SBI・V・全米株式インデックス・ファンドが爆誕。米国企業約4,000社にまとめて投資できる投資信託をレビュー

SBIアセットマネジメント株式会社からまたまた興味深いファンドが登場します。

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」です。

これ一本に投資をすると米国株式市場に上場する大型株、中型株、小型株約4000銘柄にまとめて投資したようなもんなんですよ。

かなり魅力が高い商品となりそうです。

今回はそんな「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」を徹底レビューしてみます。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの概要

まずは「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の概要から見てみましょう。

なお、下記情報はSBIアセットマネジメント株式会社から提出された有価証券届出書及び公式サイトの発表がソースとなっています。

元資料が見たい方は有価証券報告書等の開示資料を閲覧するサイトであるEDINETから「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」と検索してみてください。

ファンドの名称SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
運用会社SBIアセットマネジメント株式会社
ベンチマークCRSP US トータル・マーケット・インデックス
投資対象バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)
設定日 2021年6月29日

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはベンチマークをCRSP US トータル・マーケット・インデックスとしており、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)へ投資をすることでそれを実現する投資信託となります。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)へ直接投資をするのと比べて投資信託となっていますので1円単位で投資できたりなど取り回しが良いのがありがたいですね。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの手数料

次に手数料を見ていきましょう

信託報酬率

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの信託報酬率は

年率0.0638%程度(税込)
となっています。
こちらのファンドはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)を買うのでそちらの経費が必要になります。
それらを加えた実質的な信託報酬は
年率0.0938%程度(税込)
となります。
同じくバンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)へ投資をする「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の実質的な信託報酬率は0.162%です。
比較してもかなり安いことがわかりますね。
かなり差が出てしまった楽天がSBIに対抗するのかが注目ですね。

購入時手数料

購入時手数料は
なし
となっています。

信託財産留保額

信託財産留保額は

なし
となっています。
ただし、信託財産留保額はなしが得とは一概には言えない部分もあります。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの取り扱い金融機関

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の取り扱いで今の所判明しているのは下記の証券会社です。

なお、当初申込期間:2021年6月15日より2021年6月28日まで

となっています。

SBIアセットマネジメント株式会社の投資信託はSBI証券にとらわれず幅広くいろいろな証券会社、銀行等で購入が可能ですから徐々に販売する金融機関は増えていくものと思われます。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの設定日

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの設定日は

2021年6月29日
となっています。

2021年6月30日からSBI証券で三井住友カードで投資信託ができるようになりますのでそれに合わせて来たのかもしれませんね。

私も三井住友カードをすでに作ってクレカ積立をやるつもりですが、こちらのファンドはその対象の有力候補となりそうです。

ちなみにSBI証券ではクレカ積立を記念してキャンペーンを実施しますので、まだSBI証券の口座及び三井住友カードを作っていない方はキャンペーンに乗れる準備をしておくのをオススメしますよ。


SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの投資先

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはベンチマークをCRSP US トータル・マーケット・インデックスとしており、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)へ投資をすることでそれを実現する投資信託となります。

それではCRSP US トータル・マーケット・インデックスとはどんなベンチマークなのでしょう?

CRSP US トータル・マーケット・インデックスとは

ベンチマークとしているCRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国株式市場に上場する大型株、中型株、小型株約4000銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数です。

米国の株式市場で投資可能な銘柄のほぼ100%に分散投資をしていると同じことになります。

アメリカを代表する指標といえばS&P500やダウなどがありますが、それらと比較して銘柄数が多く小型株が含んでいることが大きな特徴ですね。

分散性の高さが売りです。

ですから広く米国株に投資をしたいならおすすめの投資先です。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの投資先

実質的な投資対象となるバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの2021年5月時点での保有上位10銘柄は以下のとおりです。

銘柄名純資産総額に占める割合
アップル4.64%
マイクロソフト4.45%
アマゾン・ドット・コム3.47%
フェイスブック1.83%
アルファベット(グーグル)1.65%
アルファベット(グーグル)1.57%
テスラ1.27%
パークシャハサウェイ1.15%
JPモルガン・チェースアンドカンパニー1.10%
ジョンソンエンドジョンソン1.00%

時価総額加重平均型ですからアメリカの時価総額が高い企業が上位を占めていますね。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの成績

実質的な投資対象となるバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの成績も確認しておきましょう

2021年5月29日時点のトータルリターンは以下のとおりです。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

3ヵ月1年3年(年利)5年(年利)
本ファンド9.18%43.89%17.76%17.33%

直近1年のリターンは新型コロナウィルスでの暴落からの高騰があったこともあり、43.89%とかなり高くなっています。

3年、5年で見ても17%の年利とかなり安定した成績となっているのもわかります。

ちなみにS&P500対象とした同じバンガードのVOO(S&P500ETF)の成績は下記のとおりです。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

3ヵ月1年3年(年利)5年(年利)
本ファンド10.62%40.46%17.65%17.07%

そこまで大きな差はありませんが、3ヶ月リターン以外はバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの成績が良くなっています。

