2025年12月26日、SBI証券はiDeCo(個人型確定拠出年金)セレクトプランにおける運用商品の見直し方針を正式に発表しました。
2026年12月のiDeCo制度改正を見据え、11本の運用商品を除外し、新たに5本の追加候補を発表しています。
SBI証券でiDeCoを運用中の方、これからiDeCoの開始を検討している方にとっては、今後の資産形成に直結する重要な内容です。
本記事では、見直しの背景から除外・追加商品の詳細、そして加入者が取るべき対応策まで、投資のプロの視点から分かりやすく解説していきます。
SBI証券がiDeCoセレクトプランの商品見直しを発表した背景
まず、今回の商品見直しについての背景を確認しておきましょう。
2026年12月のiDeCo制度改正に向けた動き
今回のSBI証券の発表は、2026年12月に予定されているiDeCo制度改正を見据えた対応です。
iDeCoは老後資金の形成を支援する制度として加入者数が拡大を続けており、2025年9月末時点で375万人を超えています。
制度改正に伴い、各金融機関は加入者の長期的な資産形成により適した商品ラインナップへの再構成が求められています。
SBI証券はiDeCoの運用実績が15年を超える老舗であり、業界トップクラスの商品数を誇ってきました。
その分、今回の見直しは多くの加入者に影響を与えることになります。
iDeCoにおける「35本制限」ルールとは。なぜ「入替え」が起きるのか
「そもそも、いい商品を追加するなら追加すればいいのでは?」と思う方が多いでしょう。
しかしiDeCoには、運用商品の本数を3~35本の範囲に収めるルールがあり、枠がいっぱいなら“入替え”が必要になります
これは2018年5月施行の改正DC法で定められたルールで、各金融機関がiDeCoで取り扱える運用商品は原則35本までと規定されています。
実はSBI証券は2018年施行の法改正を受け、iDeCoオリジナルプランの運用商品67本を上限(35本)以下にするため、2022年4月28日を除外日として新規買付停止を実施しています。
プランは違いますが、今回二回目の大規模入れ替えって感じですね。

35本制限は、選択肢が多すぎると加入者の選択負担や不適切な商品選好を招くという行動経済学の知見に基づいています。
ジャムの法則として知られるように、選択肢が多すぎると人は決断を先送りにしたり、かえって満足度が下がったりする傾向があります。
SBI証券のセレクトプランは現在38本(ターゲットイヤー型は4本を1本とカウント)の商品を扱っており、この35本制限ギリギリで運用してきました。
新しい魅力的な商品を追加するためには、既存商品を除外せざるを得ない状況にあったのです。
個人的には新しい魅力的なファンドが登場してもiDeCoに入れられないこの現状を打破するためにも、35本制限を撤廃すべきだと思います。
SBI証券iDeCo商品一覧から除外される11本の投資信託
今回の見直しで除外対象となる運用商品は11本です。
2025年9月30日を基準日として、SBI証券が定める「運用商品見直し基準」に基づいて選定されました。
除外対象商品の一覧と除外理由
除外対象となる商品は以下の通りです。
ハリス グローバル バリュー株ファンド(年1回決算型) ウエルスアドバイザーのファンドレーティング(総合)が2以下の状態が6か月以上継続していたことが主な理由です。
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド 残高・拠出金額・受益者数が基準未満であったこと、またパフォーマンスも基準を下回っていたことが除外理由として挙げられています。
ひふみワールド年金 アクティブファンドとして同一カテゴリー平均を中長期的に下回る成績であったことが理由です。人気のひふみシリーズですが、iDeCoにおいては厳しい評価となりました。
EXE-i 全世界中小型株式ファンド 残高・拠出金額・受益者数が基準未満であり、加入者利益の最大化に適さないと判断されました。
つみたて椿 こちらもパフォーマンスが基準未満であったことが理由です。
野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け) 同一カテゴリー平均を中長期的に下回っていたことが除外理由です。
ひふみ年金 ひふみワールド年金と同様、パフォーマンスが基準を満たしていませんでした。国内株式型の人気ファンドでしたが、今回の見直し対象となっています。
