基礎年金番号の調べ方。どこに書いてあるのか?など自分の基礎年金番号の確認方法をわかりやすく解説

先日、iDeCoの加入申し込みがWEBで可能になるという記事を書いた所、以下のご質問をいただきました。

基礎年金番号はどこに書いてあるのでしょう?
普段使わない、基礎年金番号ですから「どこに書いてあるのか」、「どうやって調べればよいのか」わからない方も多いと思います。
そこで今回は基礎年金番号がどこに書いてあるのか、どうやって調べればよいのかを解説していきます。

基礎年金番号とは

まずは今回の話のベースとなる基礎年金番号について仕組みや制度をみていきましょう。

基礎年金番号とは、国民年金・厚生年金保険・共済組合といったすべての公的年金制度で共通して使用する一人に一つの番号」です。

日本年金機構が基礎年金番号を払出しています。

年金加入記録など年金に関わることは、「基礎年金番号」をキーとして管理してるので年金関連の手続きをするときに必要となるのです。

個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の加入申し込みに基礎年金番号が必要なのも、イデコが年金制度の一種だからですね。(加入状況により上限の掛けられる金額も変わります)

なお、イデコってなに?方は以下の記事をご覧ください。

この記事をみれば「iDeCo(個人型確定拠出年金)制度」から「つみたてNISAとの違い」、「おすすめ金融機関」、「おすすめ商品」、「いくら積み立てればよいのか」、「いくら掛けられるか」などを網羅的に確認することができますよ。

基礎年金番号は変わらない

基礎年金番号は年金加入記録を管理するためのキーとなる番号です。

そのため、基本的に変わることはありません

また、番号が気に食わないからと変えることも駄目。

基本的にと書いたのは不正利用されたり、不特定多数の方に流布されたり、DVを受けて逃げている場合などは例外的に番号の変更を認めるという制度があるからです。

基礎年金番号は平成9年1月から導入

平成8年12月までは、加入されていた年金制度ごとに異なる番号などにより、年金加入記録を管理となっていました。

そのため、転職等により加入する制度を移り変わった場合、国民年金または厚生年金保険の「年金手帳の記号番号」、共済組合の組合員番号等、一人の方が複数の年金番号を持っているようなケースもありました。

このため、年金を請求する際には制度ごと番号ごとに照会が必要となり、調査のために時間を要してしまったんですね・・・

当時は名前のフリガナで管理していたケースもあったようで同姓同名がいるとおかしな状況になってしまうなんてこともあったようです。

しかも手書きでしたから名前のフリガナを間違えるなんてこともよくあったよう。

ずさんな時代でした。

消えた年金問題などで話題になったのもこのころです。

これらのことから正確確実な年金のお支払いと、よりよいサービスが提供できるように平成9年1月から基礎年金番号を導入されたのです。

基礎年金番号は10桁

基礎年金番号の10桁となっています。

具体的には下記のように4桁と6桁の組み合わせで10桁となっているのです。

◯◯◯◯ー△△△△△△

ちなみにマイナンバーは12桁ですね。

将来的には基礎年金番号はなくしてマイナンバーと統合していくような話も出ていますが、まだ具体的な実施はされてはいません。

働いていない未成年は基礎年金番号がない

基礎年金番号は前述の通り、年金加入記録を管理するためのキーとなる番号です。

ですから年金制度にまだ加入していない方は発行されていません。マイナンバーと違う点ですね)

働きだして厚生年金の対象となるか、20歳以上(国民年金加入)になると発行されます。

基礎年金番号を他人に知られると悪用される?

基礎年金番号を他人に知られると悪用されることを心配される方が多いです。

これは心配ご無用。

基礎年金番号だけを他人が知ったとしても悪用しようがありません。

ただし、生年月日など他の情報も合わせて流出してしまうと悪用される可能性はなくはありません。

といっても勝手に年金の振込先を変えたりとかそんなレベルまでは本人確認書類なども流出していない限りできません。

できるとすれば年金の過去の加入履歴などを覗く程度ですね。

基礎年金番号の書いてある書類

それでは基礎年金番号の書いてある書類をご紹介していきましょう。

実はいろいろな書類に記載されているのです。

青色の年金手帳

まず一番わかりやすいのが年金手帳でしょう。

年金手帳とは公的年金制度の加入者に交付される手帳で、年金に加入してる方に配布されます。

なお、年金手帳は下記のように発行した時期により手帳の色が違い、青色の年金手帳には基礎年金番号が記載がありますが、その他の色の年金手帳には記載がありませんのでご注意ください。

年金手帳
年金手帳

出典:厚生労働省 年金手帳についてより

昭和35年10月~昭和49年10月は茶色。

昭和49年11月から平成8年12月はオレンジ色。

基礎年金番号ができた平成9年1月以降に被保険者資格の取得手続きを行った方は青色の手帳となっています。

青色の年金手帳の場合には基礎年金番号が記載

開いてページを1枚めくったところに記載されていると思います。

年金手帳等は基本的にご自身で保管されていると思いますが、紛失防止のために会社で預かっているケースもあります。

見当たらなければ会社の総務や人事に問い合わせしてみてください。

また、年金手帳の再発行も可能です。(お近くの年金事務所でご相談ください)

オレンジ色や茶色の年金手帳の場合

オレンジ色や茶色の年金手帳はまだ制度ができる前のものですから基礎年金番号は記載されていません。

そのため、オレンジ色は茶色の年金手帳の方の場合は上記の青色の年金手帳が別途発行されているとのこと。

公務員の方などで共済組合の加入期間しかない方は下記の基礎年金番号通知書が別途発行されているはずです。

基礎年金番号通知書
基礎年金番号通知書

出典:厚生労働省 年金手帳についてより

そちらを探してみてください。

ねんきん定期便

ねんきん定期便などの郵送物でも基礎年金番号が記載されているケースがあります。

平成28年度「ねんきん定期便」(平成28年4月から平成29年3月発送分)には記載されていたとのことです。

そちらが残っていれば基礎年金番号の把握が可能です。

それ以降のねんきん定期便は基礎年金番号は記載されず照合番号となっているようですね。

ねんきん定期便について詳しくはこちらを御覧ください

>>自分が年金をいくらもらえるかわかる「ねんきん定期便(年金定期便)」の見方

国民年金の領収書等

国民年金保険料を支払っている方は以下の書類でも基礎年金番号は確認が可能です。

  • 国民年金保険料の口座振替額通知書
  • 国民年金保険料の納付書、領収書

こちらが残っていれば確認してみてください。

年金証書など

年金受給者の方は以下の書類で基礎年金番号が確認可能です。

  • 年金証書
  • 各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)

会社に確認する

上記書類がどうしても確認できない場合は会社に確認するのが早いかもしれません。

会社が社会保険の手続きをする際に基礎年金番号が必要となります。

ですから会社はそれぞれの基礎年金番号を把握しているはずです。

もし、データとして把握してなかったとしても過去の社会保険手続きの書類を見ればわかるでしょう。

それでも駄目なら・・・

それでも駄目なら年金事務所にご相談ください。

後日、基礎年金番号が記載された書類を郵送するという手続きがあります。

まとめ

今回は「基礎年金番号の調べ方。どこに書いてあるのか?など自分の基礎年金番号の確認方法をわかりやすく解説」と題して基礎年金番号について見てきました。

基礎年金番号は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の加入申し込み時等に必要となります。

今回ご紹介した方法で基礎年金番号で確認できると思いますので参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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