最近、楽天の改悪が続いています。
そこで考えるのが楽天経済圏からの脱却です。
私も長年ダイヤモンド会員をずっとキープするなど楽天経済圏にハマっていましたが、最近は「PayPay経済圏」の方がお得なケースが多くなっており、そちらの利用が増えてきています。
今回は楽天経済圏から脱却してPayPay経済圏へ入ることをテーマに考えていきましょう。
続々発表される楽天経済圏の改悪
2020年ころから楽天経済圏の改悪が続いています。
特に大きな話題となったのが楽天ゴールドカードの改悪ですね。
今まで楽天SPUの付与率が4倍だったのが2倍となり、楽天ゴールドカードのメリットがほとんど無くなってしまったのです。
楽天モバイルが先行する3社に対抗するために大盤振る舞いしている影響とも言われていますので今後もこの流れは続く可能性がありそうです。
そこで検討を始めた方が多いのが楽天経済圏からの脱却ですね。
候補として最も有力だと私が考えているのPayPay経済圏です。
PayPay経済圏は楽天経済圏の代替えとなるのか?
それではPayPay経済圏は楽天経済圏の代替となりえるのかを考えてみましょう。
PayPay経済圏とは
PayPay経済圏とは名前のとおり、PayPayを中心とした経済圏で「ソフトバンク」、「Yahoo!」などソフトバンクグループを中心に展開されるサービスの経済圏を指します。
さらに少し前にLINEもグループ入りしていますのでかなり大きな経済圏となってきていますね。
PayPay経済圏の主なサービス
それではPayPay経済圏の主なサービスを見てみましょう。
たくさんあるんですよ。
- ソフトバンク(携帯電話)
- ワイモバイル(携帯電話)
- PayPayモール
- Yahoo!ショッピング
- ヤフオク
- PayPayフリマ
- Yahoo!トラベル
- ebookjapan
- LOHACO
- Yahoo!カード(PayPayカードに名称変更予定)
- PayPay銀行(元ジャパンネット銀行)
- PayPay証券(元One Tap Buy)
- PayPay保険
- PayPayFX
- PayPay投信
今後はLINEやLINEPayなんかもこちらに加わることになります。
ただし、現状はすべてが絡んでポイント等が増えるわけではありません。(今後は楽天SPUのように対象が増えると思いますが)
また、よく勘違いしている人がいますが、SBI証券はソフトバンクグループではありません。
PayPay経済圏の証券会社はPayPay証券(元One Tap Buy)です。
One Tap Buyはロボ貯の件もありましたし正直微妙・・・
ですから証券の部分は楽天経済圏に負けている感じは否めませんね。
PayPaySTEPを意識しよう
PayPay経済圏でポイントを増やすには楽天の楽天SPUと似た仕組みの「PayPay STEP」を意識する必要があります。
少々ややこしい仕組みなんですよ。
PayPayの利用
まずはPayPayの利用特典としての「PayPay STEP」です。
出典:PayPay「PayPay決済でおトクPayPaySETP」より
つまり、PayPayをたくさん利用すればPayPaySETPもランクアップするってことです。
・PayPayを100円以上の決済回数50回以上すると+0.5%
・利用金額10万円以上で+0.5%
がポイントプラスされるのです。
なお、このカウントの対象となるのはPayPay残高とヤフーカードのみです。
それ以外の方法での支払いはカウントされませんのでご注意ください、
これにより最大でPayPay加盟店や請求書払いサービスで1.5%、ヤフージャパン対象サービスで2%のポイント還元が受けられるようになります。
カウントは1ヶ月単位ですから決済回数50回以上はちょっと厳しい感じはありますが(笑)
なお、条件を満たして付与率が上がるのは翌月となりますのでご注意くださいね。
PayPayモール
またPayPayモールの特典としての「PayPay STEP」もあります。
こちらは以下の4つの条件を満たすことでPayPayモールの還元を増やすことができます。
出典:PayPay「PayPay STEP」拡充と新規キャンペーンのお知らせ」より
PayPayモールやYahoo!ショッピングで毎月、設定される4つの条件を達成し、合計4つのメダル獲得を目指すプログラムとなります。
具体的に4つの条件は、以下の通りです。
- (A)「Yahoo!ショッピング、LOHACO等コマースサービスのご利用サービス数」
- (B)「Yahoo! JAPANカードのご利用金額」
- (C)「Yahoo! JAPAN IDとPayPayを連携する」
- (D)「Yahoo!プレミアム会員であること」
なお、(A)と(B)の具体的な条件は毎月設定されるとのこと。
つまり、毎月変わる可能性があるということです。
これらを達成するとそれぞれ2%の還元が増えますのですべて達成すると還元率は8%となります。
なお、対象サービスとしてカウント対象となるYahoo! JAPANサービスは以下のとおりです。(5月7時点:指定サービスは今後増減する場合がありますとのこと)