iFree NYダウ・インデックス 同分類に低コスト・インデックスファンドが存在することが理由として挙げられています。eMAXIS Slimシリーズなど、より信託報酬の低い商品があることから除外対象となりました。
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) 残高基準未満であり、同分類により適した商品が存在することが除外理由です。
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 低金利環境下でのパフォーマンスや残高状況を踏まえての判断と考えられます。
あおぞらDC定期(1年) 元本確保型商品として、同一運用期間の商品と比較して利回りが明確に劣後していることが除外理由です。
除外基準の考え方
SBI証券が公表している除外基準は主に4つあります。
・レーティング(総合)が2以下の状態が6か月以上継続していること
・アクティブファンドで同一カテゴリー平均を中長期的に下回っていること
・手数料水準やベンチマークが加入者利益の最大化に適さないこと
・元本確保型商品で同一運用期間の商品と比較して利回りが明確に劣後していること
長期投資を前提とするiDeCoにおいて、継続的にパフォーマンスが低迷している商品や、コストパフォーマンスが劣る商品は加入者の資産形成にマイナスとなります。
その観点から、厳しい基準で選定が行われたと言えるでしょう。
除外商品の個人的感想
iFree NYダウ・インデックス 、EXE-i 全世界中小型株式ファンドあたりは他のiDeCoで採用がない特徴だったので除外候補になっているのは残念ですね。
SBIグループになったひふみシリーズも除外候補になるのは意外でした。
あとは順当かな・・・
SBI証券iDeCoに追加される新商品候補
除外される商品がある一方で、新たに5本の追加候補も発表されています。
利用者からの要望や運用会社からの提案を踏まえ、SBI証券の「運用商品追加基準」に基づいて選定されました。
追加候補商品の詳細
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 半導体セクターに特化したファンドです。AIブームを背景に半導体関連株への注目が高まる中、テーマ型投資のニーズに応える商品として追加候補に挙がっています。ただし、セクター特化型はボラティリティが高くなる傾向があるため、ポートフォリオ全体の一部として活用するのが望ましいでしょう。
WCM世界成長株厳選ファンド(資産成長型) 世界の成長株に厳選投資するアクティブファンドです。分配金を再投資する資産成長型のため、iDeCoのような長期投資に適した設計となっています。
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド 人口増加と経済成長が続くインド市場への投資機会を提供します。新興国の中でもインドは中長期的な成長期待が高く、分散投資の選択肢として注目されています。
大和住銀DC国内株式ファンド 国内株式への投資を行うファンドで、アクティブ運用により市場平均を上回るリターンを目指します。
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) 金への投資を通じてインフレヘッジや資産分散効果が期待できます。近年の金価格上昇を受けて投資家からの関心が高まっており、iDeCoでの金投資ニーズに応える商品です。為替ヘッジなしのため、円安局面では為替差益も期待できます。
追加商品の選定基準
SBI証券が公表している追加基準は商品タイプによって異なります。
ファンド共通では長期投資に適し積立効果が期待できることが求められます。
インデックスファンドは対象指数の成長が見込まれ、指数との乖離が小さく、信託報酬が業界最低水準であることが条件です。
アクティブファンドはウエルスアドバイザーのファンドレーティングが同一カテゴリー平均を中長期で上回り、インデックスとの差別化が図られていることが必要です。
なお、これらの商品は組成中のものも含まれており、最終確定ではないとされています。
元本確保型定期預金を含め、さらなる運用商品の追加も検討中とのことです。
11本除外で現在名前がでているのが5本だけですからね。
後述しますが、楽天証券はFANG+や楽天SCHDなどかなり思い切った商品を追加していますので、SBI証券も注目したいところ。
一番人気のオルカンは追加されないのか?
