Visa LINE Payクレジットカードの5月以降の還元率が2%に。楽天カードの代替としていけるか?

2021年4月30日までサービス開始記念として3%の還元をしている「Visa LINE Payクレジットカード」

それ以降の還元率が非公表であったため二の足を踏んでいた方も多いかもしれません。

そんな「Visa LINE Payクレジットカード」ですが、とうとう2021年5月1日以降のルールが発表されました。

最近、楽天ゴールドカードが改悪されたり、楽天カードの公共料金の還元率が下がったりと楽天経済圏内では改悪が相次いでいます。

そのため、その代替としてLINE経済圏に入ってしまうのも悪くはない選択肢になりそうです。
LINEはヤフーグループとなりましたのでPayPayとの統合やヤフーショッピングとの絡みもでできそうでしね。
ただし、「Visa LINE Payクレジットカード」はメインで使うにはちょっと難点も・・・

今回はそのあたりも含めて「Visa LINE Payクレジットカード」について見ていきましょう。

Visa LINE Payクレジットカード:5月1日以降の変更内容

LINEカード改定

出典:LINEPay公式ブログ 【2021年5月1日より】LINEクレカ・LINE Pay特典クーポンのサービス改定のお知らせ

2020年4月に誕生した「Visa LINE Payクレジットカード」。

2021年4月30日までの1年間はサービス初年度特典として還元率が3%(LINEポイント付与)です。

それがもうすぐ終わりますが、その後の対応がようやく発表されました。

LINEクレカの還元率は2%に

2021年5月1日以降についてはカードショッピングご利用時還元率はLINEポイント一律2.0%となります。

1%下がりますが、他のクレジットカードと比較してかなり魅力的な条件。

「Visa LINE Payクレジットカード」は名前にLINE Payとはついていますが、通常のクレジットカード機能+Visaタッチのクレジットカードですから世界中のVisa加盟店で利用が可能ですから汎用性も高いです。

高還元率のクレジットカードとして人気となりそう。

ただし、こちらも2022年4月30日までと期限が区切られています。

なお、2022年4月30日以降については基本還元率の1%となるのか、それともまた新たな還元率になるのかはいまのところ不明です。

2022年4月30日までの期間。特典内容や2%還元の期間は、予告なく変更・終了となる可能性がございます。
出典:LINEPay公式ブログ 【2021年5月1日より】LINEクレカ・LINE Pay特典クーポンのサービス改定のお知らせ

また上記にあるように早期終了となる可能性もありますので注意ください。

チャージ&ペイの還元率は0.5%

最近はどのクレジットカードも同じですが、チャージ等については還元率が減ります。

今まではLINEポイントクラブのマイランクに応じて1%〜3%の還元となっていましたが、マイランク制度がなくなることもあり、一律で0.5%の還元となります。

チャージにはポイントが付かないクレジットカードも多いですから、還元率が下がってしまったとはいえまだまだメリットはありそうです。

LINEPay特典クーポンの獲得枚数の制限がなくなる

LINEPayではLINEポイントクラブのマイランクに応じて毎月1~10枚のクーポンが貰えました。

マイランク制度が終了するのに伴い、クーポン獲得可能枚数の上限がなくなります。

今までかなりお得なクーポンも配布されていましたので、それが継続するならばかなり嬉しい部分とはなりそうです。

メインとして使うにはちょっと難点も

今まで見てきたように元から見ると改悪とはなっていますが、まだ他のクレジットカードと比べて魅力的な条件となっています。

しかし、ちょっとメインとして使うには微妙だな・・って部分もあります。

それは還元対象外の支払いがそれなりにある点です。
2021年3月16日現在では以下の支払いが対象外とされています。

電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ (WAON,Edy,Suica,モバイルSuica,PASMO,モバイルPASMO,Kyash,三井住友カードが発行するプリペイドカード等)
Suica、モバイルSuica、 PASMO、モバイルPASMO、ICOCAの一部定期券購入などを含みます
※スマートフォン決済などのお支払い方法に設定したご利用分に対してはLINEポイントの還元対象になる場合があります。
・送金
・ギフトカードの購入(Visaギフトカード等)
・バリューカードの購入(iTunes,NETFLIX,Google,PlayStation,Amazon等)
金融商品の購入(投資信託,証券,仮想通貨等)
公営の機関や施設への支払い(博物館等での入館料,一部の病院や診療所での支払い等)
・慈善事業団体への支払い
・郵便局での支払い
税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
国民年金保険料
・寄付、募金(ふるさと納税を含む)
・年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
・手数料(リボ払い・分割払い手数料等)
・キャッシング
・その他、当カードの利用において三井住友カード、Visa、LINE Pay社が定める還元を認めない商品/サービス ポイント還元が享受できない場合は付与をもって回答とさせていただきます。

出典:LINEPay公式ブログ Visa LINE Payクレジットカードについて

いろいろ対象外となっていますね。

他だと対象になりそうなものもいくつか対象外となっていますね・・・

「ポイント還元が享受できない場合は付与をもって回答とさせていただきます。」という文言もちょっと怖いですね。

どこからどこまでが還元対象か明確にしてほしいところではありますが・・・

新しいサービスがどんどんでてくるから仕方ない部分もあるのでしょうが。

SBI証券の投資信託ポイント還元も対象外?

