、マネックスショックでかなり多くの教訓を得ました。

特に大きいのが

頭と尻尾はくれてやれ
休むも相場
という投資格言ですね。
個人投資家なんですからずっと相場にいる必要はありません。そういったことを学びました。
ですから今は徐々に個別株のポジションを減らし始めていますね。
頭と尻尾はくれてやれや休むも相場について詳しく知りたい方は下記記事を御覧ください。


まとめ

今回は「米国株はライブドア事件前の新興市場の雰囲気がそっくり。直撃を受けたものが教訓をお伝えする」と題してアメリカ株とライブドア事件前の新興市場の雰囲気についてみてきました。

今後のことは誰にもわかりませんが、ちょっと用心すべきな状況に来ている気もしますね・・・

もし暴落がきたらそこでは空気が変わっているはずです。

ライブドア事件後の私と同じように今の相場と同じような買い方は辞めましょうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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