現在、日本で一番人気の投資信託といえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。
しかし、SBI証券のiDeCoセレクトプランにはラインナップされていません。
今回の入れ替えでオルカンが入るのか?に注目している方が多いと思います。
ただし、個人的にはちょっと厳しいと見ています。
理由としてはSBI証券のiDeCoにはオルカンの代替となる「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」がすでにあるためです。
今回の除外候補に入っていませんしね。
どちらも全世界株対象ですが、ベンチマークが下記のとおり多少違う感じです。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
・・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま):FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は日本株が含まれているかどうかだけの違い。
雪だるまとの差は、雪だるまのFTSEは大型・中型・小型株を含む全世界9,000銘柄以上をカバーするのに対し、オルカンのMSCIは大型中心に全世界約3,000銘柄を対象としています。
雪だるまの方が中小型株にも投資をする形ですね。
なお、信託報酬は雪だるまは年0.1102%程度、オルカンは年0.05775%とオルカンの方が低コストです。
ただし、長期的なリターンに大きな差が出るかというと、両指数は非常に似た値動きをするため、実質的なパフォーマンスの違いは限定的です。
オルカンにこだわる場合は松井証券やマネックス証券のiDeCoを検討するのも一つの選択肢ですが、SBI証券の雪だるまでも十分に全世界分散投資の効果を得ることができます。
楽天証券iDeCoの運用商品見直しと比較してみる
SBI証券だけでなく、楽天証券もiDeCoの運用商品見直しを発表しています。
両社の動きを比較することで、iDeCo全体のトレンドが見えてきます。
楽天証券の除外商品と追加商品
楽天証券は2025年5月に9ファンドの運用除外を発表し、話題を呼びました。
除外対象には「セゾン資産形成の達人ファンド」が含まれており、運用会社のセゾン投信が反論するなど物議を醸しました。

一方で、楽天証券は魅力的な追加商品も発表しています。
特に注目されているのは「iFreeNEXT FANG+インデックス」と「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)」です。
FANG+はiDeCoでの採用が初となる尖った商品で、楽天SCHDも人気の高配当株ファンドです。

各社の35本制限対応の違い
両社とも35本制限ギリギリで運用してきた点は共通していますが、対応方針には違いが見られます。
SBI証券は低コストのインデックスファンドを中心に据えつつ、パフォーマンスの劣る商品を除外する守りの姿勢が目立ちます。
追加商品もテーマ型や金など、分散投資の選択肢を広げる方向性です。
楽天証券は自社ブランドの楽天プラスシリーズを拡充しながら、FANG+のような攻めの商品も取り入れています。
利用者アンケートを踏まえた商品選定という点もアピールしています。
いずれにしても、35本制限という制約の中で各社が独自の判断を迫られており、金融機関選びの重要性が増していると言えるでしょう。
除外対象商品を保有している場合の対応方法
除外対象商品を保有している加入者は、今後どのような対応が必要になるのでしょうか。
手続きのスケジュール
SBI証券が発表しているスケジュールは以下の通りです。
2026年6月頃に、除外予定商品を保有または配分設定している利用者に対して、メール・SMS・書面などで案内が届きます。
対象者の3分の1を超える不同意があった場合は、当該商品は除外されません。
つまり、除外に異議を唱えることも可能です。
2026年10月頃に、運用商品の除外および追加が実施されます。
除外後は対象商品への新規買付ができなくなりますが、除外時点での保有分については継続保有が可能です。
掛金配分の変更方法
除外対象商品を毎月の掛金で購入し続けている場合は、配分設定の変更が必要です。
そのまま放置すると「未指定扱い」となり、SBI証券の指定運用方法である「SBIグローバル・バランス・ファンド」が自動的に購入されます。
掛金配分の変更は、SBI証券の加入者サイトから行えます。
変更は毎月26日頃が翌月拠出分への反映リミットとなりますので、タイミングには注意が必要です。
スイッチングの検討
すでに保有している残高については、除外後も継続保有が可能です。
ただし、除外理由がパフォーマンスの低迷や高コストである商品を持ち続けるメリットは薄いでしょう。
スイッチングとは、現在保有している商品を売却して別の商品を購入する手続きです。
iDeCoでのスイッチングは「売却→購入」の順で行われ、売却から購入まで数日のタイムラグがあります。
相場変動リスクを避けたい場合は、複数回に分けてスイッチングを行うことも検討してください。
なお、iDeCo内でのスイッチングには税金や手数料はかかりません。
運用状況を見直す良い機会と捉えて、ポートフォリオ全体の再検討をおすすめします。
他の金融機関への乗り換えは必要か
今回の見直しを機に、他の金融機関への乗り換えを検討する方もいるかもしれません。
乗り換えのメリットとデメリット
乗り換えのメリットとしては、希望する商品ラインナップがある金融機関を選べることが挙げられます。
例えば、オルカンでiDeCo運用をしたい場合は松井証券などへの移管を検討する価値があります。
一方、デメリットも存在します。
iDeCoの金融機関変更(移管)は、通常2〜3か月の期間がかかります。
その間は資産が現金化されて運用が停止するため、相場上昇局面では機会損失となる可能性があります。
また、移管手数料として4,400円程度がかかることが一般的です。
SBI証券に残るメリット
SBI証券のiDeCoには、乗り換えを躊躇させるだけの魅力があります。
まず、運営管理手数料が無条件で無料です。
iDeCoでは毎月の維持費として国民年金基金連合会への手数料(月171円)や事務委託先金融機関への手数料(月66円)がかかりますが、運営管理機関手数料を無料にしている金融機関は限られています。
次に、商品ラインナップの充実度です。
今回の見直し後も業界最多水準の商品数を維持し、eMAXIS Slimシリーズを中心とした低コストインデックスファンドが揃っています。
さらに、15年以上の運用実績と顧客サポート体制があります。
2025年オリコン顧客満足度調査の「iDeCo証券会社」部門で2年連続総合1位を獲得している点も安心材料です。
これらを総合的に判断して、乗り換えが本当に必要かどうかを検討してください。
よくある質問(Q&A)
今回の商品見直しについて、よくある質問をまとめました。
Q1. 除外対象商品をそのまま持ち続けることはできますか?