- Yahoo!ショッピング・PayPayモール
- ヤフオク!・PayPayフリマ
- Yahoo!トラベル
- ebookjapan
- LOHACO
このうち3つのサービスを利用すれば1つの条件を達成できることになります。
今後はLINE関連のサービスが追加されるかもしれませんね。
日曜日はソフトバンク・ワイモバイルユーザーがさらにお得
PayPay経済圏で最も大きな効果を生むのがソフトバンクやワイモバイル(Enjoyパック加入)と契約することです。
それにより還元率がさらに大きく上がります。
私の場合は下記記事のようにワイモバイル(Enjoyパック加入)をメインで楽天モバイルをサブ回線としていますので両方の楽天経済圏とPayPay経済圏の両方を享受しやすいようにしていますね。
日曜日は最大22%還元
22%の内訳は以下のとおり(PayPay STEP含む)
- ソフトバンクスマホユーザー:10%
- PayPay残高での支払い:1%
- PayPayモールの利用:4%
- プレミアム会員:2%
- クレジットカード利用条件:2%
- 対象サービス利用条件達成;2%
- ストアポイント:1%
- Enjoyパック:5%
- ソフトバンクでなくても:5%
- PayPay残高での支払い:1%
- PayPayモールの利用:4%
- プレミアム会員:2%
- クレジットカード利用条件:2%
- 対象サービス利用条件達成;2%
- ストアポイント:1%
なお、ワイモバイルのEnjoyパックは月額550円掛かるオプションです。
しかし、毎月500円のPayPayモールやYahoo!ショッピングで自由に使えるクーポンがもらえますので実質50円で上記の還元が受けられる仕組みです。
さらにパケット550円分が毎月もらえますのでワイモバイルユーザーなら加入しても損はないでしょう。
5の付くにはさらに・・・
楽天市場もほぼ同じサービスをやっていますが、5の付く日はPayPay残高もしくはYAHOOカードで支払うとさらに還元が増えます。
通常と比べて4%還元が増えるのです。
なお、対象となるにはエントリーが必要ですので忘れずにチェックしてきましょう。
私が実際PayPay経済圏で得した事例
4月25日(日曜日かつ5の付く日)に私が実際にPayPay経済圏で得をした事例をご紹介しましょう。
27,000円くらいの商品を買ったのですが、PayPayボーナス35%、Tポイント2%で合計37%のポイントがついたのです。
つまり、実質17,600円くらいで買えた計算。
内訳は以下の通り
- ソフトバンクスマホユーザーじゃなくても!毎週日曜日は+5%
- Enjoyパック PayPayボーナス +5%
- プレミアム会員特典 +2%
- PayPayモールで+4%
- クレジットカード利用特典:前月の条件達成分 +2%
- 倍!倍!ストア 誰でも+10%
- 5のつく日キャンペーン +4%
- ストアボーナス +3%
- ストアポイント 1%
- Yahoo! JAPANカード利用ポイント 1%
倍!倍!ストア 誰でも+10%(キャンペーン)とストアボーナス +3%がついていた店だったことも大きいですが、かなり凄い還元ですね。
ちなみに「PayPay STEP」は「Yahoo!ショッピング、LOHACO等コマースサービスのご利用サービス数」以外は前月達成しています。
もし達成していればさらに2%増えていた形ですね。
ちなみに楽天市場とAmazonも比較してみましたが、価格はほぼ同じでしたがポイントに大きな差がありました。
楽天市場はSPU含んで12倍+お買い物マラソン、Amazonでは1%のポイント還元でした。
Amazonは問題外でしたが、楽天は他で買い物しまくってお買い物マラソンで10倍確保してもPayPayモールのポイント還元には到底追いつかない感じでしたね。
最近は日曜日や5の付く日が絡むとPayPayモールが圧倒的にお得なケースが多くなっています。
まとめ
今回は「改悪続きの楽天経済圏から脱却してPayPay経済圏へ移行すべきか?」と題して楽天経済圏から脱却してPayPay経済圏へ移行について考えてみました。
PayPay経済圏のお得さはかなり上がっています。
このまま改悪が続くようなら楽天経済圏から脱却も検討すべきかもしれませんね。
今の時点でもソフトバンクもしくはワイモバイル(Enjoyパック加入)の方が日曜日、5の付く日に利用する場合には楽天経済圏よりもPayPay経済圏の方がお得となるケースが多いでしょう。
ぜひ比較して検討してみてください。
現状のキャッシュレス決済の大本命はPayPayと言っても良い状況ですね。
まだ、キャッシュレス決済をなにも使ってない方は、とりあえずPayPayだけでも用意しておきましょう。
ダウンロードはこちらから
iPhone:paypay_IOS
アンドロイド:paypay_android
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです