【Delta-FlyPharma】新規上場株式(IPO)情報。がん治療のベンチャー

10月第3号のIPOの新情報(上場承認)がでました。

10月12日東証マザーズ(医薬品業)のDelta-FlyPharmaです。

10月は例年新規上場企業が多めですから期待したいところですね。

Delta-FlyPharmaが10月12日に上場決定


主幹事はみずほ証券です。最近みずほ証券主幹事が多くなっていますね

事業内容は属に言うバイオベンチャーです。

【事業内容】医薬品等の研究開発、製造、販売
【主幹事】みずほ証券
【幹事】 SBI証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岩井コスモ証券、いちよし証券、エース証券、香川証券
【仮条件】9月20日
【申込み期間(BB)】9月25日~10月1日
【上場日】 10月12日
【公募株式数】 公募700,000株 売り出し0株
【OA】105,000株
【想定価格】4,670円
【吸収価格】37.5億円
【時価総額】201億円
【資金用途】開発パイプラインDFP-10917、DFP-11207、DFP-14927及びその他のパイプラインの研究開発費、人件費及び経費にそれぞれ充当する予定

9月20日BBが開始されます。


Delta-FlyPharmaのビジネスについて

Delta-FlyPharmaは2010年に創業された医療系のベンチャーです。社長は大鵬薬品工業(株)取締役、徳島研究センター長を得て会社を設立しました、徳島大学客員教授も兼任されているようです。自分の家族に勧められるがん治療がテーマのようです。

研究開発

研究開発は正直見てもその内容が理解できませんが3つのパイプラインが日米で臨床試験進行中、また、パイプラインの特許を主要国で取得となっています。また、がん化学療法専門誌、専門学会における活動などで多数の実績があります。

それはわかりますがこれがどのレベルなのか正直理解ができません・・・

Delta-FlyPharmaの業績

Delta-FlyPharmaの業績はなかなかないレベルで波があります。

2016/03期は145,177千円、2017/03期は902,046千円と一気に521.3%と大きく増加しましたが、翌年2018/03期は150,000千円と大きく減少しました。

経常利益も同様で2016/03期は-595,588千円、2017/03期は323,286千円、2018/03期は-244,505千円とかなり大きくぶれています。このあたりの原因がどこにあるのかについてちょっとしっかり財務分析が必要になります。

キャッシュフロー計算書的にもあまり良い状況とは言えませんね・・・

Delta-FlyPharmaの株主、ロックアップ

次にDelta-FlyPharmaの株主をみていきましょう。株主はベンチャーキャピュタル(VC)がわんさかいます。しかもロックアップは90日or1.5倍とそれほどきくつありません。VCの動き次第で値動きが決まりそうです。

ストックオプション¥約15万株が行使期間にあります。このあたりも要注目ですね。

Delta-FlyPharma当選のための攻略法

Delta-FlyPharmaは規模が小さいため人気状況によっては当選確率は低めになりそうです。そのため当選のためにはまずは当選枚数の多い主幹事のみずほ証券で申し込むのは必須でしょう。

また、IPOにそれなりに力を入れている証券会社が幹事に並んでいます。当選確率を上げたいならばその辺りからも応募しておくとよいでしょう。

IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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