はい、除外後も継続保有は可能です。
ただし、新規買付はできなくなります。
また、除外理由がパフォーマンスの低迷や高コストである商品については、早めにスイッチングを検討することをおすすめします。
Q2. 除外に反対することはできますか?
できます。
2026年6月頃に届く案内に対して「不同意」の回答をすることで、除外への反対意思を示せます。
対象者の3分の1を超える不同意があった場合、当該商品は除外されません。
ただし、回答しない場合は「同意」とみなされます。
そのため、除外が承認されない可能性はそこまで高くないと思われます。
Q3. SBI証券のiDeCoでオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式オール・カントリー)は買えないのですか?
はい。
現時点ではSBI証券のiDeCoセレクトプランにオルカンは含まれていません。
代替として「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」があり、同様に全世界分散投資が可能です。
どうしてもオルカンで運用したい場合は、松井証券などのiDeCoを検討してください。
Q4. 掛金配分の変更とスイッチングの違いは何ですか?
掛金配分の変更は、これから毎月積み立てる掛金の投資先を変更することです。
一方、スイッチングは今まで積み立てて保有している残高を売却し、別の商品に乗り換えることを指します。
除外対象商品を保有しつつ毎月購入し続けている場合は、両方の手続きが必要になります。
Q5. 楽天証券との違いは何ですか?
両社とも35本制限ギリギリで運用しており、商品見直しを行っている点は共通しています。
主な違いとして、楽天証券は2026年4月からiFreeNEXT FANG+インデックスや楽天SCHDといった尖った商品を追加予定です。
一方、SBI証券は半導体セクターファンドや金ファンドなど分散投資の選択肢を広げる方向性です。
運営管理手数料はどちらも無料です。
Q6. iDeCoの金融機関を変更するにはどうすればよいですか?
移管先の金融機関でiDeCo口座開設の申し込みをします。
その際、「移管」であることを伝えると、現在の金融機関からの移管手続きが開始されます。
通常2〜3か月程度かかり、その間は資産が現金化されます。
移管手数料として4,400円程度が発生することが一般的です。
まとめ:SBI証券iDeCo商品見直しで押さえるべきポイント
今回のSBI証券iDeCoセレクトプランの商品見直しについて、重要なポイントを整理します。
見直しの背景には、2026年12月のiDeCo制度改正と35本制限というルールがあります。
SBI証券は長期投資に適した商品ラインナップへの再構成を目指し、パフォーマンスやコストの面で基準を満たさない11本を除外し、新たに5本の追加候補を発表しました。
除外対象にはひふみ年金やiFree NYダウ・インデックスなど知名度の高い商品も含まれていますが、人気の高いeMAXIS Slimシリーズなどコア商品は維持されます。
オルカンはSBI証券のiDeCoにはありませんが、雪だるま(SBI・全世界株式インデックス・ファンド)で代替可能です。
除外商品を保有している方は、2026年10月の実施までに掛金配分の変更やスイッチングを検討してください。
手続きを放置すると指定運用方法(SBIグローバル・バランス・ファンド)が自動的に購入されます。
iDeCoは60歳以降まで引き出せない長期の年金資産です。今回の見直しを「ほったらかし投資」を見直すきっかけと捉えて、改めて自分の運用方針やポートフォリオを確認してみてはいかがでしょうか。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの3社から選ぼう
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。
しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。
簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。
私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券の3択の中から決めます。
(※私が加入しているのはSBI証券です)
この3つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。
また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。
順番に見ていきましょう。
SBI証券
まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。
SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式といった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。
選択の楽しさがありますよね。
また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。
マネックス証券
次点はマネックス証券 iDeCoです。
こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。
iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。
松井証券
松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。
その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。
こちらも有力候補の一つですね。
さらに2024年8月1日(木)より投資信託の保有でポイントが貯まるようになり、現在の条件なら本命といっても良いでしょう。
総合して考えるとこの3つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。
他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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