2018年夏から楽天ポイント(楽天証券)、2019年からTポイント(SBI証券、SBIネオモバイル証券)で投資信託や株が買えるようになりました。
また、LINEポイントで株や投資信託が購入できるLINE証券、Pontaポイントがauカブドットコム証券で利用できるようになるなどポイント投資ができる環境が整ってきましたね。
今まで余ったポイントは無理やり買い物なんかに使っていた方が多いでしょうが、それを投資に回せるのは大変有意義ですね。
それでは実際にポイントで投資信託を買った分が今どれだけになっているのか、私の2020年末時点の実際の成績をご紹介したいと思います。
原資はLINE証券の開設記念でもらった株を除いてポイントです。
ポイント投資の考え方
まず、わたしのポイント投資についての考え方をご紹介しましょう。
通常の投資では安全性がかなり高めの投資をしていますが、ポイント投資はまったく別物として考えて投資をしています。
どう考えているかといえば原資がポイントですから、
楽天スーパーポイントで投資信託を買う
まずは楽天の楽天ポイント分のポイント投資からみていきましょう。
楽天ポイントは系列の楽天証券で投資信託や株の購入に使うことができます。
さらにポイントで投資信託を買うとSPU(スーパーポイントアップ)の対象となり、楽天市場の買い物のポイントが+1倍でかなりお得なんですよ。
そのため、私もこの制度が始まってから毎月ポイント交換を実施しています。
なお、楽天ポイントで投資信託等で利用できるのは通常ポイントだけです。
期間限定ポイントや楽天キャッシュは利用できませんのでご注意ください。
期間限定ポイントがかなり貯まりますので投資に使えるとさらに嬉しいんですけどね。
なお、期間限定ポイントの上手は使い方は以下の記事を御覧ください。
実際に購入した商品と評価損益
それでは実際に購入した金額と2020年12月30日現在の評価額、評価損益を見ていきましょう。(一切売っていません)
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
銘柄 | 取得金額(円) | 時価評価額(円) | 評価損益(円) |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 83,887 | 94,721 | 10,834 |
グローバル5.5倍バランスファンド | 19,500 | 25,182 | 5,682 |
楽天・米国レバレッジバランス | 5,500 | 6,229 | 729 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 35,000 | 38,213 | 3,213 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,500 | 1,911 | 411 |
ベイリー・ギフォード世界成長株ファンド | 7,490 | 7,856 | 366 |
iFreeNEXT FANG+ | 4,911 | 5,350 | 439 |
iFreeActive チャイナX | 2,500 | 2,757 | 257 |
iFreeNEXT NASDAQ100 | 12,000 | 12,846 | 846 |
合計 | 172,288 | 195,065 | 22,777 |
今年、始めに集計したデータだと投資が63,888円分、評価額が67,271円でしたから10万円ほど追加でポイント投資をした形となっていますね。
2020年年初のデータはこちらをご覧ください。
元の原資がポイントであることを考えれば満足するリターンとなっています。
余ったポイントと言えども無理やり買い物などに使っていれば消えていた話ですからそう考えれば大きいですね。
月初にすべてのポイントを投入
なお、楽天ポイントでの投資は楽天証券で利用ができます。
Tポイントで投資信託を買う
次はTポイントです。
TポイントはSBI証券で投資信託、SBIネオモバイル証券で株の購入に利用できます。
Tポイントはあまり活用していませんのでそれほど貯まっていきません・・・
ですから利用は1円単位で利用できる投資信託ばかりですね。
なお、SBI証券とSBIネオモバイル証券のポイントの利用方法の違い等はこちらの記事を御覧ください。
実際に購入した商品と評価損益
それでは実際に購入した金額と2020年12月30日現在の評価額、評価損益を見ていきましょう。(一切売っていません)
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
銘柄 | 取得金額(円) | 時価評価額(円) | 評価損益(円) |
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 9,697 | 10,910 | 1,213 |
PayPay投信ウルトラバランス世界株式 | 2,416 | 2,644 | 228 |
iFreeNEXT FANG+ | 305 | 351 | 46 |
楽天・米国レバレッジバランス | 3,021 | 3,736 | 715 |
合計 | 15,439 | 17,641 | 2,202 |
現在までのポイントでの投資額は15,439円(ポイント)、時価評価額は17,641円、評価損益は2,202円となっています。
比率にすると14%プラス。
元の原資がポイントであることを考えれば満足するリターンとなっています。
2020年年初は投資額は10,320円分、評価額が10,939円でしたから2020年で約5,000ポイント投入した感じですね。
貯まったらポイントを投入
Tポイントでの投資はSBI証券(投資信託)、SBIネオモバイル証券(株)で利用ができます。
LINEポイントで投資信託を買う
次はLINEポイントです。
LINEポイントはLINE証券で利用が可能です。
「Visa LINE Payクレジットカード」を利用している人ならどんどん貯まっていくと思います。
また、楽天Rebates(リーベイツ)が利用できなくてLINEショッピングのみ対象となっている楽天市場などのショップで購入するときに経由して貯まりますね。
実際に購入した商品と評価損益
それでは実際に購入した金額と2020年12月30日現在の評価額、評価損益を見ていきましょう。(一切売っていません)
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
銘柄 | 取得金額(円) | 時価評価額(円) | 評価損益(円) |
楽天・米国レバレッジバランス | 4,539 | 6,275 | 1,736 |
オリックス | 1,371 | 1,584 | 213 |
合計 | 5,910 | 7,859 | 1,949 |
※LINE証券は口座開設時にもらった株3株をすべてすぐに売却してそれも原資に入っていますので単純なポイントだけではありません。
現在までのポイントでの投資額は5,910円(ポイント)、時価評価額は7,859円、評価損益は1,949円となっています。
比率にすると32%プラス。
元の原資が0であることを考えれば満足するリターンとなっています。
貯まったらポイントを投入
オリックスを買ったのは1株でも優待が来るのが試してみたくて買ってみた感じです。
実際に1株なのに優待も配当も来ますし、郵送物も送ってくるんですよ。
まとめ
今回は「ポイントの無駄使いするなら投資信託を購入しよう。ポイント投資でいくらになったか?2020年の実績公開」と題して実際にポイントで投資信託を買った実績をご紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
時価評価額(12/30):220,565円
評価損益(12/30):26,928円
楽天ポイントとTポイント、LINE証券を合わせて余ったポイントで投資信託を買うことで12月30日時点で26,928円プラスとなっています。※Pontaポイントは全く貯まっていませんのでauカブコムでのポイント投資は利用できていません
26,928円のプラスと金額的にはたいしたことはありません。
しかし、これを10年、20年続けると大きな差になります。
無駄な買い物にポイントを使ってしまうなら投資信託や株に交換してみることも検討してみてはいかがでしょうか?
今後も変わったコンセプトの投資信託が登場すると思いますが、そのような面白い商品や尖った商品をポイントで購入していこうと考えています。
なお、ポイントで投資信託を買うのは楽天ポイントなら楽天証券、Tポイントで株に交換ならSBIネオモバイル証券、投資信託に交換ならSBI証券、Pontaポイントならauカブドットコム証券、LINEポイントならLINE証券で利用が可能です。
また、つみたてNISA、IDeCoやIPO投資についてもリアルな数字を公開していますので合わせて御覧ください。
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