また、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドと同時期に販売開始されるSBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドが投資先としているVYMの成績は以下のとおりです。

※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

3ヵ月1年3年(年利)5年(年利)
本ファンド12.99%37.85%12.03%12.20%

ここ3ヶ月はバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)の方が成績が高くなっていますが、長い目でみるとSBI・V・全米株式インデックス・ファンド の方が成績が良いですね。

直接VTIを買う場合との比較

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは前述のように実質的にバンガード・トータル・ストック・マーケットETFへ投資をする投資信託となっています。

じゃあバンガード・トータル・ストック・マーケットETFを直接買えば良いじゃんと考える方も多いでしょう。

その場合との比較も見てみます。

信託報酬・経費率

それでは「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」が信託報酬の比較を見ていきましょう。(VTIは経費率)

商品名ベンチマーク信託報酬(経費率)
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドCRSP USトータル・マーケット・インデックス0.0938%程度
VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)CRSP USトータル・マーケット・インデックス0.03%

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」が買う元のETFであるVTIは0.03%とかなり経費率が安くなっています。

つまり、経費率だけを考えれば直接VTIの方がかなり安くなっていると言えます。

VTIと投資信託と利便性の差

VTIと投資信託を比較すると上記のように手数料のことだけ考えればVTIの方が魅力的です。

しかし、以下のようなデメリットがありますので万人に勧めにくいという部分があるのです。

ドルでの買付が必要
1口単位の購入が必要
売買手数料が必要
税金が面倒
順番に見ていきましょう。

ドルでの買付が必要

まず一つ目がドルでの買付が必要な点です。

証券会社で購入時にドルに変えられるようにはなっていますが、為替手数料が高めです。

ですから金額によっては上記の経費率と信託報酬の差がこれで飛んでしまうなんてこともありえます。

住信SBIネット銀行なんかを使えばかなり低い為替手数料で交換はできまるようになりましたが、投資信託を直接購入するのに比べて手間が一つ加わる感じとなります。

1口単位での購入が必要

もう一つが海外ETFは1口単位で購入が必要ということです。

例えば200ドルの海外ETFなら200ドル単位での購入が必要となります。

対して投資信託は1円単位の金額で購入も可能ですから1,000円分買うなんてことも基本的に可能となっています。

この辺りの取り回しは投資信託が圧倒的によいですね。

売買手数料が必要

多くの投資信託はノーロードということで売買時の手数料は無料となっています。

しかし、海外ETFの場合には株式の売買と基本的に同じですから手数料が発生します。

以前と比較してかなり安くはなっていますけどね。

それでも金額によっては経費率と信託報酬の差がこれで飛んでしまうなんてこともありえます。

この点も加味して検討して上げる必要があります。

売買手数料についてはこちらの記事をご覧ください。

税金の扱い

最後が税金の扱いです。

海外の株やETFは現地で課税され、日本でも課税されます。

例えば米国ならば利益に対して米国源泉徴収税率が10%、日本の源泉徴収税率20.315%が差し引かれることになります。

ただし、確定申告をすれば現地分の課税は取り戻すことはできます

面倒ですけどね・・・

このあたりは結構大きなデメリットですね。

ちなみにSBI・V・全米株式インデックス・ファンドのようなファンドが買うファンドは分配金課税の関係で税金面では不利だったりします。(米国での課税分)しかし、実際のリターン等を見てるとそこまで気にすることはないレベルですね。


まとめ

今回は「SBI・V・全米株式インデックス・ファンドが爆誕。米国企業約4,000社にまとめて投資できるファンドをレビュー」と題してSBI・V・全米株式インデックス・ファンドについて見てきました。

結論としては以下のとおりです。

小型株を含んだ米国株に投資をしたいなら
投資と猫
koge

評価:5
小型株を含んだ米国株に投資したいならSBI・V・全米株式インデックス・ファンドは信託報酬最安値となりおすすめできるファンドです。VTIに直接投資をする場合と比べて取り回しがかなり良いですしね。
ただし、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはまだできたばかりのファンドですから実際の値動きや実質的な経費の推移を見守りたいな・・・ってのも個人的にはあります。同じVTIに投資をする仕組みの楽天・全米株式インデックス・ファンドもはじめはVTIと結構差が出てしまってたんですよ。

なお、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはおそらくつみたてNISAの対象にはなると思われます。iDeCoも対象にしてほしいところですが、35本制限のルールがあるのでどうなるのか・・・

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドを買うなら

今のところ、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの取り扱いはSBI証券だけが対象となっています。

選択肢がないのであれですが、SBI証券は他の証券会社よりも注文の自由度がかなり高いのがいいですね。

また、さらに6月30日から三井住友カードで投資信託が購入できるようになるなど魅力が高くなっています。

利便性で考えるならSBI証券はおすすめですよ。

資料請求等はこちらから

SBI証券
5

SBI証券は商品ラインナップや注文の仕方などが優れています。
なにより注文の自由度がかなり高いのがいいですね。
利便性で考えるならSBI証券はおすすめですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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