住信SBIネット銀行がプレミアムサービス開始。加入すべきか否かを考えてみる

ネット銀行の大手である住信SBIネット銀行が6月からプレミアムサービスを開始します。

これはあまり他の銀行にないおもしろいサービスですがちょっと複雑で加入すべきなのかしないほうがよいのか迷われている方も多いでしょう。

今回はこの住信SBIネット銀行のプレミアムサービスのサービス概要、メリット、デメリット加入すべきか否かについて考えてみたいと思います。

2019年9月30日(月)10:00をもちまして、「プレミアムサービス」を一旦終了しております。

住信SBIネット銀行のプレミアムサービスとは?


プレミアムサービスは、住信SBIネット銀行の口座を持っている個人が対象となった有料サービスです。

日々の取引の参考となる金融・経済分野のニュース、ポイント還元がアップなどが主なメリットです。

住信SBIIネット銀行はSBI証券との連動性がよいためSBI証券で株取引をしている方の大半が利用していると思われます。

もちろん私も使っています。

それでは今回のプレミアムの内容について具体的に見ていきましょう。


日経Deep Oceanによる金融経済に関する情報提供

日経Deep Oceanは人工知能(AI)を活用した金融・経済分野の情報提供サービスです。

AIを使って自分が興味関心があるであろう、ニュースをリアルタイム配信してくれます。

こちらのプレミアムサービスと同時期の2018年6月からスタートした新サービスであるため具体的にどのようなニュースが配信されるかはまだわかりません。

Visaデビットカードのポイント還元率が0.4%アップ

Visaデビットカードの通常の還元率は0.6%ですが、プレミアムサービス加入者は月末時点の確定金額に0.4%分のスマプロポイントが還元されます。

普段からVisaデビットカードを使っている方には結構魅力的かもしれませんね。

ただ、合わせて1%ですから普通のクレジットカードなら当たり前にあるレベルと言えばレベルです。

ミライノカード(JCB)のポイント還元率が0.4%アップ

ミライノカードは還元率が1%のクレジットカードです。

それがプレミアムサービスに加入すると追加で当月確定(翌月引き落とし)の金額の0.4%分のスマプロポイントが還元されます。

つまり、1.4%のクレジットカードと同様になるってことですね。

1%還元のクレジットカードは多いですが1.4%は他のクレジットカードと比較してもかなり魅力的ではないでしょうか?

ロボアドバイザーの手数料20%還元

今話題のロボアドバイザーで資産運用「Wealth Naviの手数料が20%還元されます。

ロボアドバイザーとは、下記記事でもご紹介しましたが、AIが自動的に資産運用をしてくれるサービスです。

どうしても人間が資産運用を行うと心理的な障壁がありうまくいかないことが多いです。

しかし、AIならばそのあたりの壁を超えることができますので淡々と取引を行ってくれるのです。

また、手間も掛かりませんのでほったらかしの投資が可能となります。

Wealth Naviでは運用残高の年間1%の手数料が発生します。

それの20%がバックされるようになります。

つまり0.2%のバックとなります。

THEOも同様にポイントが還元されます。

プレミアムサービスの手数料

プレミアムサービスの手数料は月額540円(税込)です。

日経Deep Oceanに月額540円以上の価値を感じれば迷わず入ることができるでしょう。

ポイントバック目的で加入するとすれば

Visaデビットカードやミライノカードならば540円÷0.04で月額135000円の利用が必要です。

また、ロボアドバイザーで同様に手数料をカバーしようとすると540円✕12÷0.02%で資産残高が324万円以上必要となります。

すでにロボアドバイザーで324万円以上運用している方は入らないと損ってことですね。

もちろんそれぞれの特典は併用も可能ですからロボアドとクレジットカードを使っている方なら結構な割合で540円ならペイできる気がします。

まとめ

今回は住信SBIネット銀行のプレミアムサービスを見てきました。

クレジットカードやデビットカードを月額135000円以上使う方、ロボアドバイザーをすでに324万円以上運用している方は加入しないと損な制度ですからぜひ加入してくださいね。

個人的には日経Deep Oceanが気になるところです。

住信SBIネット銀行はSBI証券との相性がとてもよいですので合わせて利用するとよいと思いますよ。

SBIハイブリット預金にしておけば預入れたお金は、SBI証券口座の買付余力に自動的に反映し、株式や投資信託、債券などの証券取引に利用できます。
また、証券取引に伴う精算代金は、受渡日にSBIハイブリッド預金とSBI証券口座との間で自動的に資金振替を行います。(自動スウィープサービス)

預金の利率も高いですしね。
CHECK!       SBI証券

読んでいただきありがとうございました。

 

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