iDeCo加入者の約56%超が元本保証型を選択。2019年最新版【確定拠出年金】統計資料を読み解く

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運用商品選択状況

2019年ideco運用商品状況
2019年3月ideco運用商品状況

出所:国民年金基金連合会 「確定拠出年金統計資料(2019年3月末基準)」より

運用で選択された商品は上記のとおりです。

ある意味衝撃的な内容となっています。

36%が預貯金、保険が19,9%と約56%が元本保証型を選択しています。

国内株式12.3%、バランス型12.1%、外国株式10.3%、国内債券3.6%、外国債券3.2%と続きます。

新規加入者が増えたためか、昨年よりも元本保証を選択する人が増える結果に・・・

ネットなんかをみているとアメリカ株や先進国株など外国株式の話が多いですが、実際に選択されているのは10.3%だけなんですよ。

このあたりに関しては投資教育の問題な気もしますね。

2022年度から高校の家庭科範囲に投資信託などの「資産形成」が加えられるいうことですからその人達が成人になる頃にはこの数字もだいぶ改善していることを期待したいところです。

2018年3月時点との比較

2018年3月イデコ運用商品選択
2018年3月ideco運用商品状況

出所:国民年金基金連合会 確定拠出年金統計資料(2018年3月末基準)より

ちなみに2018年3月時点では上記のようになっていました。2018年と2019年を比較すると預貯金も保険も増えていますね。

国内株式は減って外国株式が増えているのも特徴でしょうか。

バランス型が減っているのも意外かもしれません・・・

男女での商品選択割合の比較

2019年ideco運用商品状況男女別
2019年ideco運用商品状況男女別

出所:国民年金基金連合会 確定拠出年金統計資料(2018年3月末基準)より

例年この傾向がありますが、女性は男性よりも元本保証を選択する人が多いですね。

特になぜか保険の比率が女性は高くなっています。

年代別商品選択割合

2019年ideco運用商品状況年代別
2019年ideco運用商品状況年代別

出所:国民年金基金連合会 確定拠出年金統計資料(2018年3月末基準)より

興味深いのが10代、20代の預貯金、保険の割合です。10代で預貯金57.4%、保険2.1%。20代でも預貯金割合が34.8%、保険が8.6%とかなり高い割合となっています。あとなにを選んで良いのかがわからないためかバランス型も多くなっていますね。

リスクが最も取れる10代、20代が全体平均よりも高い元本保証の選択割合とはちょっと衝撃です。おそらくなにに投資をしていいのかわからずに元本保証を選んでいるのだと思われますが・・・期待値を考えれば20代はリスクをとって全部株でもよいくらいだと思います。

投資信託の割合が多いのは30〜39歳の層と40〜49歳のそうです。このあたりになると投資に対する知識や金銭面の余裕もついてきてるのかもしれませんね。それでもまだまだ元本保証の割合が多すぎですけど・・・

パッシブ・アクティブの選択状況

2019年ideco運用商品状況バッシブ・アクティブ
2019年ideco運用商品状況バッシブ・アクティブ

出所:国民年金基金連合会 確定拠出年金統計資料(2018年3月末基準)より

次に投資信託を選択した方のバッシブ・アクティブの選択状況です。

これも結構衝撃な結果がでています。

パッシブとアクティブの割合が全体をみても拮抗しているのです。

国内株式ではバッシブが52.7%なのに対して47.3%がアクティブです。

面白いのが高齢者の方がアクティブ割合が高いという・・・例えばバランス型なんかだと60歳以上のアクティブを選択している方が60.1%とかなり大きくなっています。

一発逆転を狙っているのでしょうか・・・

これも投資教育のせいかもしれませんね。

あと考えられるのはiDeCoを取り扱いをする証券会社によっては自社の儲けを考えて取扱商品がアクティブが中心のところもありますからね・・・加入する証券会社を間違えているってのもあると思われます。

かなり深刻な感もあります。この傾向昨年や更に一年前もまったく同じだったんですよ。

パッシブとアクティブの件については下記の記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。

まとめ

今回は「iDeCo加入者の約56%超が元本保証型を選択。2019年最新版【確定拠出年金】統計資料を読み解く」と題してiDeCoの統計資料を見てきました。

加入者は順調に増えていますし、それに伴い資産もどんどん増えてきています。

しかし、半数以上が元本保証型を選択してしまっているなどちょっと歪な状況になってしまっていますね。

元本保証型を選択すると簡単に言えば手数料負けしますし、期待値も低いですから長期で考えるならおすすめできないんですよ。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