「Visa LINE Payクレジットカード」も三井住友カードのクレジットカードにはなりますが、金融商品の購入は対象外とされています。

6月30日から開始されるSBI証券のクレジットカードでの投資信託購入のポイント還元も対象外となるのかな?

公共料金、税金は還元対象の上限がある

また、iD、公共料金、税金については還元対象の上限が50,000円まで(1回の支払いあたりとなっています。

特に税金の場合は上限を超えてしまう人も多いでしょう。

また、国民年金保険料も対象外ですね。

ですからそのあたりで他と比較してどうかという点は考える必要があるかもしれません。

Visa LINE Payクレジットカードのスペック

ちなみにVisa LINE Payクレジットカードのスペックはこんな感じです。

年会費:1,375円(税込)初年度年会費無料、2年目以降も年1回以上のご利用で年会費無料になります。

追加カード:ETCカード:年会費550円(税込)、初年度年会費無料、利用時は翌年無料/再発行1,100円(税込)家族カード:1人目は無料、2人目以降は440円(税込)/再発行1,100円(税込)

付帯機能:Visaタッチ決済・LINEの即時利用通知

支払い方法:1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い

付帯機能:Visaタッチ決済・LINEの即時利用通知

旅行傷害保険:なし

発行会社:三井住友カード株式会社

ポイント還元:基本還元率1%(2021年4月30日まで3%、2021年4月30日2%)

年会費がかかるクレジットカードですが、初年度年会費無料で2年目以降も年1回以上のご利用で年会費無料となりますので実質的に年会費無料と考えてよいでしょう。

LINEポイントの使いみち

いくらポイントが貯まってもポイントの使いみちがなければ意味がありません。

その点LINEポイントはあまり心配いりません。

LINEPayやPayPayで利用が可能ですし、LINE証券でも使えます。

LINEPayで使える

LINEポイントはLINEPayに充当ができます。

LINEPayは様々なお店で使えますし、コード払いや請求書払いの支払いにも利用が可能です。

ですから利用に困ることはないでしょう。

ただし、友達への「送金」や「銀行口座への振り込み」、「外貨決済」など一部LINEPayサービスで利用ができませんのでご注意ください。

PayPayボーナスへ交換

もう一つがPayPayボーナスへの交換です。

2021年3月16日午前11時〜からLINEポイントをPayPayボーナスへの交換が可能になりました。

なお、交換単位は25P(ポイント)、100P、1,000P、5,000Pの4種類となります。

PayPayボーナスは出金はもちろん、PayPay残高を送る機能や、わりかん機能では使えません

通常のPayPay決済で使う感じですね。

詳しくはこちらを御覧ください。

LINE証券がおすすめ

個人的にはLINEポイント利用のおすすめはLINE証券です。

上記のとおり、LINEPay等でも利用が可能ですが、ポイント利用分はポイント還元対象外なんですよ。

なんか損した気分になります。

そのため、私は貯まった分はすべてLINE証券で利用しています。

LINEポイントはLINE証券に入金すると現金扱いとなり株や投資信託が購入可能なのです。

ポイントでもらった株や投資信託なら下がってもそれほど苦にならないでしょうし、ポイントの無駄使いしてしまうのと違ってどんどん貯まっていきますからおすすめです。

ちなみに私が貯まったポイントで投資してどれだけになったのかは今の記事を御覧ください。
2020年までの実績となっています。

「Visa LINE Payクレジットカード」使うならぜひ持っておきたいのがLINE証券の口座ですね。

ちなみに今ならLINE証券口座開設+簡単なクイズに正解するだけで最大3,000円相当の株がタダでもらえますよ。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

今回は「Visa LINE Payクレジットカードの5月以降の還元率が2%に。楽天カードの代替としていけるか?」と題してVisa LINE Payクレジットカードについてみてきました。

4月までと比べると少し条件は悪くなりますが、他のクレジットカードと比較して魅力的なのには間違いないでしょう。

少し制限もありますのでそこに注意しながら2%の還元がある2022年4月30日まではうまく利用していきたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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