2023年1月10日から全国旅行支援が復活(再開)すると発表されました。
ただし、2022年の全国旅行支援とは条件等が大きく変わっています。
そこで今回は全国旅行支援の2023年の概要と2022年からの変更点等を解説していきます。
2023年1月10日からの全国旅行支援の概要
それでは2023年1月10日から全国旅行支援の概要絡みていきましょう。
最大20%OFF割引
まずは割引です。
となっています。
つまり、旅行代金の最大20%オフですが、上限があり、交通費付き宿泊(ツアー)の場合は最大で5,000円OFFですが、そうでない場合は3,000円OFFということです。
日帰り旅行や宿泊が伴っても交通費がついてないものは3,000円オフってことですね。
地域クーポン
また、地域クーポンが配布されます。
実施期間
実施期間は以下のとおり
全国旅行支援の利用条件
なお、対象者にも制限があります。
- ワクチン接種歴(3回接種)又は陰性の検査結果通知書
- 対象者の居住地確認ができる書類等の提示(運転免許書、マイナンバーカード等)
- 各市町村の要請の遵守及び誓約書の提出
上記が守られない場合は対象とならないとのことですからお気をつけください。
なお、上記条件も自治体により多少異なっている可能性がありますのであらかじめ都道府県の全国旅行支援ページでご確認ください。
ワクチン接種歴(3回接種)などのチェック方法等も自治体や宿泊施設などで異なるようです。
私が同様な条件のイベント割を利用したところはあらかじめ「接種証明書アプリ」のスクリーンショット等を送付することが必要となっていました。
全国旅行支援の利用方法
全国旅行支援の利用方法は旅行サイトや旅行会社、宿泊施設などで全国旅行支援分の割引適用された価格で予約するだけです。
とくに特別なことは必要ありません。
なお、旅行サイトなどでは全国旅行支援の割引とは別にクーポンを配布していたりするケースもありますのでそれらをうまく活用すると更にお得ですね。
2022年の全国旅行支援との違い
次に2022年の全国旅行支援との違いを見てみましょう。
割引率
まずは最大の違いは割引率です。
2022年は40%割引でしたので2023年は割引率が40%→20%となりました。
1人1泊あたりの上限も交通付き宿泊 8,000円OFF→ 5,000円OFF、それ以外5,000円OFF→3,000円OFF
とかなり改悪されていますね。
それでもお得ですけどね。
地域クーポン
次は地域クーポンです。
こちらも改悪されています。
休日利用は1,000円と変わりませんが、平日利用が3,000円から2,000円と1,000円少なくなりました。
また、紙のクーポンが取りやめとなっています。電子クーポンが原則となります。
ただし、スマートフォンを持っていない方などは特別に紙のクーポンも利用できるとのこと。
お得度は下がったが・・・
例えば交通付き旅行商品(ツアー)で2人で40,000円の旅行に行ったとしましょう。
通常なら総額40,000円ですが、2022年に全国旅行割を使えば1人あたり40%の8,000円割引が受けられます。
割引額は二人で16,000円。
支払金額は合計24,000円ですね。
さらに平日ならクーポン券で一人あたり3,000円がもらえます。
2人で合計6,000円分のクーポンが利用可能です。
つまり、割引とクーポンの合計で22,000円通常の旅行よりお得になるってことです。
一人あたりで考えれば11,000円ずつお得。
9,000円で旅行できたことに。
かなりお得ですね。
しかし、2023年からは同じ条件でも1人あたり20%の4,000円割引となります。
二人で割引額は8,000円
支払金額は32,000円ですね。
8,000円だけ2022年より増えたことになります。
さらにクーポンは2,000円となりますので二人で4,000円。
2023年は二人で6,000円でしたからこちらでも2,000円分少なくなることに。
トータルすると10,000円お得度が下がったということです。
それでもこの制度がない場合と比較するとお得ではありますが笑
2022年がお得すぎたのもあり、アンカリング効果が働いてちょっと残念な気持ちになってしまいますね。
全国旅行割(全国旅行支援)をさらにお得に利用する方法
ここからは全国旅行割をさらにお得に利用する方法をご紹介しましょう。
ふるさと納税を併用する
まず考えられるのがふるさと納税を併用するという方法です。
「JTBふるさと納税クーポン」を使うことです。
「JTBふるさと納税クーポン」は簡単に言えば宿泊を伴う旅行に利用可能なクーポン券で寄付額の30%分がクーポン券として配布されます。
これだけだとお得さが伝わらないと思いますので具体的にふるなびで「JTBふるさと納税クーポン」に申し込んだ場合で見てみましょう。
例えばこちらの【京都市】JTBふるさと納税旅行クーポン(15,000円分)です。
50,000円分の寄付で15,000円分のJTBのクーポンが貰えます。実質30%の還元ですね。
さらにふるなびはキャンペーンで最大20%還元なんてやっていますので、それらをうまくやればさらに還元率が高くなるんですよ。
それにプラスして全国旅行割がもらえるという・・・(利用可能の有無は予め旅行先に確認するのをおすすめします)
旅行サイトのキャンペーンを利用する
また、各旅行会社のキャンペーンを利用するのも手です。
各社が全国旅行割を取り込もうとかなりキャンペーンを頑張っています。
例えば楽天トラベルだけでも下記のようなキャンペーンがありましたね。
>>ご当地クーポン
>>旅で日本を元気に
行きたい旅行先のクーポンなどがないかだけでも一度確認すると良いでしょう。
まとめ
今回は「全国旅行支援が2023年1月10日から復活。支援内容の変更点等をわかりやすく解説」と題して全国旅行支援の2023年と2022年の違いについて見てきました。
2023年はかなり条件はわるくなりますね。
それでもお得に変わりはありません。
ふるさと納税やキャンペーンなどをうまく使ってさらにお得に旅行をしましょう。
なお、細かい内容等は都道府県によって異なりますので詳しくは各都道府県の専用サイトを御覧ください。
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