もちろんなにを選択するのが正解なのかは何十年後にしかわかりませんがちょっと意外な結果でしたね。

なお、私がおすすめするiDeCoの商品選択の方法はこちらの記事を御覧ください。

なお、今回の元になった統計資料はこちらから見ることができます。

>>確定拠出年金統計資料(2019年3月末基準)

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)に加入するならこの5社から選ぼう

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を始めるならまずは金融機関を決める必要があります。

しかし、たくさんあってどこにしたらよいのかわからない方も多いでしょう。

簡単に決めてしまう方もおおいかもしれませんが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の場合、金融機関ごとの違いがとても大きいですから慎重に選びたいところです。

私が今もし、新たに加入するならSBI証券、マネックス証券、松井証券、大和証券、楽天証券の5択の中から決めます。

(※私が加入しているのはSBI証券です)

この5つの金融機関は運営管理機関手数料が無料です。※国民年金基金連合会の手数料等は各社共通で掛かります。

また、運用商品もインデックスファンドを中心に信託報酬が低い投資信託が充実しているんですよ。

順番に見ていきましょう。

SBI証券

まずイチオシはSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」です。

SBI証券は信託報酬も最安値水準のeMAXIS Slimシリーズを始めとしたインデックスファンドから雪だるま全世界株式、ひふみ年金、NYダウ、グローバル中小株、ジェイリバイブといった特徴ある投資信託をたくさん揃えているところが最大の魅力です。

選択の楽しさがありますよね。

また、確定拠出年金を会社員に解禁される前から長年手掛けている老舗である安心感も大きいですね。

SBI証券iDeCo
5

SBI証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、なにより運用商品が豊富で選択の幅が広いです。現状最強のラインナップを誇ることになります。
また、他の証券会社に先んじて確定拠出年金の取扱をはじめてますから安心感が強いですね。

マネックス証券

次点はマネックス証券 iDeCoです。

こちらも後発ながらかなりiDeCoに力をいれていますね。

iDeCo初でiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスを取扱い開始したのに興味をひかれる人も多いでしょう。

マネックス証券iDeCo
5

マネックス証券 iDeCo

マネックス証券はeMAXIS Slimを多く取り扱っており、信託報酬がほとんど最安値水準でスキがありません。また、iDeCoでいち早くiFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの取り扱いをはじめたところも大きなポイントになりますね。

松井証券

松井証券のiDeCoは35本制限まで余裕があるというのは後発の強みですね。

その35本制限までの余裕を生かして他社で人気となっている対象投資信託を一気に採用して話題になっていますね。

こちらも有力候補の一つですね。

松井証券iDeCo
5

松井証券【iDeCo 口座開設申込】

2020年10月18日から取り扱い商品が大幅拡充されました。
人気となっているeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)や楽天・全世界株式インデックス・ファンドなども採用され最強ラインナップといっても過言ではない充実ぶりですね。

大和証券

大和証券 iDeCoは大手証券会社でありながら、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)にもかなり力を入れています。

他のネット証券と違い店舗が全国各地にたくさんあります。そこに魅力を感じる方にはおすすめできますね。

また、取扱商品もダイワつみたてインデックスシリーズなど信託報酬が安めの商品を取り揃えています。

大和証券iDeCo
4.5

大和証券 iDeCo

運営管理機関手数料が無条件で無料ですし、商品も充実したことで選択肢となりえる金融機関になりましたね。中国株、ロシア株、ブラジル株のファンドへ投資できるなど特徴的な商品があるのが他との差別化要因かな。あとはiFreeシリーズ、とくに米国株さえ入れば十分に他と競争できると思いますので期待したいところです。

楽天証券

楽天証券は楽天・全世界株式インデックス・ファンドや楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が大きなポイントとなっています。

この2つのファンドは人気ですね。

楽天証券iDeCo
4.5

楽天証券 401K用プログラム

楽天証券は人気のセゾン投信なんかにも加入できます。また、実質信託報酬の低いたわら先進国株、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドといった自社の人気商品の取扱が魅力です。今後は楽天SPUの対象になったり、つみたてNISAのように楽天カードでポイントが貯まるようになるようでしたらかなり面白い存在ですね。

総合して考えるとこの5つの金融機関に加入すれば大きな後悔はないかなと思います。

他の運営管理機関もぜひがんばってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2021年最新版【確定拠出年金】統計資料を読み解く
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