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SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の商品が6月から拡充!!既存の商品と比較してみた

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ひふみワールド年金SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)の商品が6月から拡充!

iDeCoには35本制限というルールがあり、運用商品として提供できる数が35本までに抑制されています。(こんな制限いらないと思いますが・・・・)

そのため、なかなか新しい投資信託がでても採用されにくいんですよ。

そんな状況ですが、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)のセレクトプランで商品ラインナップの拡充が発表されました。

今回はその追加される商品と既存の商品の比較をしてみたいと思います。

乗り換えるべきなのでしょうか?

なお、本記事のYou Tube版はこちらからご覧いただけます。合わせて御覧ください。

目次

追加されるファンドは「ひふみワールド年金」

まずは今回拡充されるファンドをご紹介しましょう。

ひふみワールド年金です。

ひふみ投資の人気ファンド「ひふみワールド」の年金専用商品です。

具体的にはこちらのとおり、

ひふみワールド年金の概要

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

投資対象 日本を除く世界各国の株式等を主要な投資対象とし、成長性が高いと 判断される銘柄を中心に選別して投資
インデックス・アクティブ アクティブ
商品名 ひふみワールド年金
運用会社 レオス・キャピタルワークス
選定理由 日本を除く世界各国の株式等を主要な投資対象とし、成長性が高いと判断される銘柄を中心に選別して投資します。
市場環境に応じて株式の組入比率を調整し、「守りながらふやす運用」というコンセプトが、長期投資に適していると考えられることから選定しました。
信託報酬率(税込)
1.1%
信託財産留保額 なし
特色 株式の組入比率は変化、原則として為替ヘッジなし、運用はファミリーファンド方式により、マザーファンドを通じて行う

こちらの商品はアクティブ型の商品となりますので、少し信託報酬率は高めですね。

もともとあるひふみ投信の全世界版という感じの商品となっています。

ひふみワールド年金は年金専用(確定拠出年金)ですが、ほかに直販専用のひふみワールド、一般の証券会社で扱うひふみワールド+(プラス)があります。

ちなみにひふみワールド+(プラス)の信託報酬率は1.628%以内ですから、年金専用なだけあってこちらの方が安いですね。

手数料等は違いますが、基本的な投資内容は変わりません。

ひふみワールドの投資先

ひふみ投信は「足で稼いだ情報で有望な企業を発掘します」という特色があります。

これはひふみワールドでも基本的に同じです。

そのため、投資先も他のファンドとかなり違った感じになっているんですよ。

2022年5月31日の最新運用レポートによると投資先は以下の様になっています。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

銘柄名 業種 組入比率
DEERE&CO アメリカ 資本財 1.71%
MTU AERO EMGOMES AG ドイツ 資本財 1.66%
ACCENTURE PLC アイルランド ソフトウェア・サービス 1.37%
TYSON FOODS INC アメリカ 食品・飲料・タバコ 1.28%
GADENNCE DESIGN SYSTEMS アメリカ ソフトウェア・サービス 1.25%
THE HERHEY COMPANY アメリカ 食品・飲料・タバコ 1.18%
TEXAS INSTRUMENTS INS アメリカ 半導体・半導体製造装置 1.14%
BROOKFIELD ASSET MANAGEMET INS カナダ 各種金融 1.14%
TJX CPMPANIES INS アメリカ 小売 1.11%
TETRA TECH INS アメリカ 商業・専門サービス 1.07%

出典:ひふみ投信 最新運用レポート(2022年5月31日)より

組入銘柄は194あるとのこと。

どの企業も日本人からするとあまり馴染みのないところが多いですね。

商品ラインナップの拡充日

なお、商品ラインナップ拡充日は以下の通り。

すでに買えるようになっていますね。

ひふみワールド年金に変更する方法

すでに既存の商品からひふみワールド年金に乗り換える方法は2つあります。

まずは、今後の掛ける分からひふみワールド年金に変更したい場合です。

この場合は加入者サイトへログイン後

掛け金の配分割合
で設定変更できます。
また、すでに買っている商品をひふみワールド年金に変更したい場合は
スイッチング(預け替え)
で一旦売却して購入する形となります。
スイッチングと配分変更について詳しくはこちらの記事を御覧ください。




既存のファンドと比較してひふみワールド年金はどうなのか

人気のひふみシリーズですからひふみワールドプラス年金に乗り換えようと思っている方も多いかもしれません。

そこですでにSBI証券のイデコで購入可能だった既存の商品とひふみワールド年金の成績を比較してみたいと思います。

先に結論から言っておくとあまり成績はよくありません

なお、成績は日々変化するので5月31日時点のトータルリターンで比較してみます。

ひふみワールド年金の成績

まずはひふみワールド年金の成績を見てみましょう。

トータルリターン:1ヶ月 -0.67%、6月-8.32%
2022年5月31日時点でトータルリターン1ヶ月、6ヶ月がマイナスとなっていますね。
設定来でも-3.11%とマイナスです・・・
ちなみにもう少し運用期間が長くなっているひふみワールド(直販)は設定来52.69%のプラス、ひふみワールド+(プラス)は設定来41.47%のプラスとなっています。
スタートする時期的な部分が大きいですね。

国際株を対象としたファンドとの比較

ちなみにSBI証券のイデコ(セレクトプラン)では国際株式を対象としたファンドが全部で15本あります。

それらと比較するとどうでしょうか?

2022年5月31日時点でトータルリターン(6ヶ月)で成績順に並べると以下の通り。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

トータルリターン(1ヶ月) トータルリターン(6ヶ月)
iFree NYダウ・インデックス -0.58% 7.33%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) 0.62% 4.01%
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン 2.62% 3.85%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス -0.28% 1.53%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド -0.29% 1.41%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) -0.97% 1.29%
農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね -1.99% 1.23%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) -0.08% 1.21%
全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式)) -0.1% 0.85%
EXE-iグローバル中小型株式ファンド -0.09% -0.42%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 1.48% -0.93%
セゾン資産形成の達人ファンド -0.63% -5.47%
ひふみワールド年金 -0.67% -8.32%
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用) -0.24% -9.06%
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド -4.55% -11.36%

アメリカ株が下がって厳しい環境にはありますしたが、なんと15本中13位というかなり厳しい成績となっていました。

この手のランキングは相場の状況によって大きく変わりますが、2022年5月末までの半年間はかなり苦労しているのが分かりますね。



まとめ

今回は「SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の商品が6月から拡充!!既存の商品と比較してみた」と題してSBI証券のイデコに新たに追加されたひふみワールド年金についてみてきました。

正直、成績はあまり奮っていないのが現状です。

小型株、中型株が中心のひふみですからどうしてもこのような相場では厳しいんでしょうね。。。

選択肢が広くなってありがたいですが、個人的にはアクティブファンドではなくてインデックスファンドを追加してほしかったな・・・って思います。

いろいろな思惑があるのでしょうが・・・

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

イデコに加入するならおすすめは下記5社です。

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

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マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

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松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

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大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

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楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

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総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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