PayPay投信 米国株式インデックスファンド来春登場!予想してみた

新たな投資信託の発売が発表されまいた。

PayPay投信 米国株式インデックスファンド」です。

PayPay投信インデックスファンドシリーズは市場の指数と連動することを目指したインデックスファンド。

PayPayアセットマネジメント株式会社(旧社名:アストマックス投信投資顧問株式会社)が力を入れているシリーズで「PayPay投信NYダウインデックス」、「PayPay投信日経225インデックス」が、「PayPay投信NASDAQ100インデックス 」がすでに販売されています。

今回は4本目(第3弾)ですね。

今回はPayPay投信 米国株式インデックスファンドについて見ていきましょう。

※詳細が発表されました。こちらで詳しく解説しております

PayPay投信 米国株式インデックスファンドの概要

それではPayPay投信 米国株式インデックスファンドの概要を見ていきましょう。

といってもまだそれほど詳細がでているわけではありません。

現状判明している情報を確認しておきましょう。

※新情報を入り次第追記をいたします。

PayPay投信 米国株式インデックスファンドの特徴

  • 購入時手数料0円。業界最低水準の運用コストを目指します。
  • インデックス運用のファンドシリーズの第3弾です。
  • 指数構築過程において透明性の高いインデックスに連動する、大型株及び中型株を中心とした米国株式に投資します。

出典:PayPayアセットマネジメント IRより

発売予定は来春とのこと。

当商品は未だ設定されておらず、 将来的に設定されない可能性もありますとの文言もありますので必ず発売されるという訳ではなさそうですが・・・

具体的な情報は上記となります。



PayPay投信 米国株式インデックスファンドの予想

そのため、ここからは予想となりますがどのようなファンドになるのかを考えて見ましょう。

S&P500がベンチマークのファンド?

まずひとつ目の予想がS&P500をベンチマークとしたファンドではないかということです。

米国株を対象としたファンドがベンチマークとしている代表的な指標にはNYダウ、S&P500、NASDAQ、CRSP USトータル・マーケット・インデックスなどがあります。

すでにPayPay投信インデックスファンドシリーズにはすでに「PayPay投信NYダウインデックス」と「PayPay投信NASDAQ100インデックス 」というNYダウとNASDAQをベンチマークとした商品は存在しています。

そのため、S&P500もしくはCRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとしたファンドの可能性が高いです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは人気はありますが、メジャーではありません。

NYダウとNASDAQだけあってS&P500がないのは不自然ですし、PayPay投信 米国株式インデックスファンドは最もメジャーなS&P500と予想できます。

また、今回出ている情報の下記の文言からもS&P500だと予想ができるかもしれません。

指数構築過程において透明性の高いインデックスに連動する、大型株及び中型株を中心とした米国株式に投資します。

S&P500はニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダック、に上場している銘柄から代表的な500銘柄を抽出。

その株価を元に時価総額加重平均をした指数となります。

つまり、米国を代表する500社の株価指数となります。

大型株及び中型株を中心とした米国株式という書き方には合致していますね。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国株式市場に上場する大型株、中型株、小型株約4000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。

つまり、小型株を含んだ指数なので大型株及び中型株を中心という書き方には少々違和感があります。

ですからPayPay投信 米国株式インデックスファンドのベンチマークはS&P500と予想します。

ちなみに最近人気の高い「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」はCRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとしたファンドです。

信託報酬は何パーセントになるのか?

また、PayPay投信 米国株式インデックスファンドが売れるか売れないかの大きなポイントになりそうなのが信託報酬がどうなるかです。

業界最低水準の運用コストを目指します。

PayPay投信 米国株式インデックスファンドの現在出ている情報では上記のようなことが書いてありますので他社対抗してくる可能性が高いです。

ですから現在出ているアメリカ株の指数をベンチマークとした代表的なファンドを比較してみましょう。

商品名ベンチマーク信託報酬
SBI・V・S&P500インデックスファンドS&P5000.0938%程度
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)S&P5000.0968%以内
SBI・V・全米株式インデックスファンドCRSP USトータル・マーケット・インデックス0.0938%程度
楽天・全米株式インデックス・ファンドCRSP USトータル・マーケット・インデックス0.162%程度
PayPay投信NYダウインデックスダウ・ジョーンズ工業株価平均0.198%
PayPay投信NASDAQ100インデックス

NASDAQ100

0.418%

SBI・V・S&P500インデックスファンドとSBI・V・全米株式インデックスファンドが0.0938%と最安値水準となっていますね。

S&P500やCRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとするならこの辺りを意識した信託費報酬率としてくることは確実でしょう。

PayPay投信NASDAQ100インデックスのとき

ちなみにPayPay投信NASDAQ100インデックスのときはNASDAQ100をベンチマークとするファンドではeMAXIS NASDAQ100インデックスが最安値で0.44%のときに0.418%と大きく下げて参戦しています。

当時の最安値0.44%→0.418%で参戦

PayPay投信NYダウインデックスのとき

また、PayPay投信NYダウインデックスのときはNYダウをベンチマークとするファンドではiFree NYダウ・インデックスなどが最安値0.2475%のときに0.198%で参戦しています。

当時の最安値0.2475%→0.198%で参戦

つまり、結構思い切った信託報酬で他社と差別化を図っている事がわかります。

今回も後発ですし同様の戦略をとってるくる可能性がありそうです。

取扱金融機関の予想

取り扱い金融機関はPayPay投信NASDAQ100インデックスのときは以下の3社からスタート

PayPay投信NYダウインデックスのときはSBI証券とPayPay銀行でスタートしています。

おそらくPayPay投信 米国株式インデックスファンドも同様なスタートの可能性が高そうです。

なお、PayPay投信の他シリーズはauカブコム証券、マネックス証券でも扱っていますので採用される可能性がありそう。

楽天証券ではPayPay投信シリーズはいまのところ扱っていないようです。



まとめ

今回は「PayPay投信 米国株式インデックスファンド来春登場!」と称してPayPay投信の新ファンドをご紹介しました。

米国株人気が高いですし、SBI・V・S&P500インデックスファンドが出てからは信託報酬率引き下げ合戦も一段落ついてしまっています。

PayPay投信 米国株式インデックスファンドの登場でさらなる業界が盛り上がるのを期待したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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